櫻井敦司
[Wikipedia|▼Menu]

.mw-parser-output ruby.large{font-size:250%}.mw-parser-output ruby.large>rt,.mw-parser-output ruby.large>rtc{font-size:.3em}.mw-parser-output ruby>rt,.mw-parser-output ruby>rtc{font-feature-settings:"ruby"1}.mw-parser-output ruby.yomigana>rt{font-feature-settings:"ruby"0}櫻井(さくらい) 敦司(あつし)
出生名同じ
別名桜井 敦司(読み同じ)
ATSUSHI
生誕 (1966-03-07)
1966年3月7日
出身地 日本群馬県藤岡市
死没 (2023-10-19) 2023年10月19日(57歳没)
学歴群馬県立藤岡高等学校卒業
ジャンルロック
職業ボーカリスト作詞家
担当楽器ボーカル
活動期間1984年 - 2023年
1987年 - 2023年(BUCK-TICK
2001年(SCHWEIN
2004年(ソロ)
2015年(THE MORTAL)
レーベルHAPPY HOUSE
事務所BANKER
共同作業者BUCK-TICK
SCHWEIN
THE MORTAL
公式サイト櫻井 敦司|@Victor Entertainment
THE MORTAL official website
バウハウス
デヴィッド・ボウイ
MORRIE

櫻井 敦司(さくらい あつし、1966年3月7日 - 2023年10月19日[1][2])は、日本ミュージシャンで、ロックバンドBUCK-TICKボーカリスト群馬県藤岡市出身。血液型はO型。身長177cm

1993年ごろまでは新字体で「桜井敦司」、または「ATSUSHI」と表記されていた。但し旧字体の使用に制限がある一部メディアでは、引き続き新字体に修正して表記される。
愛称は「あっちゃん」や「魔王」。

BUCK-TICKの所属事務所である有限会社バンカーの代表取締役(2代目)を務めた(初代社長はドラムスのヤガミトール)。既婚。芥川賞作家遠野遥は長男[3]
生涯

1984年、BUCK-TICKの前身バンドである「非難GO-GO」を結成。その後、バンド名を「BUCK-TICK」に改名。

1987年9月21日、
InvitationよりBUCK-TICKのボーカリストとしてメジャーデビュー。

1989年4月21日、バンドメンバーの今井寿LSD使用による麻薬取締法(現「麻薬及び向精神薬取締法」)違反で逮捕されたことにより、バンドメンバー全員が半年間の謹慎処分を受ける。同年12月29日、東京ドームにて行われたライブ『バクチク現象』で復帰。

1991年、スタイリストの一般女性と結婚を発表。長男(のちの遠野遥)が生まれるが、1年後の1992年に離婚した。親権は妻が取る。

1996年、撮影のため訪れていたネパールにて急性腹膜炎を発症。即帰国、及び即入院を与儀なくされ、予定していたツアー『CHAOS After dark』を延期する。復帰後のライブでは「改造されて帰ってきました」というMCも飛び出している。

2001年、今井寿、PIGのレイモンド・ワッツ、KMFDMのサシャ・コニエツコと共にインダストリアルバンド「SCHWEIN」を結成。

2004年、デビュー17年目にして初となる本格的なソロ活動を行い、シングル3枚、アルバム1枚をリリース。21日にNHKホールで初のソロライブを開催。また、一般女性と再婚したことを発表した。この時櫻井はファンに向けて、「櫻井敦司は結婚しました」と切り出して報告。相手については一切触れておらず、「二人を取り巻くすべてのものに感謝と愛をこめて…これからも宜しくお願いします」というメッセージで締めくくっている。

2015年、10年ぶりのソロ活動としてソロプロジェクト「THE MORTAL」を始動。映画『ウーマン・イン・ブラック2 死の天使』へ楽曲「MORTAL」を提供[4]

2018年、愛知県名古屋市にゆかりのある著名人が多数出演する映画『猫企画』に声優として特別出演。

同年12月9日、消化管出血を発症[5]。全国ツアー『TOUR No.0 - Guernican Moon -』のうち4公演が翌2019年3月?5月に延期された。

2019年5月31日、ミュージックステーション椎名林檎と共に出演、「駆け落ち者」を披露した。BUCK-TICKも含めると同番組には1995年4月7日以来、24年ぶりの出演であり、ソロとしては初。

2021年4月23日、EテレSWITCHインタビュー 達人達』に出演。櫻井を"神様"と称しファンであることを公言しているヒロシとの対談に応じた[6]

2022年8月4日、新型コロナウィルスに感染し、ファンクラブ限定ツアー『FISH TANK × LOVE & MEDIA PORTABLE ONLY LIVE』のうち3公演を2023年1月に延期[7]

2022年10月7日、初のラジオレギュラー番組『THE MUSIC OF NOTE「BUCK-TICK 櫻井敦司とくるみちゃんの部屋』(12月30日までの3カ月限定〈毎週金曜日21:00 - 22:00、全13回予定〉、FM COCOLO)放送開始。共演はちわきまゆみ[8][9]

2023年10月19日23時9分、脳幹出血のため病院で死去した[2][1]。57歳没。同日、KT Zepp Yokohamaで行われていた公演で1曲目を歌い終えたところでふらつき、3曲目「絶界」を歌い終えたところでスタッフの助けを借りて退場し中断、櫻井は病院に搬送され、同日と翌20日の公演の開催見送りが発表されていた[10][11][12]

2023年、第65回日本レコード大賞特別功労賞を受賞した[13]

2023年12月11日、アルバム『愛の惑星』とこれまで未配信だったシングル3作「SACRIFICE」「胎児/SMELL」「惑星 Rebirth」の、配信及びサブスクリプションサービスを解禁[14][15]

2023年12月29日、2004年6月にリリースされた唯一のソロアルバム『愛の惑星』が、2023年最新リマスター盤SHM-CD仕様として2024年3月7日に発売予定であることが発表された[16][17]

人物
バンド内において

バンド内では主に作詞を担当し、幅広い音楽性の内包された楽曲を独特の簡潔な抽象性でまとめる役割を担っている。

作曲に携わった例はほとんどなく「
今井ヒデが曲を持ってこないと詞は書けない。自分はあくまで待つ側の立場。今井とヒデはミュージシャン。俺はバンドマン」と語っている。

過去に櫻井自身が作曲したものは、インディーズ時代のBUCK-TICKのアルバム『HURRY UP MODE』収録の「PROLOGUE」(インストゥルメンタル)と「PLASTIC SYNDROME TYPE II」(作詞は今井)の2曲のみである。また今井と共同作曲したもので『Six/Nine』の「デタラメ野郎」がある[注 1]


生い立ち

2人兄弟の次男。

自身のルーツであると語る父親とは、顔立ちが似ており誕生日も血液型も同じ。父親は「不器用で愛情表現が苦手だった」人物であり、自身や母親に
家庭内暴力を振るうことも度々あった[19]。高校時代には体も大きくなったことで父親を殴ってやろうと考えたこともあったが、「殴ったら全てが壊れてしまうんじゃないか」と思い、実行できなかったという。

父は櫻井が18歳の時に、母はBUCK-TICKがブレイクし多忙を極めていた1990年に亡くなっている[20]


次ページ
記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:52 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef