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機動警察パトレイバー
ジャンル近未来SF、少年漫画、ロボットアニメ
OVA:(初期)
監督押井守(1?6)、吉永尚之(7)
キャラクターデザインゆうきまさみ(原案)、高田明美
メカニックデザイン出渕裕
アニメーション制作スタジオディーン
発表期間1988年4月25日 - 1989年6月25日
話数7巻・7話
漫画
作者ゆうきまさみ
出版社小学館
掲載誌週刊少年サンデー
レーベル少年サンデーコミックス
発表号1988年17号 - 1994年23号
巻数全22巻
全11巻(ワイド版・文庫版)
話数20話(プロローグ・
インターミッション含まず)
映画:機動警察パトレイバー the Movie
監督押井守
制作スタジオディーン
封切日1989年7月15日
上映時間98分
アニメ:(ON TELEVISION)
原作ヘッドギア
監督吉永尚之
シリーズ構成伊藤和典
脚本押井守、横手美智子、伊藤和典他
キャラクターデザイン高田明美
メカニックデザイン出渕裕、佐山善則
アニメーション制作サンライズ(制作協力)
製作バンダイ、東北新社
放送局日本テレビ他
放送期間1989年10月11日 - 1990年9月26日
話数全47話
小説
著者伊藤和典(1)、横手美智子(2?5)
イラスト高田明美、佐山善則
出版社富士見書房
(現・KADOKAWA)
レーベル富士見ファンタジア文庫
刊行期間1990年10月 - 1993年10月
巻数全5巻
OVA:(新)
監督吉永尚之
シリーズ構成伊藤和典
キャラクターデザイン高田明美
メカニックデザイン出渕裕、佐山善則
アニメーション制作サンライズ(制作協力)
製作バンダイ、東北新社
発表期間1990年11月22日 - 1992年4月23日
話数16巻・16話
映画:機動警察パトレイバー 2 the Movie
監督押井守
制作I.Gタツノコ
封切日1993年8月7日
上映時間113分
小説:TOKYO WAR
著者押井守
イラスト末弥純
出版社富士見書房
レーベル富士見ファンタジア文庫
刊行期間1994年4月 - 1994年5月
巻数2冊
映画:WXIII 機動警察パトレイバー
監督高山文彦(総監督)、遠藤卓司(監督)
制作トライアングルスタッフ→マッドハウス
封切日2002年3月30日
上映時間100分
映画:ミニパト
監督神山健治
制作Production I.G
封切日2002年3月30日
上映時間14分・12分・12分
ゲーム
※下記参照
テンプレート - ノート
プロジェクトアニメ、ライトノベル
ポータルアニメ、文学
『機動警察パトレイバー』(きどうけいさつパトレイバー、Mobile Police PATLABOR)は、ヘッドギア原作のメディアミックス作品である。
以下の記述は2014年より2015年にかけて公開された連続実写映画作品『THE NEXT GENERATION -パトレイバー-』シリーズを除いて総覧している。
本シリーズのアニメ全作品をビデオソフト化・リリースしているバンダイビジュアルは2018年4月1日より社名をバンダイナムコアーツに変更しているが、現時点ではリリース当時の社名で以下に記載している。 ロボット技術を応用した歩行式の作業機械「レイバー」が活躍する近未来の東京を舞台に、新設された警視庁のレイバー部隊「特車二課」の活躍を描く。OVAを皮切りに、漫画連載や小説、映画・ゲーム作品などを並行展開するという当時としては珍しいメディアミックスを展開した先駆的作品であり[1]、現在もなお関連作品・グッズが数多くリリースされ続けている。 作品は発表された1988年当時は近未来だった1998年の東京を舞台としており、時間軸は媒体ごとに若干異なるが、概ね21世紀初頭(2002年ごろ)までが描かれている。 この節には独自研究が含まれているおそれがあります。問題箇所を検証し出典を追加して、記事の改善にご協力ください。議論はノートを参照してください。(2012年12月) 作品内では、地球温暖化による海面上昇で東京都が水没する危険に備える目的で、東京湾に横断道路を兼ねた巨大堤防を建設、さらに湾内の大部分を干拓し使用可能な用地に変えるという、国家的な巨大土木事業「バビロンプロジェクト」が進められている。また、開発によって造成した土地を分譲し、首都圏の土地不足を解消するといった題目も語られており、1980年代末からの土地バブルが作品背景に影響している。作中では、1995年に都心部で直下型大地震が発生しており、干拓事業はこの際に発生した大量のガレキの処理を兼ねている。また、バブル期の延長上の世界であるために非常に好況感がある。 都心部では、地震災害からの復興工事や、バビロンプロジェクトに関係する開発事業が多数行われており、レイバーが急速に普及・発展する一因となった。東京湾の埋め立てという大事業は、当然環境に与える負荷が大変に大きく、環境保護団体や漁業関係者を中心に強い反対運動をひき起こし、さらにはエスカレートした環境テロとよばれる破壊活動までもが発生している。 1980年代に設定された世界であるために、現実との差異として1998年でありながらも冷戦状態であり、西ドイツやソ連が存在し、それらに関連した設定やレイバーが存在する。本作品のストーリーは2000年代前半まで展開するが、この間実施された省庁再編に関する描写も登場せず、旧省庁名での記述が見られる。 細かい部分では、プルタブ式の缶飲料が登場する点[注 1]やTシャツをズボンの中に入れるファッション、晴海展示場が1996年以降も存続、マニアックな部分では米軍の正式採用ヘリがAH-64 アパッチではなくAH-56 シャイアンになっていたり、日本メーカーの自動車ではユーノスブランド[注 2]が存続、欧米で比較的見られるクリスマス休暇を実施する企業が登場するなど、現実の90年代との差異が見られる。
概要
作品背景