機動戦士ガンダムUCの登場兵器(きどうせんしガンダムユニコーンのとうじょうへいき)では、小説『機動戦士ガンダムUC』と、これを原作とするアニメ[1](OVAおよびテレビシリーズ)や漫画『機動戦士ガンダムUC バンデシネ』に登場するモビルスーツ (MS) 、モビルアーマー (MA) および艦船などの架空の兵器について解説する(一部「兵器」以外のメカニックについても記述する)。
本記事では、後発作品に登場する各バリエーション機についても解説する。
メカニックデザインはカトキハジメ(後発のバリエーション機を除く)。 本作の主役機。アナハイム・エレクトロニクス (AE) 社が開発した、フル・サイコフレームMS。「ユニコーンガンダム」を参照 ネオ・ジオン軍のドーベン・ウルフを、AE社が改修した機体。「ドーベン・ウルフ#シルヴァ・バレト」を参照 バナージ・リンクスが物語序盤で使用した非武装のプチモビルスーツ(型式番号:TOLRO-800)。トルロ社が開発した宇宙世紀0096年当時の最新型で、一人乗りの作業用機種。「トロハチ」は広く定着している愛称である。 アナハイム・エレクトロニクス (AE) 社が所有する工業コロニー「インダストリアル7」の建造を行っているコロニービルダー。首を伸ばした巻き貝のような形状から「カタツムリ」という通称でも呼ばれるが、正体は「ラプラスの箱」が開示されるその時に備え、サイアム・ビストが直属組織により極秘裏に木星開発用のベース・シップを改造した[2]、ビスト財団が実質私有する「超巨大航宙戦艦」である。 ビスト財団の私有地でもありAE社の設備ももつという地理を利用する形で、秘密裏にユニコーンガンダムの開発が行われている。同時に「ラプラスの箱」の秘匿場所でもあり、物語の出発点と終着点となる。「箱」の開放に備え、巨大宇宙戦艦と呼べるだけの絶対的な防衛戦力を誇り、外周部に吸着された資源用の岩塊内に多数の武装を隠し持つ。それらすべての武装を暴露したメガラニカの火力は地球圏最強[3]を誇るとされる。また、「ラプラスの箱」開放のために地球圏の主要メディアへの介入を可能とする放送設備と、惑星間航行を可能とする強力な核パルスエンジンを備えている。 「ラプラス事変」最終盤(宇宙世紀0096年5月4日)においてネオ・ジオングの侵攻を受け、居住区の外壁が破壊されるが[2]、ミネバ・ラオ・ザビによる「ラプラス宣言」を地球圏へ向けて発信し、中立地帯を目指して航行を開始する。 劇場アニメ『機動戦士ガンダムNT』(宇宙世紀0097年)では、ジオン共和国(サイド3)のヘリウム3貯蔵タンク群にその船体を隠し、ミネバらの拠点となっている。 諸元リゼル
民間
ユニコーンガンダム
シルヴァ・バレト
トロハチ
劇中での活躍
物語序盤におけるオードリー・バーン(ミネバ・ラオ・ザビ)とバナージの出会いに居合わせた機体。オードリーがコロニー内に投げ出されて遭難死しかけた際に、バナージが操縦してオードリーを救出し、機体の大破と引き替えに困難な不時着を成功させている。また、本作に登場するトロハチはバナージのアルバイト先であるスペースデブリの回収企業、ブッホ・ジャンク社の所有機として描写されており、『機動戦士ガンダムF91』に登場するブッホ・コンツェルンの前身として設定されていた、ブッホ・ジャンク社の業務の様子が描かれている。
メガラニカ
地球連邦軍
リゼル
ReZEL
型式番号RGZ-95
建造アナハイム・エレクトロニクス
生産形態量産機
全高20.5m[4]
本体重量25.84t[4]
29.2t(ディフェンサーbユニット)[5]
全備重量57.6t[6]
68.3t(ディフェンサーbユニット)[5]
装甲材質ガンダリウム合金[4]
出力2,220kW[4]
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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