機動戦士ガンダム外伝_THE_BLUE_DESTINY
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機動戦士ガンダム外伝 THE BLUE DESTINY
ゲーム:機動戦士ガンダム外伝1 戦慄のブルー
発売日1996年9月20日
ゲーム:機動戦士ガンダム外伝2 蒼を受け継ぐ者
発売日1996年12月6日
ゲーム:機動戦士ガンダム外伝3 裁かれし者
発売日1997年3月7日
ゲーム:機動戦士ガンダム外伝 THE BLUE DESTINY
ゲームジャンル3Dシューティングゲーム
対応機種セガサターン
開発元ベック
発売元バンダイ
キャラクターデザイン土器手司
プレイ人数1人
発売日1997年8月29日
その他上記の三部作のセット
スペシャルディスク同梱
小説
著者皆川ゆか
出版社講談社
レーベル講談社文庫
発売日1997年
巻数1冊
漫画
作者高山瑞穂
出版社講談社
掲載誌覇王マガジン
レーベル講談社KCデラックス
発売日1997年
巻数全1巻
漫画:ザ・ブルー・ディスティニー
原作・原案など千葉智宏
作画たいち庸
出版社KADOKAWA
掲載誌ガンダムエース
レーベル角川コミックス・エース
発表期間2015年11月 -
巻数既刊9巻
テンプレート - ノート

『機動戦士ガンダム外伝 THE BLUE DESTINY』(きどうせんしガンダムがいでん ザ ブルー ディスティニー、MOBILE SUIT GUNDAM SIDE STORY THE BLUE DESTINY)は、アニメ作品群『ガンダムシリーズ』の一つで、ゲーム機動戦士ガンダム外伝』シリーズの第一作。1996年から1997年にかけてセガサターン用に三部作として販売された3Dシューティングゲーム、またそれを原作にした一連の小説や漫画である。
概要

機動戦士ガンダムにおける一年戦争末期、EXAMシステムと呼ばれる対ニュータイプ用の戦闘システムを搭載した蒼いモビルスーツを巡って歴史の裏で繰り広げられた戦いを描いている。

原作であるアニメ『機動戦士ガンダム』と世界を共有しつつも、ゲームオリジナルのキャラクターやモビルスーツをメインとする『機動戦士ガンダム外伝』の第1作。この作品は一作目30万本、三作合計で70万本という大ヒットになり[1]、ガンダム外伝は以後シリーズ化された(詳細は#制作の背景を参照)。

人気作で移植を強く望まれていながら長らく実現せず、ギレンの野望シリーズやGジェネレーションシリーズ、機動戦士ガンダム戦記 Lost War Chroniclesに機体とキャラクター、ストーリーシナリオが登場する程度だったが、一年戦争題材の外伝ゲーム作品を網羅したPS3用ゲームソフト『機動戦士ガンダム サイドストーリーズ』にて限定的ながらPS3への移植が実現した。

本作の主要なモビルスーツやキャラクターは(2012年現在)ガンダムを題材にしたゲームで登場する。また、ゲーム以外ではプラモデル(ガンプラ)や『GUNDAM FIX FIGURATION』などの玩具としても商品化されている。
シリーズ一覧

機動戦士ガンダム外伝1 戦慄のブルー:1996年
9月20日発売

機動戦士ガンダム外伝2 蒼を受け継ぐ者:1996年12月6日発売

機動戦士ガンダム外伝3 裁かれし者:1997年3月7日発売

通常のセガサターン用ソフトのプラスチックケースではなく、CDケースと同じサイズのハードカバーブックレット形式になっており、取扱説明書や解説書を兼ねたブックレットの巻末にゲームディスクを収納できるようになっている。


機動戦士ガンダム外伝 THE BLUE DESTINY:1997年8月29日 - 三部作をセットにして、イラストや攻略ムービー等を収録したスペシャルディスクを同梱。

物語
オリジナル
戦慄のブルー(せんりつのブルー)
舞台はオデッサ作戦の数日後、ユウ・カジマがMS部隊に配属されてからの話。
地球連邦軍にとっての新兵器であるモビルスーツの運用を試験するための小隊(地球連邦軍第11独立機械化混成部隊、通称モルモット隊)に配属になったユウ・カジマは、ある作戦中に蒼い塗装の機体から襲撃される。その機体は、味方であるはずのジムタイプであった。異常なまでの機動力と攻撃力を持つその機体を、何とか撃退することに成功したユウたちモルモット隊であったが、これは、彼らと蒼いモビルスーツとの因縁の始まりに過ぎなかった。先行配備されたジム・コマンドを巧みに操るユウの活躍、そしてフィリップ、サマナの援護により基地に攻め込んできたハイ・ゴックやドム等のジオンのエースを破る等功績をあげエースとして評価されることになる。セガサターン版のゲーム終了後スコア次第でユウは少尉から中尉に昇格される。おまけとしてCDとして再生するとCD警告メッセージとしてモーリンが話してきたり、ブルーデスティニー1号機ガレージキットが当たる抽選ハガキが同封されていた。
蒼を受け継ぐ者(あおをうけつぐもの)
不時着したミデア輸送機の救助要請を受けたモルモット隊は作戦中、ニムバス・シュターゼンの駆る蒼い塗装に赤い両肩の敵MSイフリート改の襲撃を受ける。敵味方関係なく攻撃するその様にユウは衝撃を受けるが辛うじて退けることに成功する。ミデアの中身は因縁の蒼いジムだった。ニムバスを退けたユウの技量を見込んだ技術士官アルフ・カムラは蒼いジムこと「ブルーディスティニー1号機」をユウに託す。ブルーに搭載された高性能OS「EXAMシステム」に疑問と不安を感じつつもユウはブルーを乗りこなし、単独でミサイル基地の強襲等困難な任務を次々とこなしていく。そして、同じくEXAMを搭載するジオンのモビルスーツ「イフリート改」との宿命の対決が訪れる。激闘の末、なんとかイフリート改を撃破したユウだったが、EXAMが搭載されたブルーの頭部を破壊されてしまう。イフリート改の操縦者ニムバス・シュターゼンは「マシンの性能で勝ったことを忘れるな」と言い残し、脱出する。セガサターン版では勝利すると「くっ、所詮は性能差か・・・しかし!」と言って頭部を破壊し逃亡、その後脱出している。前作をプレイして中尉だった場合、終了後大尉に昇格する。CDとして再生するとこちらの場合、CD警告メッセージではなく代わりにゲーム上の曲の一部が聞く事が出来る。
裁かれし者(さばかれしもの)
地球連邦軍のEXAM研究所を襲撃したニムバスは、EXAMの開発者であるクルスト・モーゼス博士を殺害し、ブルーディスティニー2号機を強奪する。それを奪還する任務を与えられたモルモット隊に、残された最後のEXAM搭載機であるブルーディスティニー3号機が配備される。また、サマナやフィリップも機体の損傷により鹵獲したザクU(識別用にジムのシールドを背負っている)やボール等に乗り換えるなど各ステージによって機体が変わっている。物語の舞台は地球から宇宙へと移り、コロニー強襲により研究対象だったマリオンの存在を知る等EXAMを巡る戦いは最終局面を迎える。前作同様階級を引き継いでいると、この時点で昇格し全部プレイ済みの場合少佐にまで昇格する。この作品のみマルチエンディングのためスコアによりモルモット隊の安否も変わる。また、おまけとしてアムロ・レイ(ジャブロー到着までの戦闘データ)と宇宙ステージで戦うことも可能。この際も被弾ダメージによって各キャラのセリフが変わる様になっている。
再現版

※前述のPS3用ゲームソフト『機動戦士ガンダム サイドストーリーズ』での再現シナリオ。オリジナル発表以降の後付けの設定も折り込み、本編とは結末や展開が若干異なる。
序章
ジオン公国でニュータイプ研究と独自の理論を盛り込んだEXAMシステムの開発を進めていたクルスト・モーゼス博士はテストパイロットのニムバス・シュターゼン、そしてニュータイプ能力を持つマリオン・ウェルチの協力を得て研究を続けていた。だが、ニムバスを遙かに凌駕するマリオンの驚異的な能力に「いずれオールドタイプはニュータイプに支配される」という妄想を抱くようになる。狂気に走ったクルストはマリオンをEXAM完成の生け贄とし、彼女は昏睡状態に陥った。ジオン・ダイクンの理想であるニュータイプを兵器として利用するというクルストの研究はジオン内部で異端視され、クルストは研究継続のため連邦政府に亡命する。その際、博士により4つの完成したEXAMのうち3つまでが持ち出された。ニムバスはマリオンをサイド6の病院に入院させ、ジオンと自身を裏切ったクルストへの復讐を胸に誓う。一方、クルストは亡命先の連邦政府でMS開発責任者のアルフ・カムラと出会う。彼はEXAM搭載機として陸戦型ガンダムを改良した機体ブルーディスティニー1号機(BD-1)を完成させる。


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