機甲戦記ドラグナー
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「ドラグナー」はこの項目へ転送されています。作品の主役ロボットであるドラグナーシリーズについては「メタルアーマー」をご覧ください。
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機甲戦記ドラグナー
ジャンルロボットアニメ
アニメ
原案矢立肇
監督神田武幸
キャラクターデザイン大貫健一
芦田豊雄&まんどりるくらぶ(ゲスト、第27話 -)
メカニックデザイン大河原邦男
音楽渡辺俊幸
羽田健太郎(第25話 -)
製作名古屋テレビ→Nagoya TV
創通エージェンシー
日本サンライズ→サンライズ
放送局名古屋テレビ→Nagoya TV
放送期間1987年2月7日 - 1988年1月30日
話数全48話
テンプレート - ノート
プロジェクトアニメ
ポータルアニメ

『機甲戦記ドラグナー』(きこうせんきドラグナー)は、1987年2月7日から1988年1月30日まで、名古屋テレビを制作局としてテレビ朝日系で毎週土曜17:30 - 18:00(JST)に全48話が放送された、サンライズ(日本サンライズ)[1]制作のロボットアニメ
概要
企画と仮題

前番組『機動戦士ガンダムΖΖ』までの5作品の総監督を務めた富野由悠季に代わり、本作品では『銀河漂流バイファム』などを手がけた神田武幸が同役職を務めた。

サンライズの井上幸一はインタビューに際し、『ΖΖ』以降ブームが一段落したガンダムをリニューアルするコンセプトで企画が起こり、ここに神田発案の「バイファムの主要キャラ少年少女13人より、ちょっと上の年齢の新兵の話をやりたい」という要素が追加され、本作品の方向性が決まった。『ΖΖ』に引き続き、企画・スポンサー・商品化はバンダイが担当しており、本作品では技術革新による多色同時射出成形とポリキャップを盛り込んだプラモデルの販売を企図し、登場ロボットもその意向を盛り込んだデザインになっている[2]

作品タイトル(=主役メカ名称)が決定する以前、速報的に毎号情報を掲載していたバンダイの『模型情報』では当初『キャバリアー戦記グランダスト』の仮題で発表されたが、翌月には『亜空戦記グランダルス』と紹介され、その翌月にはまた別の仮題を掲載という状態が続き、他誌でも『亜空戦記スティルバー』と紹介されるなどしていた。これはタイトル決定が二転三転していたわけではなく、意図的に情報を撹乱する手法が採られていたことによるものである。
前期

『ガンダムΖΖ』を踏襲してレギュラー登場人物たちのセリフの掛け合いや作劇をコメディ調で描写し、意外なキャラクター同士を恋愛関係にしたりといった、パターン破りの作劇を試みている。

また前期オープニングに登場するドラグナー1型は、原画を担当した大張正己により大幅にアレンジがされていたが、第14話からは数カットが元デザインに近いものへ差し替えられている。[1]このアレンジ版ドラグナー1型は当時のマニアから「バリグナー」という通称が付けられ、定番の呼び名となっただけでなく、後にこのアレンジ版への換装キットがB-CLUBからガレージキットとして発売され、さらには「魂SPEC」などからオープニングバージョンと銘打ったバリグナーデザインの完成品が発売されるなどしている。
後期

版権商品の売れ行き不調もあり、中盤からの路線変更に伴い「生身での修行の結果、銃弾をかわせるようになる」といった漫画的描写も取り入れられた。またこの時期にはサブキャラクターデザイナーとして、前出の『バイファム』にてキャラクターデザインを担当した芦田豊雄が、音楽担当に『超時空要塞マクロス』などを手がけた羽田健太郎が途中参加している。

後期オープニングは、主題歌の歌唱を1987年当時アイドル歌手であった山瀬まみが、作画を大森英敏が担当している。
放映終了後

無敵超人ザンボット3』に端を発した、名古屋テレビ発の土曜夕方のテレビアニメは、路線の違いこそあれど10年余りにわたってサンライズ制作・創通エージェンシープロデュースによるロボット作品の連作が続いていたが、本作品の終了と共にこの流れにも一区切りが付けられ、後番組にはジャンル・制作会社なども含めそれまでとは趣を異とする『宇宙伝説ユリシーズ31』(1981年制作)が配された。また同番組終了後の『鎧伝サムライトルーパー』(1988年)からは再び本時間帯におけるアニメ制作をサンライズが手掛けるものの、メインスポンサーや広告代理店がそれまでのバンダイ・創通エージェンシーから、タカラ東急エージェンシーへと変更されるなど制作体制にも変化が生じた他、『勇者エクスカイザー』(1990年)が放送されるまでの間はロボットアニメ以外の路線が志向された。

番組終了後もビデオテープによる全話映像ソフト化はされず、1999年から2000年にかけてLDで発売されているが、DVDの爆発的普及期と発売が重なったため販売は奮わず、ほどなくして廃盤となっている。一方で1998年に発売されたリアルロボット系アクションゲーム『リアルロボッツファイナルアタック』、2001年に発売されたシミュレーションRPGスーパーロボット大戦A』に登場したことをきっかけに、以降の『スーパーロボット大戦シリーズ』や、『A.C.E.』にも登場。これらゲーム作品への登場によって人気が再燃し、2005年冬にはDVD-BOXが発売されるに至った。2022年には、放送35周年としてブルーレイボックスが発売されている。
ストーリー

舞台は西暦2087年。月に誕生した軍事政権による統一国家「ギガノス帝国」が地球の統一連合「地球連合」に対して一方的に独立を宣言し、宣戦を布告。戦火はスペースコロニーと地球本土に拡大し、月面のマスドライバーメタルアーマー (MA) などの兵器によって、地上の7割[3]はギガノスに占拠されていた。

そんな中、スペースコロニー「アルカード」の住人である主人公・ケーン・ワカバ、タップ・オセアノ、ライト・ニューマンの3人は、コロニー内で敵・ギガノス帝国軍に追尾される最中のなりゆきで新開発メタルアーマー「D兵器」(ドラグナー)に乗り込んでしまい、正規パイロットとして制御コンピュータに生体認証され、そのまま操縦して敵追撃部隊を撃破する。これにより連合軍のパイロット候補者が台無しになり交代も不可能となったことで、彼らは連合軍に徴用され、ギガノス帝国軍と戦いながら地球上の連合軍本部を目指すことになる。

宇宙や地上の戦いでライバルであるプラクティーズやマイヨ・プラートと激戦を繰り広げ、戦士としての頭角を現していくケーンたち。この一方で、度重なる作戦の失敗からマイヨは激戦区へと送られる。また、中国の重慶でドラグナーの量産型であるドラグーンが配備されたことにより、戦局は地球軍優勢へと傾いていく。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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