欲望_(ボブ・ディランのアルバム)
[Wikipedia|▼Menu]

『欲望』
ボブ・ディランスタジオ・アルバム
リリース 1976年1月5日[1]
録音1975年7月-10月
ジャンルロックフォーク・ロック
時間56分13秒
レーベルコロムビア
プロデュースドン・デビート
ボブ・ディラン
専門評論家によるレビュー


Allmusic link

Robert Christgau (B-) ⇒link

Rolling Stonelink

チャート最高順位

1位(ビルボード200

3位(全英アルバム・チャート

1位(ケント・ミュージック・レポート

ゴールドディスク

2xプラチナ(RIAA

プラチナ(CRIA)

ゴールド(BPI)

ボブ・ディラン アルバム 年表

地下室(ザ・ベースメント・テープス)
(1975年)欲望
(1976年)激しい雨
(1976年)


『欲望』収録のシングル

「ハリケーン」
リリース: 1975年11月

「モザンビーク」
リリース: 1976年

「コーヒーもう一杯(日本のみ)」
リリース: 1976年

テンプレートを表示

『欲望』(よくぼう、Desire)は、1976年にリリースされたボブ・ディラン17作目のスタジオ・アルバムビルボード200チャートで5週連続1位[2]全英アルバム・チャートで最高3位を記録した。RIAAよりダブル・プラチナ・ディスクに認定されており[3]、ディランのスタジオ・アルバムの中でもベスト・セラーとなったアルバムである。

ローリング・ストーン』誌が選んだ「オールタイム・グレイテスト・アルバム500」(2012年版)において174位にランクインした[4]
解説
ハリケーン

ミュージカル『オー!カルカッタ!』のディレクターとして知られるジャック・レヴィを曲作りのパートナーに迎え、多くの楽曲を共作。「ハリケーン」は殺人の冤罪で投獄されたボクサー、ルービン・ハリケーン・カーターの無実を訴えたプロテストソングであり、「ジョーイー」は1972年にニューヨークで殺されたマフィアのジョーイ・ギャロの追悼歌であるがギャロ本人とディランには面識はなかった[5]

「ハリケーン」は1975年7月には一度完成するが、弁護士から事実誤認を指摘されたため、10月24日に歌詞を直して再レコーディングし、11月には早くも先行シングルとして発表[5]。なお、カーターは一旦釈放されたものの再び投獄。1988年に釈放され、カーターの半生を元にした映画『ザ・ハリケーン』(1999年公開)では、本作収録の「ハリケーン」がサウンドトラックで使用された[6]
レコーディング

このアルバムの制作開始にあたって、ディランはその当時、有名無名を問わずニューヨークにいたミュージシャンに片っ端から声をかけスタジオにつれていった。エリック・クラプトンの証言によると、スタジオは人であふれかえり混乱を極め、参加を見合わせざるをえなかった、とのことであった。レコーディングのやり方に対しては、エミルー・ハリスらがこう証言している。「ディランのレコーディングには楽譜もリードシートもない。キーはおろか、曲名さえ知らされない。それで私達はディランがおもむろにギターを弾き歌い始めると、彼の手元と唇の動きに最大限の注意を払い、合わせていかなければならない。なぜならそれが後にも先にも一回きりのレコーディングになるかもしれないからだ。」

結局、エリック・クラプトン、ココモロジャー・マッギンといった有名どころは参加を見合わせ、残ったメンバーは、デビュー間もないエミルー・ハリス以外はすべて無名ミュージシャンばかりになった。しかし、残ったメンバーのロブ・ストーナー、スティーヴン・ソールズ、スカーレット・リヴェラらが醸し出す、ラグタイムとラテンミュージックを掛け合わせたような一種独特のサウンドは受け入れられ、アルバムはディラン最大のヒットを記録。


次ページ
記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:41 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef