機内食
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機内食。朝食の例(エアカナダ、エコノミークラス、2017年) 機内食。昼食の例(タイ航空TG924、バンコクミュンヘン着、エコノミークラス、2009年) 機内食。夕食の例(エミレーツ航空ワルシャワドゥバイ着、エコノミークラス、2019年) 軽食(スナック)の例(エアカナダオタワセント・ジョンズ着、2015年6月)チキンブリトーナッツ

機内食(きないしょく)とは、航空機内で航空会社が提供する食事のことである。目次

1 概要

2 歴史

3 種類・分類

4 機内食の内容と特徴

4.1 機内食の内容

4.1.1 エコノミークラスの一般的な構成

4.1.2 ファーストクラス、ビジネスクラスの一般的な構成

4.1.3 朝食

4.1.4 特別食

4.1.5 軽食

4.1.6 乗務員向け

4.1.7 貨物機の場合

4.1.8 政府専用機の場合


4.2 提供する側から見た機内食の特徴・特性

4.2.1 調理

4.2.2 配膳

4.2.3 食器

4.2.4 機内食工場とフードローダー


4.3 その他の提供


5 アメリカの航空会社の機内食

5.1 国内線など

5.2 国際線


6 EUの航空会社の機内食

7 日本の航空会社の機内食

7.1 国内線

7.1.1 歴史

7.1.2 大手2社

7.1.3 新規航空会社

7.1.4 格安航空会社

7.1.5 コミューター路線


7.2 国際線

7.2.1 業者

7.2.2 メニュー



8 台湾の航空会社の機内食

9 韓国の航空会社の機内食

10 中東の航空会社の機内食

11 中華人民共和国の航空会社の機内食

12 ロシアの航空会社の機内食

13 主要企業・業界団体

14 ギャラリー

15 脚注

15.1 注釈

15.2 出典


16 関連項目

17 外部リンク

概要

狭義には航空会社のサービスとして無料で(航空運賃の一部として)機内で乗客に提供される食事を指すが、パイロット客室乗務員が機内で仕事中(デッドヘッドを含む)にとる食事も機内食である。一方、「空弁」など、当該機体を運航する会社とは無関係に乗客が持ち込んだ食事は機内食とは呼ばれない。航空自衛隊海上自衛隊対潜哨戒機)においても長期間の飛行の際は機内食が準備され、冷凍化されたものを電子レンジで温める方式がとられている。

通常は空港近辺の工場で製造されて機内に積み込まれ、離陸後に機内にあるギャレー厨房)で加熱後、各席に配膳される。国際線では一定時間以上の飛行では要望に応じて機内食を提供しなければいけないことが国際航空運送協会(IATA)の取り決めで決まっている。全体的には飛行時間が長くなるほど、また座席が上級になるほど、食事が充実する傾向にある。

格安航空会社では、簡素化されていたり、有料化されていたり、短い時間のフライトではない場合もある。
歴史
世界初の機内食

1919年10月にハンドリー・ページ・トランスポート(現・ブリティッシュ・エアウェイズ)がロンドン発パリ行きの便で機内食を提供したのが世界初である[1][2]。世界初の機内食はサンドイッチ果物のみであった[1]


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1950年代。SAS Convair CV-440。当時「airhostess エアホステス」という職名で呼ばれていたスタッフが軽食を提供するところ

1950年代。朝食、SAS ダグラス DC-6の機体後部のツイン寝台で提供される機内食

種類・分類

朝食、昼食、夕食、軽食(スナック)、間食などに分類されている。

座席のクラス、たとえばエコノミークラス、ビジネスクラス、ファーストクラス、エグゼクティブクラスなどによっても分類されている。

次節の#機内食の内容で詳しく説明する。
機内食の内容と特徴
機内食の内容
エコノミークラスの一般的な構成

1人前をトレーに載せて配膳する。

主菜(メインディッシュ:加熱して提供される。ご飯を含む場合もある)

通常は2種類のメニューを搭載する。


副菜(
サラダなど、野菜中心のことが多い。これ以外にも、たとえば日本線の場合は蕎麦寿司などが、韓国発着便はキムチがそれぞれ提供されることもある)


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