樫尾 和雄(かしお かずお、1929年(昭和4年)4月19日 - 2018年(平成30年)6月18日[1][2])は、日本の実業家。カシオ計算機創業メンバーの「樫尾四兄弟」の一人(三男)。目次 東京都出身。1949年に日本大学高等師範部英語科を卒業[2]。電気計算機の開発を手がけていた樫尾製作所(長兄の樫尾忠雄が創業)を助けるため、それまでの仕事を辞めて入社[3]。計算機開発では忠雄とともに製作を担当した[3]。計算機の商業化に成功した1957年にカシオ計算機が設立されると兄弟とともに創業メンバーとなる[3]。 カシオ計算機では営業を主に担当する[2]。カシオの名を広めた世界初の個人向け電卓であるカシオミニを企画[2]。デジタル式腕時計のG-SHOCKやデジタルカメラを一般化させたQV-10の企画にも関与し、ヒット商品に育てた[2]。 1988年12月に社長に就任、2015年6月まで26年あまりその座にあった[2]。公益財団法人カシオ科学財団評議員も務めた。 2018年6月18日、誤嚥性肺炎により死去[2]。享年89。 カシオ計算機設立時の社長である樫尾茂 「カシオ4兄弟」と称されるのは、和雄、長兄の忠雄のほかに次兄の樫尾俊雄(元会長)、和雄の弟に当たる樫尾幸雄(現・特別顧問)である[2]。 2015年よりカシオ計算機社長を務める樫尾和宏は子息[4]。 公益財団法人カシオ科学財団
1 経歴・人物
2 親族
3 脚注
4 外部リンク
経歴・人物
親族
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更新日時:2020年3月19日(木)00:01
取得日時:2020/07/29 19:22