機動戦士ガンダム0080_ポケットの中の戦争の登場人物
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機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争の登場人物(きどうせんしガンダム ダブルオーエイティ ポケットのなかのせんそうのとうじょうじんぶつ)は、OVA機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争』に登場する架空の人物を解説する。
民間人
アルフレッド・イズルハ

Alfred Izuruha

- 浪川大輔(全話に登場)、比嘉久美子(ゲーム『機動戦士ガンダム クライマックスU.C.』以降)

本作の主人公で、愛称はアル (Al)。

11歳。小学5年生。中立コロニー群サイド6のコロニー「リボー」に生まれ育つ。両親が別居しているため、父と離れて躾に厳しい母と2人暮らしという、複雑な家庭環境と成績不振で鬱屈した日々を送っていた。一年戦争の過酷な現実を知らないため、戦争が閉塞した自分の生活を一変させてくれるのではという期待感を抱いており、悪友のチェイ、テルコットと共に軍や兵器に興味と憧れを持っていた矢先、バーニィと出会う。そして、バーニィとの交流と死別を通じ、戦争の空しさを知る。

演じた浪川大輔は収録当時にはまだ声変わり前の12歳であり、30歳くらいの時にゲーム作品での収録に呼ばれたものの当時と声がまったく違っていたことから降板となり[1]、『クライマックスU.C.』以降は比嘉久美子が演じている。1999年発売のDVD版のTVCMでは浪川が成長した青年のアルとしてナレーションを担当した[2]。浪川は2017年発売のBD版のTVCMナレーションも行っており、こちらはDVD版よりも更に年を重ねた大人のアルのイメージとなっている[2]

en:Alfred Izuruha
イームズ・イズルハ

Ems Izuruha

声 - 筈見純(第1話・6話に登場)

アルの父。なお、イームズ・イズルハという名は後付け設定で、OVA制作当時の名は単にアルの父である。別居状態だったが最終話で和解し、親子3人で暮らすようになった。リボーコロニーへ帰る途上で核武装のジオン艦隊が連邦軍に投降する光景を目撃し家族再会の場でそれを語ったため、アルは核攻撃が回避された事実を知ることになり、バーニィたちの戦闘回避のために行動を起こすきっかけとなった。
クリスの父

声 - 村松康雄(第3話に登場)

アルの隣人マッケンジー家の家長。眼鏡をかけ恰幅のいい男性。彼自身は民間人ながら、適齢期の娘クリスチーナが連邦軍に入隊したため気にかけている。娘が泥棒と間違えてバットで殴り倒した若者バーニィをジオン軍特殊部隊の一員とも知らず気に入る。
クリスの母

声 - 中村万里(第3・4話に登場)

夫と同様に、バーニィをジオン軍特殊部隊の一員とも知らず気に入る。
チェイ

Chay

声 - 丸尾知子(全話に登場)

アルのクラスメイトの1人。そばかす面でやせた方の男の子。兄が連邦軍のMSのパイロットであると友人達に語っている[3]。多分にミリタリーおたく気味であり、アルたちに軍の階級章[4]を見せびらかしていた。サイクロプス隊との接触ですっかりジオン贔屓となったアルをテルコットと共にからかい、アルを庇うドロシーに「お前らデキてたのか」と冷やかしたりもしていた。最終回では、戦争が終わってしまったことでアルが泣いていると勘違いし、泣き止まぬアルを励ますつもりで「戦争はまたすぐ始まる」と発言している。
チャーリー

Chaelie

声 - 稲葉実(第4話・5話に登場)

サイド6・リボーコロニーにて酒場「ピンクエレファント」を経営しているが、実はジオン公国軍のスパイである。シュタイナーとは古い付き合いらしい。ガルシアは「気の抜けたビール」を符牒にして情報入手を依頼していた。シュタイナーとコスチュームの受け渡しをした際に2人でジオンの敗北を鋭く予見していた。ルビコン作戦の失敗後、友軍によるサイド6への核攻撃が来るとバーニィに教え、すぐに脱出するよう促すが、自身は愛着のあるリボーコロニーと運命を共にする覚悟だった。
テルコット

Telcott

声 - 鈴木健(全話に登場)、一龍斎貞友(ゲーム『SDガンダム GGENERATION SPIRITS』)

アルのクラスメイトの1人。アルの悪友で太った方の男の子。マザコン気味の大食漢で「ママが言ってた」が口癖。当初は連邦もジオンもなく戦争や兵器を礼賛していた(むしろ、MSを使うジオン寄り)が、ジオン軍の攻撃で多数の死傷者を出したことによりサイド6(各サイドはジオン軍の攻撃で壊滅したが、ジオン寄りの中立を保ったサイド6と建設途上のサイド7は戦渦を免れた)に属するリボーが反ジオンに傾いたせいもあって、ジオンを敵とみなすようになった。このため、サイクロプス隊との接触ですっかりジオン贔屓になっていたアルをチェイと一緒になってからかったりもしたが、最終回では泣き止まぬアルをなぐさめている。学校に着弾したミサイルの破片を手に入れて喜んでいる。
ドロレス・ヘイズ

声 - 吉田古奈美(現・吉田小南美)(第1話・2話・4話・6話に登場)

アルのクラスメイトの1人。愛称はドロシー (Dorothy)。本編ではフルネームでは呼ばれておらず、小説版で明かされた。

真面目な世話焼き委員長タイプの女の子。口が達者。戦争に憧れるアルたちを小馬鹿にし嫌っていたが、ジオン贔屓な発言でチェイやテルコットにからかわれ孤立していたアルをさり気なく庇ったり、ラストでは泣き止まぬアルを心配して先生を呼びに行くなど優しい一面も見せていた。
ミチコ・イズルハ

Michiko Izuruha

声 - 折笠愛(第1話 - 5話・6話に登場)

アルの母。OVAのクレジットでは単にアルの母であるが、作中ではクリスの母が「ミチコは……」と話題にするシーンがある。夫と別居しており、アルと2人暮らししていたため、躾に厳しい。5話にて息子(アル)に夫との和解を伝え、最終話で親子3人で暮らすようになる。
地球連邦軍
クリスチーナ・マッケンジー

Christina Mackenzie

声 - 林原めぐみ(全話に登場)

地球連邦宇宙軍中尉。ニュータイプMSの開発を行っているG-4部隊のテストパイロット。愛称はクリス (Chris)。年齢は21歳。

高校卒業後の宇宙世紀0076年9月連邦宇宙軍士官学校入学。0078年に首席卒業。

在学中から戦闘機のパイロットを目指し、配属先にはエリート部隊である戦技研究団を希望、配属とほぼ同時に一年戦争勃発。新米らしからぬ操縦技術を買われて宇宙軍統合技術研究本部麾下の試験部隊に入る。その後試験部隊は再編成されG-4部隊となりアレックスの専任パイロットに抜擢された[5]。生粋のテストパイロットではなく、本分はあくまでコンピューター技師である。

「シューフィッター」として、ガンダムNT-1搭載の教育型コンピュータの調整を担当する。アルの幼馴染でもあり、お互い隣の家に住んでいた。容貌・性格とも正に「隣のお姉さん」と言うイメージ[注 1]通りの温和な美人。気が強く、責任感も強い性格。

軍務でサイド6リボーコロニーを離れていたが、新たな軍務でガンダムNT-1と共にリボーコロニーに里帰りすることになり、アルと再会する。また、アルの家を監視に来ていたバーニィを泥棒と間違えてバットで殴り昏倒させてしまった縁で知り合いになり、互いに仄かな好意を抱くようになる。

リボーコロニー内にてケンプファーによる連邦軍秘密工場襲撃時にガンダムNT-1を起動させ、辛くもケンプファーを撃破。その後弾薬の補給もままならない状況でザクII改の出現に際しても出撃する(ケンプファー襲撃時に現地軍を積極的に支援しなかった為、ザクII改襲撃時には現地軍に支援を拒否されている)。平地で戦うよう指示が出たにもかかわらず、斜面の無人地帯に向かう。仕掛けられたブービートラップとヒートホークのダメージで機体は中破するものの、ビームサーベルによりザクII改を撃破する。その際、ヒートホークでガンダムNT-1の首をはねられ大破。


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