横浜国立大学
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横浜市立大学」とは異なります。

横浜国立大学


中央図書館
大学設置1949年(昭和24年)
創立1876年(明治9年)
学校種別国立
設置者国立大学法人横浜国立大学
本部所在地神奈川県横浜市保土ケ谷区常盤台79番地1号
.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯35度28分26.4秒 東経139度35分24秒 / 北緯35.474000度 東経139.59000度 / 35.474000; 139.59000座標: 北緯35度28分26.4秒 東経139度35分24秒 / 北緯35.474000度 東経139.59000度 / 35.474000; 139.59000
キャンパス常盤台(横浜市保土ケ谷区)
みなとみらい(横浜市西区
田町サテライト(東京都港区
弘明寺(横浜市南区
湘南共創(神奈川県藤沢市
学部教育学部
経済学部
経営学部
理工学部
都市科学部
研究科教育学研究科
国際社会科学研究院・国際社会科学府
工学研究院・理工学府
環境情報研究院・環境情報学府
都市イノベーション研究院・都市イノベーション学府
先進実践学環
連合学校教育学研究科
ウェブサイトwww.ynu.ac.jp
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横浜国立大学(よこはまこくりつだいがく、英語: Yokohama National University)は、神奈川県横浜市保土ケ谷区常盤台79番1号に本部を置く日本国立大学。前身の横浜師範学校1876年明治9年)に創立され、新制大学の横浜国立大学は1949年昭和24年)に開学した[1]。略称は横浜国大(よこはまこくだい)、横国(よここく)、YNU。
概説
大学全体

横浜国立大学は、以下に挙げる4つの旧制官立教育機関を母体として、1949年に新制国立大学として発足した。

神奈川師範学校1876年(明治9年)創立の横浜師範学校が前身

神奈川青年師範学校1920年大正9年)創立の神奈川県立実業補習学校教員養成所が前身

横浜工業専門学校:1920年(大正9年)創立の横浜高等工業学校が前身)

横浜経済専門学校:1923年(大正12年)創立の横浜高等商業学校が前身

学内には、横浜国立大学工学部の前身である横浜高等工業学校の初代校長鈴木達治の功績を顕彰した「名教自然碑」が建てられている[2]

新制大学としての発足以降、学部大学院の整備・改組が順次行われ、現在は5学部5研究科(連合学校教育学研究科を除く)を擁している。国立大学で経営学部を設置しているのは本大学と神戸大学のみである。日本を代表する大都市の一つである横浜を基盤とし、学部増設に力点を置いた規模拡大路線をとらず、少数精鋭化と大学院教育研究の重点化を進めてきた。近年は文部科学省から地域貢献型大学に指定されており、地域のニーズに応える人材育成・研究を推進すると同時に、国際研究拠点としての環境整備にも力を入れている。
略称

『YNUユニバーシティ・アイデンティティ』(後述)では公式略称を「横浜国大」と「YNU」、呼称として使用できるものとして「横国(よここく)」を定めている。しかし、所在地の横浜市周辺では「国大(こくだい)」[注 1]という呼称も使われている。これは、同じく横浜市に存在する「横浜市立大学」(市大)との対比から呼ぶようになったものである。
大学名とその経緯

日本の国立大学の中で唯一、大学名に「国立」の文字が入る[注 2]

横浜地区では当初、新制国立大学は名称を「横浜大学」とする予定で申請したが、旧制横浜市立経済専門学校および旧制の私立横浜専門学校も新制大学への改組にあたって同じ大学名を申請しており、名称に関しては三者間で協議を行うこととなった。この協議において、各校は「横浜大学」の名を使用しないことで意見の一致を見ることとなり、新制国立大学は「横浜国立大学」の名称を使用することに決定した。また、横浜市立経済専門学校の後身校は「横浜市立大学」、横浜専門学校の後身校は「神奈川大学」の名称を使用することとなった。
基本理念

2004年国立大学法人発足に伴い『横浜国立大学憲章』を定めた。憲章における「YNUの基本理念」の前文を抜粋する。横浜国立大学は、現実の社会との関わりを重視する「実践性」、新しい試みを意欲的に推進する「先進性」、社会全体に大きく門戸を開く「開放性」、海外との交流を促進する「国際性」を、建学からの歴史の中で培われた精神として掲げ、21世紀における世界の学術研究と教育に重要な地歩を築くべく、努力を重ねることを宣言する[3]
沿革
年表

公式サイト内「大学の沿革」[1]などによる。

1876年:横浜師範学校(後の神奈川師範学校)設置。

1920年:横浜高等工業学校(後の横浜工業専門学校)設置。

1920年:神奈川県立実業補習学校教員養成所(後の神奈川青年師範学校)設置。

1923年:横浜高等商業学校(後の横浜経済専門学校)設置。

1949年:横浜経済専門学校、横浜工業専門学校、神奈川師範学校、神奈川青年師範学校を母体として横浜国立大学が発足。学芸学部、経済学部、工学部を設置。

1963年:大学院工学研究科修士課程)設置。

1966年:学芸学部を教育学部に改称。

1967年:経済学部を改組し、経済学部と経営学部に分離。

1970年:大学改革推進準備会が学部制の廃止を取りまとめる。管理運営面で学生参加の方針を盛り込む[4]

1972年:大学院経済学研究科(修士課程)および経営学研究科(修士課程)設置。

1974年:清水ケ丘、弘明寺鎌倉などに分散していたキャンパスを統合し、程ヶ谷カントリー倶楽部[注 3]移転跡地に常盤台キャンパスを設置。

1979年:工学部の常盤台キャンパス移転完了、大学院教育学研究科(修士課程)設置。

1985年:大学院工学研究科に博士課程を設置。

1990年:大学院国際経済法学研究科(博士課程)設置。

1994年:大学院国際開発研究科(博士課程後期)設置。

1996年:大学院連合学校教育学研究科(博士課程後期。東京学芸大学埼玉大学千葉大学と横浜国立大学による連合大学院)を設置。

1997年:教育学部を教育人間科学部に改組。

1999年:大学院の経済学研究科、経営学研究科、国際経済法学研究科、国際開発研究科を統合し、大学院国際社会科学研究科(博士課程前期・博士課程後期)を設置。

2001年:大学院工学研究科を工学研究院・工学府(博士課程前期・博士課程後期)に改組。


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