権 逸（クォン・イル、ごん いつ[1]、朝鮮語: ??/權逸、1911年8月22日 - 2001年4月3日）は、在日本大韓民国居留民団（現・在日本大韓民国民団）中央団長[2]。在日本大韓民国居留民団顧問。満州国で裁判官[2]、日本で弁護士[2]、韓国で政治家としても活動していた。第8・9代大韓民国国会議員[3][2]。日本名は権藤嘉郎で、権赫周（???）の名前も使用した。
来歴1962年2月19日から24日にかけて、大韓民国中央情報部（KCIA）の金鍾泌長官は日本を訪問した[4]。左から金鍾泌、一人おいて、権逸。

1911年8月22日 : 日本統治時代の朝鮮慶尚北道醴泉に生まれる[2]。

1937年 : 高等文官試験司法科合格[2]

1938年 : 明治大学法学部卒業[2]

満州国大同学院卒業

満州国審判官（裁判官）

第二次世界大戦後 : 日本で弁護士開業

1961年 - 1963年 : 在日本大韓民国居留民団中央本部団長[2]。

1964年 - 1967年 : 在日本大韓民国居留民団中央本部団長[2]

1967年 : 韓国共和党大統領選挙対策委顧問[2]。韓国国会議員[2]

1968年 : 国民勲章牡丹章[2]

1982年 : 国民勲章無窮花章[2]

1988年 : 日本国政府から勲二等瑞宝章授与[2]

2008年 : 親日人名辞典に海外部門登録

親族

独立運動家・映画監督の権赫朝は弟[5]。俳優のイム・ドンジン（朝鮮語版）は姪の夫（弟の赫朝の娘婿）[6]。
著作

韓国親族相続法（1961年）

権逸回顧録（1987年）

脚注[脚注の使い方]^ “権 逸”. 弘文堂. 2023年3月7日閲覧。
^ a b c d e f g h i j k l m n “権逸・元民団中央団長が死去”. 民団新聞 (2001年4月11日). 2023年9月16日閲覧。
^ “??(權逸)”. 大韓民国憲政会. 2022年3月13日閲覧。
^ 『韓国写真ニュース』第5号、株式会社韓国写真ニュース社、1962年2月。
^ ??? (2018). ???? - ???? ?? ??? ??. ?? Changbi Publishers 
^ “ ⇒[???] ???? ???? ?? “?? ??? ??? 50? ????? ??? ??”” (朝鮮語). ????? (2022年12月7日). 2023年9月16日閲覧。

関連項目

在日本大韓民国民団

親日派

先代
朴烈在日本大韓民国居留民団
中央団長
1964年 -次代
-