横尾忠則
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横尾 忠則
Tadanori Yokoo
誕生日 (1936-06-27)
1936年6月27日(87歳)
出生地 日本兵庫県西脇市
運動・動向サイケデリック
オカルティズム
シュルレアリスム
芸術分野美術家画家グラフィックデザイナー作家
出身校兵庫県立西脇高等学校
代表作『腰巻お仙』
『万博太陽』
『葬列 II』
ロータスの伝説
受賞宣美展 奨励賞
1958年
東京ADC賞 銅賞
1963年
兵庫県文化賞
1987年
毎日芸術賞
1995年
ニューヨークADC賞 金賞
1997年
紫綬褒章
2001年
紺綬褒章
2004年
日本文化デザイン大賞
2006年
泉鏡花文学賞
2008年
旭日小綬章
2011年
朝日賞
2011年
高松宮殿下記念世界文化賞
2015年
講談社エッセイ賞
2016年

ウェブサイト ⇒www.tadanoriyokoo.com
会員選出組織西脇市名誉市民
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横尾 忠則(よこお ただのり、1936年6月27日 - )は、日本美術家グラフィックデザイナー版画家作家

2000年以降は、幼少期を過ごした故郷・兵庫県西脇市Y字路をモチーフに多くの絵画を描く。描いたY字路作品は150点以上[1]

実弟の成瀬政博画家イラストレーター。長女の横尾美美も美術家[2]日本芸術院会員。
人物

兵庫県西脇市出身。20歳までを西脇で過ごす[1]。幼少期に西脇でさまざまな超常現象を経験。の世界に憧れを抱く[3]

神戸新聞社にてグラフィックデザイナーとして活動後、独立。三島由紀夫に出会い三島の「聖俗一体」的言動に触発される。1970年の三島の死をきっかけにその後の15年間をオカルティズム神秘主義まで包括した精神世界に傾斜してゆくが、それらが大いなる錯覚だったと気づき「私」の探求の延長線上で絵画に出会う。精神世界と絵画は全く別の存在だと考えていたが、後にこの両者が自分すら知らない深いところで結びついていると感じるに至る[3][4]向田邦子脚本によるテレビドラマ『寺内貫太郎一家』(1974年TBS)では、倉田という謎の多い人物を演じた。1980年7月ニューヨーク近代美術館にて開催されたピカソ展に衝撃を受け、その後、画家宣言。以来、美術家としてさまざまな作品制作に携わる。

2019年9月-12月にかけて、83歳の横尾は自らのキュレーションによる『自我自損』展を開催。「自我自損」は、エゴに固執すると損をするという意味の造語だが、ここで横尾は徹底した自己否定をキュレーションし、異なる作風の作品を一堂に集めて見せ「私は自作を説明することは好みません。従って見どころは見る側の問題で、私作者の問題ではありません」と発言。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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