機動戦士ガンダム_ガンダムVS.ガンダムNEXT
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機動戦士ガンダム ガンダムVS.ガンダムNEXTジャンルチームバトルアクション
開発元カプコン
発売元バンダイナムコゲームス(バンプレストレーベル、発売のみ。販売はカプコン[1]
人数1 - 2人(協力)、2 - 4人(対戦)
メディアHDD
稼働時期本発売:2009年3月18日[1]
再発売:2009年7月
システム基板SYSTEM256
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『機動戦士ガンダム ガンダムVS.ガンダムNEXT』(きどうせんしガンダム ガンダムバーサスガンダムネクスト)は、バンダイナムコゲームスが発売した対戦アクションゲーム機動戦士ガンダム vs.シリーズ』のアーケード版第8作。本作がバンダイナムコゲームスで発売される初のアーケード版ガンダム vs.シリーズであり、この作品をもってアーケード作品におけるバンプレストレーベルでの製作を終了。次作『機動戦士ガンダム エクストリームバーサス』以降、バンダイナムコゲームスレーベルとして製作が行われることとなり、またバンプレストレーベルも2014年4月よりバンダイナムコゲームスレーベルに一本化されるため、事実上最初で最後のバンプレストレーベルのアーケードゲームとなった。

本項では、移植作品であるPlayStation Portable(以下、PSP)用ソフト『機動戦士ガンダム ガンダムvs.ガンダムNEXT PLUS』についても記述する。
概要

前作と同じく、「ガンダムシリーズ」の17作品(『新機動戦記ガンダムW Endless Waltz』『機動戦士ガンダムSEED C.E.73 STARGAZER』『機動戦士ガンダム MS IGLOO』シリーズの3作品、および「SDガンダムシリーズ」以外、ただし『新機動戦記ガンダムW Endless Waltz』は後述のPSP版で登場している)から主要なモビルスーツを集め、シリーズによって異なる世界観を超越・集結したクロスオーバー的作品。

またノリス・パッカード役の市川治2009年1月に死去したため、市川にとっては事実上の遺作となる。

キャッチコピーは「リミット解除! NEXTに限界はない!」。導入告知ポスターのイラストは今作も大河原邦男が担当。
開発年表

開発年表主な事象
2008.8「
キャラホビ2008 C3×HOBBY」会場での前作の全国大会予選後にプロデューサー・馬場龍一郎により発表。
AMショー」でプレイアブル出展されると発表。
2008.9「AMショー」でプレイアブル出展。稼働は2009年春予定と発表。
2008.10ロケテスト開始。
ゲーム雑誌で情報公開開始。
各ロケーション向けに受注案内到着。稼働は2009年3月予定に。
2008.11ロケテスト終了。
前作の全国大会決勝内のイベントでオープニングデモ映像公開、2009年3月の稼働も正式発表。
テーマソングとしてGacktが歌う「哀戦士」が流れることも合わせて発表[2]
2009.2稼働予定店向けに稼働日が通達。
AOUショーに出展。
公式大会「Premium Dogfight '09」開催発表。
2009.3稼働開始。
2009.4隠し要素開放開始。
ネクストダッシュキャンペーン(インターネットランキング)開始。
2009.8「GUNDAM BIG EXPO」のイベント内でAC版の最後の隠し要素が発表。
AC版の隠し要素開放終了。
2009.9PSP版『ガンダムVS.ガンダムNEXT PLUS』発表。東京ゲームショウに出展。
2009.11AC版全国大会「Premium Dogfight '09」決勝大会開催。
2009.12PSP版発売。

システム

基本的なシステムは前作を踏襲しているものの、Gクロスオーバーは削除された(これにより『連邦vs.ジオンDX』以来のゲージによる特殊システムがなくなっている)。ゲームスピードはシリーズ最速を誇る。
NEXTダッシュシステム

本作の新システム。ブーストボタンを2度押しする(ブーストダッシュをする)事で、ブーストゲージを消費する代わりに任意の方向へ行動をキャンセルしつつ移動できる。ブーストゲージがある限り何度でも行うことが可能。各種攻撃硬直をキャンセルしてNEXTダッシュすることも可能で、射撃の硬直を消したり、格闘攻撃を連続で当てることも可能。ゲームスピードが高速化した影響もあり、どこでNEXTダッシュをするかといった直観力が必要になってくる場合もある。ほぼいつでも可能であるが、着地硬直中は不可能。
空中ブーストダッシュ

NEXTダッシュとは違う物である。前作ではブーストボタンを2度押す形式だったが、今作では前作の変形コマンドにあたる操作で空中ブーストダッシュになる。また、変形がある機体はブーストダッシュではなく変形が行われ、NEXTダッシュをした後、ブーストボタンを押し続ければブーストダッシュになる。
シールド防御

今作のシールド防御は全てC.E.vsシリーズの手動発動式(レバーを下→上と入力する)になった。格闘攻撃もガードすることが可能になった。

ただし、今作も一部機体は特定の攻撃モーションにシールド防御判定が付いていることがある。
武装変更・特殊能力

今作も一部の機体は特定の動作や特定の条件を満たすことで武装の変更や性能の強化をすることが可能。ただし、今作では換装すると、試合中に元の機体に戻れない、または撃墜されるまで元の機体に戻れない機体もある。
CPU戦

本作のCPU戦はまずAからHまでの8つあるコースから1つを選ぶ。難易度は5段階のパイロットランプ形式で表示される。今回も戦果画面に諸処の条件によって各種のマークが表示される[3]。AからC、Hコースではステージクリア後に最終ステージなど一部のステージ以外で複数あるステージ候補の中から1つを選ぶよう(正式名称:「NEXTステージセレクト」)になっている。A-CとE・Gコースでは、ステージ6にモビルアーマー、もしくはそれに準ずるモビルスーツを相手にするステージが登場。A-CとE-Gコースのステージ6で特定の条件をクリアすると次の「NEXTステージセレクト」の選択で「EX」が登場する。このステージでも一定の条件をクリアすればステージ8でも「EX」が選択できる。さらに特定の条件を満たして最終ステージをクリアすると、「FINAL NEXT」と呼ばれる隠しステージに進出できる(「隠しボス」の項目参照)。

今作はC.E.vsシリーズにあったターゲット撃破型のステージも復活(複数のターゲットが存在するステージもある)。参考:コースごとの違い

コース名難易度ステージ数登場するモビルアーマー
A39MRX-009 サイコガンダム
B39MAN-08 エルメス
C59NZ-000 クィン・マンサ
D26なし
E39ZMT-S29S ザンネック、(※1)MRX-009 サイコガンダム
F49なし
G59NZ-333 α・アジール、NZ-000 クィン・マンサ
H?9(※2)JDG-009X デビルガンダム、他5体のモビルアーマー、ZGMF-X20A ストライクフリーダム(FINAL NEXT仕様)

※1:EXステージのみ出現。※2:NEXTステージセレクトの選択次第ですべて回避可能。
チームシャッフルシステム

ロケテストやAOUショーでは確認できなかったが、今作でも搭載されている。
その他

前作からの変更点で、上に挙げたもの以外の主なものを以下にまとめる。

全体的に耐久力が下がった。コスト1000では平均320(前作はアレックス除いて一律350)、コスト2000では平均560(前作は一部除いて600)、コスト3000は平均650(前作は平均700)。

一発あたりのダメージ量が減少した。

味方CPU機への指令が5つ(ノーマル、集中、分散、突撃、回避)になった。

空中からの着地の硬直が長くなり、一切の行動を取ることができなくなった。

格闘の入力がC.E.vsシリーズと同様になった。(レバーニュートラル、レバー前、レバー横、レバー後、ブースト+格闘ボタン同時押し(特殊格闘)、ブーストダッシュ中(レバーを前に入れる必要あり)の6種類。射撃専門機体以外の一部機体はレバー後やブーストダッシュ中の格闘が存在しない。また今作では一部の機体はレバー左と右で出す格闘が異なるというパターンも登場した)

増援(乱入者)が登場しても前作はその対戦は続行されたが、今作ではC.E.vsシリーズまでと同じように、その時点でコストの減少が止まるようになった。

勝敗を決めた最後の一撃を決めたプレイヤーの画面にカットインが付く様になった。

戦闘開始時の通称「よろしく通信」のテロップ文章にキャラの個性が入るようになった。

また、戦闘途中での特定機体へのロックオンや特定の組み合わせによる戦闘前後での掛け合いで出る特殊演出は前作よりも大幅に増えた
[4]


イベントモード[5]限定で、制限時間を無制限にすることができるようになった。

また、ダメージレベル(一発のダメージ量の変更)と制限時間の設定が8段階になった(前作までは4段階)。


AC版で登場する機動兵器


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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