歌ネタ王決定戦
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歌ネタ王決定戦
UTANETA-KING
ジャンル特別バラエティ番組
演出亀山陽平(総合)
出演者#決勝戦出演者#歴代の決勝結果を参照
製作
製作総指揮岡墻正芳(制作)
プロデューサー松本みゆき・中村武史・清水涼平
坂口大輔、鷲見演博、真鍋理恵
長冨剛(CP)
制作毎日放送

放送
放送国・地域 日本
放送期間2013年5月18日 - 2021年9月29日
回数9
番組公式サイト
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歌ネタ王決定戦(うたネタおうけっていせん)は、毎日放送2013年から2021年まで開催していたお笑いのコンテスト[1]。同局では、決勝の生放送番組も制作していた。
概要

披露できるネタを「歌ネタ」に限定したお笑いのコンテスト。主な審査観点は「面白さと音楽性」。「歌ネタ」の範囲・定義に関しては幅広く解釈されている。

このコンテストは、『M-1グランプリ漫才)』『R-1グランプリ(ピン芸)』『キングオブコントコント)』に続くイベントを目指し企画された[2]。一方で、歌ネタ王決定戦事務局の長谷川昌男マネジャーは「先発(前述の先に開催されていたお笑いのコンテスト)には敬意を表したいが、一方で芸人を追い詰めるみたいな大会になっている。歌ネタは気楽に受けられるメリットがある」と、他のお笑いコンテストと異なる点もアピールしている[2]。この意向もあり、エントリーの基準も他の大会に比べて緩やかなもの(詳細は後述)となっている。

大会は準決勝まで全国各地で開催されるが、決勝戦の中継・放送については、原則として関西ローカルに限定。2020年の第8回大会からは、Paravi(MBSが加盟するJNNの基幹局・TBSテレビが運営する動画配信サービス)を通じて決勝戦のライブ配信を実施することによって、関西以外のエリアでも決勝戦を視聴できるようになった。

第1回の決勝戦では、お笑いのプロである「笑いの審査員」5名と、音のプロである「音の審査員」5名で「歌ネタ」を審査していた。第2回以降の決勝戦は審査員をこのように区別していないが、ミュージシャン演奏家が審査に加わる回もある。
変遷

2013年には、1月11日に第1回大会『歌ネタ王決定戦2013 presented by マルハン』の開催を発表する[3][4]とともに、大会へのエントリー受付を開始した。大会の冠スポンサーはマルハンで、優勝者には賞金500万円を贈呈。

2014年には、MBS漫才アワード2003年から前年まで毎年1回開催されていた漫才のコンテスト)を終了させることや、MBSが主催するお笑い関連のコンテストを「歌ネタ王決定戦」に集約させることを同局が発表[5]4月11日には、第2回大会『歌ネタ王決定戦2014』の開催を発表するとともに、大会へのエントリー受付を開始した。マルハンが大会のスポンサーを降板したが、新規の冠スポンサーが付かなかった影響で、大会の規模を前回から縮小。優勝者への賞金も300万円に減額された[6]が、副賞として、エースコックからスーパーカップ10年分が贈られた[7]

2015年には、4月24日に第3回大会『歌ネタ王決定戦2015』の開催を発表するとともに、大会へのエントリー受付を開始[8]。優勝者への賞金は300万円で、エースコックからのスーパーカップ10年分に加えて、マンダムからルシード薬用スカルプデオシャンプー10年分が贈呈された。

2016年には、4月1日に第4回大会『歌ネタ王決定戦2016』の開催を発表するとともに、大会へのエントリー受付を開始[9]。優勝者への賞金と副賞は第2回大会と同じだが、優勝者(かまいたち)の冠番組をMBSテレビで制作する権利が加わったため、大会終了後の12月26日には『かまいたちの世界で100万つかいきれ! MILLION \ TRAVEL』という特別番組が同局の深夜枠で放送された[10]

2017年には、4月14日に第5回大会『歌ネタ王決定戦2017』の開催を発表するとともに、大会へのエントリー受付を開始[11]。優勝者への賞金・副賞は前回大会と同じで、優勝者(藤崎マーケット)の冠番組の制作も予定されていたが、実際には制作が見送られた。なお、MBS動画イズムでは決勝戦と並行して、「?愛と笑いの大応援団 ライブ配信スペシャル?」(すち子&真也とかまいたちがMCとして決勝戦の舞台裏を伝える特別番組)を配信。決勝戦の放送終了後には、当大会にまつわる「らいよんチャン」(MBSテレビの番組宣伝メインキャラクター)のコスプレ画像をLINE上の「おしゃべり らいよんチャン」アカウントから提供した。提供期間は放送終了から30分間で、優勝者の芸名をトーク画面へ正確に入力することを提供の条件に定めていた[12]

2018年には、4月13日に第6回大会『歌ネタ王決定戦2018』の開催を発表するとともに、大会へのエントリー受付を開始[13]。優勝賞金は前回大会と同額(300万円)だったが、エースコックから提供される副賞が、焼きそばモッチッチ10年分に変更された。また、LINE LIVEでは決勝戦と並行して、藤崎マーケットのMCによる「裏側スペシャル」のライブ配信を実施した。

2019年には、4月12日に第7回大会『歌ネタ王決定戦2019』の開催を発表するとともに、大会へのエントリー受付を開始[14]。優勝者には前回大会と同額の賞金が贈呈されたが、この大会では副賞の提供を見合わせている。また、LINE LIVEでは決勝戦と並行して、「歌ネタ王決定戦2019 藤崎マーケットのウララインLIVE」のライブ配信を実施した。

2020年には、年頭から日本国内で新型コロナウイルスへの感染が拡大している状況で、7月3日に第8回大会『歌ネタ王決定戦2020』の開催を発表。同日から、大会へのエントリー受付を開始[15]。優勝賞金は前回と同額で、副賞としてエースコックから「すこやか和膳 もち麦麺」10年分を贈呈。ただし、新型コロナウイルスへの感染拡大防止に配慮することが、投稿動画のネタ収録の条件に追加された。決勝戦については、一般の観客を入れない方式(実際には久間田琳加ゆきりぬ大関れいかなどの「スタジオゲスト」とWeb映像配信システム経由による20名の「リモート観覧客」が参加)で開催。その一方で、Paraviを通じて決勝戦のライブ配信「歌ネタ王決定戦2020 完全ライブ配信?2016王者かまいたちがウラもオモテも全てみせます!?」を初めて実施している。

2021年には、『歌ネタ王決定戦2021 FINAL』の開催を6月12日に発表するとともに、同日から大会へのエントリー受付を開始した[16]。決勝戦では前年に続いて、Paraviでの動画ライブ配信を実施。優勝賞金は300万円で、副賞として大森屋から「バリバリ職人シリーズ」(3種類の味付海苔の詰め合わせ)・竹本油脂から「圧搾純正胡麻油」・エースコックから「ワンタンメン」をそれぞれ1年分贈呈した。
大会終了後の動き

お笑いのコンテストとしての開催を終了することが発表された後に、毎日放送の代表取締役社長へ就任した虫明洋一は、コンテスト以外の方法で「歌ネタ」を披露できる機会の確保を考えていることを就任後初めての社長定例会見(7月30日)で明言[17]。『歌ネタ王決定戦2021 FINAL』決勝戦の4日後(2022年10月3日)には、「(コンテストの要素を排した)新たな歌ネタの祭典」と銘打って、『歌ネタFES』(歴代の大会の優勝者・決勝進出者・審査員が参加する事前収録の特別番組)を関西ローカルで15:30 - 17:00に放送した[18]

2022年には、『紅白歌ネタグランプリ2022』というタイトルの派生番組を、11月23日(水曜日・勤労感謝の日)の20:00 - 21:57に放送。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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