樟葉駅
駅舎(2020年8月)
くずは
Kuzuha
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所在地大阪府枚方市楠葉花園町14-1.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯34度51分43.16秒 東経135度40分30.98秒 / 北緯34.8619889度 東経135.6752722度 / 34.8619889; 135.6752722
樟葉駅(くずはえき)は、大阪府枚方市楠葉花園町にある、京阪電気鉄道京阪本線の駅。駅番号はKH24。 京阪では大阪府最北端の駅であり、男山団地の住民をはじめ隣接する京都府八幡市内からの利用者も多い。 2003年以降特急停車駅となり[注 1]、現在は快速特急「洛楽」以外の全種別が停車する。 当駅周辺は京阪線を挟んで東側は京阪電鉄によって開発された住宅地や商業施設が密集するが、西側はゴルフ場や淀川河川敷が広がり、ホーム上から見える景色に大きな差異が存在する。 2003年までは車内放送の際に駅名の後に「ローズタウン・ゴルフ場前」と呼称していた。現在は「くずはモールへお越しのお客様はこの駅でお降りください」とアナウンスされる。 京都・大阪両府境付近にあり、1960年代までは田畑で囲まれた閑散とした駅であったが、京阪が長年にわたって大規模な住宅地や商業施設などの開発を行い、それに伴って周辺部にも男山団地をはじめとする住宅地が建設された。その結果、1日あたりの乗降客数は1961年時点では京阪本線中最少の1560人であったのが1972年に22,000人、1977年に46,000人にまで増加し、1983年11月には63,400人に達した[1]。京阪は「中期経営計画 ATTACK 2011」においても、中之島・京都地域とともに、くずはを最重点エリアに位置づけている。 なお、本駅の表記は「樟葉」だが、駅所在地の住所表記は「楠葉」と異なっている。これは、「楠葉村」と「船橋村」が合併して「樟葉村」が成立した経緯に由来しており、駅名に採用された「樟葉」は開業当時の自治体名、住所表記(大字)は樟葉村・枚方町・枚方市時代を通じて「楠葉」である。近年は「くずは」と平仮名で表記されるケースが増えている[注 2]。
概要
歴史リニューアル前の樟葉駅舎
年表
1910年(明治43年)4月15日:京阪本線開通と同時に開業。
1917年(大正6年)10月1日:大正大洪水で築堤崩壊・浸水で運休、同月14日駅再開[2]。
1934年 (昭和9年) 9月21日:室戸台風が関西を来襲。牧野付近の浸水、路盤の流失などの大きな被害を受けて駅休止。同月24日運転再開[3]。
1935年 (昭和10年) 8月11日:水害(宇治川氾濫)で中書島 - 枚方東口(現・枚方市)間で運転停止のため駅休止、同月13日復旧再開[3]。
1939年(昭和14年)3月1日:枚方の陸軍弾薬庫の爆発事故で当駅より大阪側が運転不能、同月4日20時より当駅を通過で運転再開、3月6日午前11時より平常ダイヤで運転再開[4]。
1943年(昭和18年)10月1日:会社合併により京阪神急行電鉄(阪急電鉄)の駅となる。
1949年(昭和24年)12月1日:会社分離により京阪電気鉄道の駅となる。
1953年(昭和28年)9月26日:台風13号により、宇治川 - 木津川間の築堤崩壊、それに伴う京阪伏見変電所から橋本変電所への送電線の切断で停電で運休。10月1日、駅再開[5]。
1956年(昭和31年)
3月10日:スピードアップのためホーム改築[6]。
12月13日:上りホーム改築[6]。
1957年(昭和32年)
3月27日:樟葉パブリックゴルフコース設立(資本金800万円・同年9月1日営業開始)。
5月15日・8月15日:改築[6]。
1961年 (昭和36年) 9月16日:第2室戸台風により16時30分より全線運転停止で駅休止。翌17日午後3時より駅再開[7]。
1967年(昭和42年)6月15日:「くずはローズタウン」造成工事起工式。
1968年(昭和43年)11月10日:「くずはローズタウン」第1次分譲開始(日本初の官民一体型ニュータウン)。