機械工学(きかいこうがく、英語: mechanical engineering)とは、機械あるいは機械要素の設計、製作などから、機械の使用方法、運用などまでの全ての事項を対象とする工学の一分野である[1][2][3][4][5]。
具体的には、熱力学、機械力学、流体力学、材料力学の四力学を基礎とした機械の設計[6]や製作のための技術を学ぶほか、より広義には、機構学、制御工学、経営工学、材料工学(金属工学)、そして近年のコンピュータ化に対応したハードウェア及びソフトウェア技術全般を研究対象としている[7]。
研究対象と分野
航空機--航空工学
自動車--自動車工学
船舶--船舶工学
メカトロニクス--ロボット--ロボット工学
ロケット、人工衛星--宇宙工学
鉄道
医療機器
製造業における機械工学分野のリスト
機構学
機械要素
機械材料
金属・合金:鉄合金や非鉄金属も含む
合成樹脂
その他の機械材料
材料力学
塑性力学[8][9][10][11]
弾性力学[10][11][12][13]
金属加工・機械加工
機械工作法
塑性加工
切削加工
加工に伴う処理(熱処理・表面処理・塗装)
工作機械:CAMやNCプログラミングも扱う
設計工学[14][15][16][17]
機械設計法
機械設計製図[18][19]
機械系CAD
熱力学