この項目では、欧州議会の政治会派について説明しています。欧州規模の政党については「欧州人民党」をご覧ください。
欧州人民党グループ
欧州議会会派
名称欧州人民党グループ
英語略称EPP(2009年6月22日 - )
EPP-ED[1](1999年7月20日[2] - 2009年6月22日)
EPP[1](1979年7月11日[3] - 1999年7月20日[2])
CD[2](1953年6月23日[3] - 1979年7月17日[3])
仏語略称PPE(2009年6月22日 - )
PPE-DE[4](1999年7月20日[2] - 2009年6月22日)
PPE[3](1979年7月17日[3] - [2])
DC[3](1953年6月23日[3] - 1979年7月17日[3])
旧称欧州人民党(キリスト教民主主義)グループ(2009年6月22日 - )
欧州人民党(キリスト教民主主義)・欧州民主主義グループ[4][5][6](1999年7月20日[2] - 2009年6月22日)
欧州人民党(キリスト教民主主義)グループ[3][7](1979年7月17日[3] - 1999年7月20日[2])
キリスト教民主主義グループ(欧州人民党グループ)[3][7](1978年3月14日[3] - 1979年7月17日[3])
キリスト教民主主義グループ[2][7]
(1953年6月23日[3] - 1978年3月14日[3])
イデオロギー中道右派[8][9]
キリスト教民主主義[10][11]
自由保守主義[10]
保守主義[11]
親欧州主義
欧州政党欧州人民党
結成1952年9月11日(非公式)[12]
1953年6月23日(公式)[12]
代表者マンフレート・ヴェーバー(2014年6月4日[13] - )
所属議員数187人
ウェブサイト ⇒http://www.eppgroup.eu/
欧州人民党グループ(おうしゅうじんみんとうグループ)は、中道右派の欧州議会の政治会派。欧州規模の政党である欧州人民党に参加する各国の政党に所属する欧州議会議員と少数の無所属議員で形成されている。
1999年から2009年まではイギリスの保守党やチェコの市民民主党などの欧州懐疑派の政党で作られていた緩やかな政党連合「欧州民主主義グループ
」とともに「欧州人民党・欧州民主主義グループ」の名称で会派を形成していた。ところが2009年に欧州民主主義グループが離脱して新会派「欧州保守改革グループ」を結成し、欧州人民党・欧州民主主義グループの名称が改められることとなった。欧州人民党グループは、その起源を欧州議会の前身である欧州石炭鉄鋼共同体の共同総会が招集された1952年9月まで遡ることができ、現存する会派としては最も古い3会派のひとつである。「キリスト教民主主義グループ」として結成され、当初は会派の勢力が下がり気味だったものの、1980年代から1990年代に、欧州人民党がしだいに拡大していき、中道右派ではあるがキリスト教民主主義系ではない政党に所属する議員が合流するようになって勢いを取り戻した。
その結果、欧州人民党グループは過半数は得ていないものの、欧州議会内の最大会派となっている。協力手続で必要な過半数を確保するために、欧州人民党グループは社会主義グループとの「大連立」(1999年から2004年のあいだは欧州自由民主改革党グループと連携)を形成し、大連立を形成することで議会内において議席の過半数と権限を保持してきた。この大連立は形成され続けているが、サンテール委員会が提出した予算案に対して欧州人民党グループが反対して社会主義グループと対立し、連立の関係が割れるといったこともあった。 1952年9月10日、現在の欧州議会の前身である欧州石炭鉄鋼共同体の共同総会が開かれ、その翌日、マーン・サッセン
沿革