歌スタ!!
ジャンルオーディション・バラエティ番組
演出田中久也
出演者東野幸治
臼田あさ美
チュートリアル
製作
プロデューサー遠藤正累、前田直敬
藤井淳 (CC)
制作日本テレビ
放送
音声形式モノラル放送
放送国・地域 日本
放送期間2005年4月5日 - 2010年3月30日
放送時間毎週火曜0:29 - 0:59(毎週月曜深夜)
放送分30分
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『「歌」&「歌い人」発掘バラエティ 歌スタ!! Find the STAR Singer & the STAR Song!』(うた アンド うたいびと はっくつバラエティ うたスタ!! ファインド ザ スター シンガー アンド ザ スター ソング!)は日本テレビ放送網で2005年4月5日から2010年3月30日まで[1]毎週火曜(毎週月曜深夜)0時29分 - 0時59分[2]に放送されたオーディション番組。通称・『歌スタ!!』(うたスタ!!)。
提供スポンサーは第一興商である[3]。番組ネット局は開始当初は基幹6局だったが、10月より放送局が17局ネット、さらに2006年4月に21局ネットに増大した。また、宮崎地区はNNN系列のテレビ宮崎ではなくJNN系列局の宮崎放送が遅れネットしていた。日本テレビ系列局のない沖縄地区では琉球放送が遅れネットしていた。
本稿では略称である歌スタ!!で記述する。 ハンターがうたい人に別の曲を歌わせて再度判定させたい場合に、「よろしく」と「ゴメンネ」の両方の札を挙げて、追試を実施する方式。ただし、別のハンターが「よろしく」札を挙げていた場合は「よろしく」札を挙げたハンターが優先[6]。複数のハンターから井手方式が出された場合は、追試ではハンターの組数分の曲を歌わなければならない(例:井手方式3組→追試3曲)。最初に「よろしく」と「ゴメンネ」の両札を挙げた井手コウジが考案。なお、井手方式決定のファンファーレは「よろしく」の時と同じだが、放送時の字幕フレームは別の形である。2007年4月に井手方式にかわって「もういっちょ!」札が新設されたものの、不評だったため再び井手方式に戻されている。 1回の収録で、井手方式判定のうたい人が1名のみの場合は、その放送日の後半で追試の模様をダイジェスト版で放送するが、2名以上の場合は次週の放送へ持ち越しにし、「井手方式追試スペシャル」と題して、通常オーディションから井手方式獲得、追試の歌唱[7]を経て、運命のファイナルジャッジまでの一部始終を放送することがある。 一般公募の学生バックバンド。トランペット2名、サックス、トロンボーンの4人編成。うたい人の退場口脇で常時スタンバイし、不合格者(「持ち時間切れ」または全員「ゴメンネ」札の判定)が出た際に退場のBGMを演奏する。その回での登場第1回目のみ、全メンバーが顔が分かるように写され、かつ全員の氏名がテロップ表示される。不合格者が退場し切らないうちに、編集で次の挑戦者に移ることもある。2008年3月までは前後2名ずつの配置だったが、4月からのセット一新により横一列に改められた。 年末はスペシャル企画になり、20数組のハンターたちが集結。一度は1コーラス歌いきったものの、「ゴメンネ」札で敗れ去ったうたい人の中から、評価が高かった十数名に、再度メジャーへのチャンスを与える「敗者復活戦」が開催される。敗者復活戦のため、「運命のファイナルジャッジ」では「井手方式」の救済措置はなく、「よろしく」札か「ゴメンネ」札のみで判定される[10]。 通常のウタイビトハンター以外のアーティストが、放送日限定でハンターになって発掘する企画。ゲスト本人の前で自身の歌唱力をアピールする。そのため、うたい人の募集も通常のオーディションと別内容で行われる。
司会者
東野幸治
臼田あさ美
アンタッチャブル(2005年4月 - 2007年3月)
チュートリアル(2007年4月 - 2010年3月)
ナレーター
デイヴ・フロム
ウタイビトハンター「廻る!運命のうたちだい」における審査員としての出演者。毎週この中から5名(組)がランダムに出演する。(50音順。カッコ内は司会の東野の独断で付けたニックネーム)
浅田祐介(浅ヤン)
家原正樹(マサッキ)
市川淳(淳くん)
市川喜康(市川くん)
井手コウジ
INORAN(ランラン)
今井千尋(ELseさん)
m.c.A.T(組合長)
elsa(jealkb)(elsaさん)
大谷靖夫
岡田実音(プーちゃん)
オマスガ
KAZCO(カズコはん)
鎌田雅人
河口恭吾(アゴひげさん)
葛谷葉子(ヨーコたん)
クボケンジ(クボケン)[4]
小名川高弘
コモリタミノル
斉藤英夫(斎藤先生)
酒井ミキオ(ミッキー)
崎谷健次郎(仙人さん)
sunbrain
清水信之(清水のおっちゃん)
鈴木秋則(秋則くん)
鈴木大輔
three tight b
妹尾武
ダイアモンド☆ユカイ(ダイアさん)
たいせー&まこと[5]
平義隆(平家さん)
高浪敬太郎(ヒゲさん)
TAKUYA
多胡邦夫(多胡ちゃん)
千聖(ちーちゃん)
つんく
DJ UTO(UTOくん)
堂島孝平
nao(シロちゃん)
西寺郷太(郷太くん)
西脇辰弥(西脇のオッサン)
BOUNCEBACK
パッパラー河合
はなわ
林田健司(監督)
林哲司(大先生)
HΛL
平川達也
Face 2 fAKE(Face師匠)
深沼元昭
Bro.KONE
ホフディラン
ワタナベイビー(ベイビー)
マシコタツロウ
マーティ・フリードマン
松浦晃久(マッツン)
山沢大洋(おじさん)
米倉利紀
razz.
LADY BiRD
ROCKETMAN
なお、ウタイビトハンターのニックネーム命名の理由として、司会の東野曰く「(2008年6月9日現在で)40組以上のハンターがいるため、苗字だけでは覚えきれないので」とコメントし、ハンター本人の了解を得て名付けている。最近では新たに加わったハンターに東野から予想外のニックネームを付けられ、ハンターたちを困惑させてしまうこともある。
廻る!運命のうたちだいのルール
「club DAM オーディション」に合格した「うたい人(出場者)」が、自身の歌唱力を「ウタイビトハンター(審査員・以下ハンター)」に審査してもらう。課題曲は自由である。
出場するには、通信カラオケのDAMステーション設置店でエントリーして「歌スタ」のオーディション一次審査(歌唱審査)、二次審査(歌唱審査・面接)に合格しなければならない。二次審査に合格すると、麹町のNTVスタジオで第三審査を受ける。
うたい人は、スタジオのセット中央にあるターンテーブルに立ち、舞台裏から「回り舞台」の形式で登場する。最初の持ち時間は30秒で、ハンターがもっと聴きたいと思った場合は延長ボタン(何度押しても可)を押せば15秒延長される。持ち時間は最大99秒までたまる。ただし、カウントダウンされるタイマーはうたい人の側からは見えない。
持ち時間が0になると、伴奏は自動的にフェードアウトされ、その時点で不合格となる。うたい人が立つターンテーブルが再び動き、舞台裏へ強制送還される。
見事1コーラス歌いきれば合格となり、合図の鐘をイメージする効果音が流れる。
運命のファイナルジャッジ
合格したうたい人には、簡単な質問のあと、曲を書くか書かないかを5人のハンターが、「よろしく」か「ゴメンネ」の札を挙げて判定する。
ハンター全員が「ゴメンネ」札を挙げると、その時点で不合格となり、直ちに舞台裏へ強制送還される。
「よろしく」が挙がると最終審査に進む権利が与えられる。「よろしく」札が複数上がった場合、うたい人が「よろしく」札を上げたハンターの中から選択し、楽曲提供者を決定する。
「よろしく」札を獲得したうたい人は番組収録後、ハンター指導の下、様々な歌唱トレーニングを受ける。
番組放送時には、質問後直ちに判定のシーンに移るが、実際の収録時はハンターが悩んでしまい、判定を出すまで数分かかることもある。
井手方式
運命の最終プレゼン
うたい人がオーディション合格後、ハンターが作ったオリジナル曲をハンター'Sボス(レコード会社の重役、または専属ディレクター)の前で歌う最終審査。
ハンター'Sボスから「よろしく」札が挙がれば、晴れてメジャーデビューが出来る。
「ゴメンネ」札が挙がると、即刻ハンターと共に舞台裏へ強制送還され、メジャーへの道は白紙となる。
ハンターによっては「ゴメンネ」の判定に納得せず、再度自身のハンター'Sボスだけでなく、他社のハンター'Sボスにも頼み込んでリベンジプレゼンを行い、悲願の合格を手にするケースもごく稀にある[8][9]。
番組放送時にはハンター'Sボスの感想の後、直ちに判定のシーンに移るが、実際の収録時は即決が出来ない場合「審議タイム」を設け、観客席脇でレコード会社のスタッフと話し合ってから、判定を出すこともある。
5MENね楽団
りべんじオーディション
スペシャル企画オーディション
スペシャル限定のウタイビトハンター
和田アキ子(アッコさん)新たなデュエット曲のパートナーを発掘するため開催された。2008年8月11日と8月18日の2週に分けて放送。[11]
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JAYWALK
山根康広R-35コラボ企画 。上記3組のアーティストが集まり、各々5組ずつうたい人の歌唱力をジャッジした。2008年12月1日と12月8日の2週に分けて放送。
T-SQUARET-SQUAREの楽曲に相応しいボーカリストを発掘する企画 。合格者が出れば、T-SQUAREがプロデュースした楽曲で最終プレゼンに挑む。2009年1月12日放送。
茉奈 佳奈キャンディーズの楽曲「ハートのエースが出てこない」を、茉奈 佳奈と一緒に唄うことができるうたい人を発掘する企画。2009年7月6日放送。[12]
岡本真夜合格者が出れば最終プレゼン無しで、岡本がプロデュースした楽曲にて即メジャーデビューが出来る企画。2010年3月22日放送。
特別ルール
うたい人が1コーラス歌いきれば合格、持ち時間が0になると不合格になる基本ルールは、通常のオーディションと同じである。
合格したうたい人には、簡単な質問のあと一旦舞台裏で待機し、全ての合格者が出揃った時点で「運命のファイナルジャッジ」を実施。最も相応しいうたい人1名にゲスト自身から「よろしく」札を出し、最終プレゼン進出者を決定する。
井手方式による追試を行い、改めて判定することもできる。
デビュー決定した歌手
岡本茂樹バンドグループ「bangking」のボーカル担当。和田アキ子が合格者5名の中から、井出方式を経てハントした。デュエットパートナー発掘オーディションのため、そのままメジャーデビュー決定となった。
藤岡友香T-SQUAREが合格者3名の中から、井出方式を経てハントした。ソウル系のバラードを得意としている。最終プレゼンでは、ハンター'Sボスが彼女の声を高く評価し、CDデビューが決定した。
大野智美
最終回
通常のオーディションは2010年2月22日放送分を以って終了し、3月中は「最終プレゼン祭り」と題して、昨年末の「りべんじオーディション」でハントされたうたい人を中心[13]に、最終プレゼンを最終回まで毎回放送した。しかし、この期間に挑んだ全てのうたい人たちは、あと一歩力が及ばず、メジャーデビューの夢は叶わなかった。
「最終プレゼン祭り」期間中は観客無しで収録された。
最終回放送時には、最後のプレゼン終了後、木山裕策の合格シーンなど様々なエピソードをまとめた映像のみで、司会の東野をはじめ出演者の挨拶は一切無く、5年間の放送に幕を下ろした。
多胡邦夫と岡田実音がハントした、いずれも女性演歌歌手志望のうたい人2名は、放送期間終了までに最終プレゼンを行うことが出来なかった。
過去に行われていたコーナー
発掘!J-BALLADの秘宝
隠れた名曲を紹介し、その名曲を番組と契約しているうたい人がスタジオで歌った。また名曲の発売年の補足情報も行っていた。
鼻歌メロ当てクイズ
提供ベース、CMを挟んだ後のエンディングで3人の誰か(歌う人は持ち回り)が何の曲を歌っているかを当てるミニクイズ。後に臼田による「ニャ」音だけで歌うニャニャ歌クイズに変わった。答えが分かった場合は番組の携帯サイトに応募し、正解者の中から抽選でカラオケ3ヶ月無料パスポートが当たる企画だった。
オーディション出演者
デビューした歌手・グループ
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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