機動戦士ガンダムUC
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機動戦士ガンダムUC
ジャンル
ロボットSFガンダムシリーズ
小説
著者福井晴敏
イラスト安彦良和(表紙/人物、挿絵)
虎哉孝征(挿絵)
カトキハジメ(表紙/メカニック)
美樹本晴彦(表紙)
大森倖三(挿絵)
出版社角川グループパブリッシング
掲載誌ガンダムエース
レーベル角川コミックス・エース
角川文庫
角川スニーカー文庫
刊行期間2007年2月号 - 2009年8月号
巻数全10巻(+ 短編集1巻)
その他原案:矢立肇富野由悠季
設定考証:小倉信也
キャラクターデザイン:安彦良和
メカニックデザイン:カトキハジメ
OVA
原作矢立肇、富野由悠季
監督古橋一浩
シリーズ構成福井晴敏(ストーリー)
脚本むとうやすゆき
キャラクターデザイン安彦良和(原案)
高橋久美子
メカニックデザインカトキハジメ、佐山善則
石垣純哉、玄馬宣彦
明貴美加小倉信也
音楽澤野弘之
アニメーション制作サンライズ
製作サンライズ
発表期間2010年3月12日 - 2014年6月6日
話数全7章(+ episode EX)
アニメ:機動戦士ガンダムユニコーン RE:0096[注 1]
製作サンライズ、メ?テレ
放送局メ?テレ・テレビ朝日系列
放送期間2016年4月3日 - 9月11日
話数全22話
その他OVAの編集版
漫画:機動戦士ガンダムUC バンデシネ
原作・原案など矢立肇、富野由悠季
福井晴敏
作画大森倖三
出版社角川グループパブリッシング

その他の出版社
台湾国際角川書店
広州天聞角川動漫
Japonica Polonica Fantastica
JBC出版社
AK Comics
M&C! Comics

掲載誌ガンダムエース
レーベル角川コミックス・エース
発表号2010年3月号 - 2017年2月号
巻数全17巻
テンプレート - ノート
ポータル文学アニメ漫画

『機動戦士ガンダムUC』(きどうせんしガンダムユニコーン)(英題: MOBILE SUIT GUNDAM UNICORN)は、富野由悠季原案、福井晴敏著によるガンダムシリーズ小説、及びそれを原作とするメディアミックス作品。雑誌『ガンダムエース』にて2007年2月号から2009年8月号まで連載された。
概要

機動戦士ガンダム』(以下『1st』)に連なる「宇宙世紀」シリーズ作品の一つで、『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』(以下『CCA』)から3年後の宇宙世紀0096年が主な舞台となっている。

物語は宇宙世紀元年から始まり、宇宙世紀への改暦や一年戦争の発端にも関わるラプラス事件が物語の中核となっている。時系列的に『CCA』に近い年代にあたるため、登場人物やメカニックの設定にもその内容が多く反映されているほか、『機動戦士Ζガンダム』や『機動戦士ガンダムΖΖ』などから発展させた設定も多い。

キャラクターデザインと表紙のキャラクターイラストは安彦良和が担当。第1巻から第3巻までは挿絵も担当していたが、第4巻以降の挿絵は虎哉孝征が担当した。メカニックデザインと表紙のモビルスーツのイラストはカトキハジメ。福井はプロデューサー“的”立場も兼任した。カバーイラストは加藤直之、カバーデザインは樋口真嗣が担当。カトキによるメカニック解説、設定考証担当の小倉信也による解説なども同時に掲載された。

角川スニーカー文庫版は、これまでに同レーベルで発売されたガンダムシリーズのノベライズ作品と同様の装丁と解説が収録。表紙イラストは美樹本晴彦、口絵および挿絵はコミカライズ版『機動戦士ガンダムUC バンデシネ』の著者も務める大森倖三が担当。キャラクター紹介のイラストとメカニック紹介の設定画は、安彦と虎哉とカトキが連載時に描いたものを使用している。

後述のコミカライズやゲーム、外伝作品を初出とするMSは『UC-MSV』に分類されている[1]
作品の沿革

本作はまず本編となる小説単行本が角川コミックス・エースより出版[2]、後に文庫版が角川文庫角川スニーカー文庫より出版された。単行本については「#刊行一覧」を参照

小説8巻の発売時にOVAシリーズとしてのアニメ化を発表、2009年4月25日に公式プレサイトを開設した[3]。OVAについては「#OVA」を参照

OVA版はTVフォーマットに再構成され、『機動戦士ガンダムユニコーン RE:0096[注 1]』と題し、2016年4月3日から同年9月11日までテレビ朝日系列のTVアニメシリーズとして地上波全国放送された[4]。TVアニメ版については「#テレビシリーズ」を参照

『月刊ガンダムエース』では、2010年3月号(No.091)から2017年2月号(No.174)まで、本作の漫画化作品『機動戦士ガンダムUC バンデシネ』が連載された。著者は大森倖三。基本的にはアニメ版をベースとしつつも、アニメ版ではカットされた小説版のエピソードや設定も組み込まれており、原作小説とアニメ版の両方を折衷した作品となっている。また、カトキハジメが新規にデザインしたオリジナルMSや、既存MSの新バリエーションなども登場している。

2010年10月26日に『ガンダムエース』増刊号として『ガンダムユニコーンエース Vol.1』が発売され、Vol.6まで刊行された[注 2]

2012年3月8日には、首相官邸ラプラス跡でのシナンジュとの対決までをアクションゲーム化したPlayStation 3 (PS3) 用ゲームソフト『機動戦士ガンダムUC』が発売。ゲームの特装版には、「袖付き」によるシナンジュ強奪事件を福井が書き下ろした外伝小説『戦後の戦争』が付属した。詳細は「機動戦士ガンダムUC (PlayStation 3)」を参照

2013年8月3日からは「ガンダムフロント東京」内のドーム型映像施設「DOME-G」にて映像作品『機動戦士ガンダムUC One of Seventy Two』が公開。『機動戦士ガンダムUC One of Seventy Two』については「#イベント上映作品」を参照

2016年3月26日には、関連商品の同梱特典である福井の書き下ろし小説2作品『機動戦士ガンダムUC 戦後の戦争』と『機動戦士ガンダムUC 不死鳥狩り』をまとめた短編集が、小説版第11巻として発売された。追補作品については「#追補作品」を参照
制作背景

『ガンダムエース』元編集長の古林英明によると、この企画が開始されたのは2002年とのこと[要出典]。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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