標準テレビジョン放送(ひょうじゅんてれびじよんほうそう)は電波法の規定で、高精細度テレビジョン放送に含まれる、アナログハイビジョン(1035i)、1080i、720pより低い解像度の映像によるテレビ放送。さらに総務省令により放送方式が定められている。
標準テレビジョン放送方式は、省令[1]によりNTSC-Jとしていたが、アナログ放送終了後に2013年(平成25年)2月20日総務省令第7号によりこの省令が廃止された。クリアビジョン、ワイドクリアビジョンも含まれる。
標準デジタルテレビジョン放送方式は、省令[2]により、ISDB-S、ISDB-T、DVB-S準拠としている。
デジタル放送における、標準テレビジョンは480i(480p)で行われる。現在、標準テレビジョンのチャンネルはスカパー!プレミアムサービス(一般衛星放送)、スカパー東経110度(基幹衛星放送)などに存在する。 地上波テレビ局に対してはアナログ放送時代に、標準テレビジョン放送、標準テレビジョン音声多重放送(-TV)、標準テレビジョン文字多重放送、標準テレビジョンデータ多重放送それぞれにコールサイン(識別信号)が与えられていた。
識別信号
脚注[脚注の使い方]^ 平成3年郵政省省令「標準テレビジョン放送(デジタル放送を除く。)に関する送信の標準方式」
^ 平成23年総務省令第87号「標準テレビジョン放送等のうちデジタル放送に関する送信の標準方式」
表
話
編
525本
System M
NTSC
NTSC-J(クリアビジョン / ワイドクリアビジョン)
PAL-M
625本
PAL
PAL-N
PALplus
SECAM
音声
BTSC(MTS)
NICAM-728
Zweiton(A2/IGR)
EIAJ
SAP
インターレース
SDTV(480i / 576i)
HDTV(1080i)
プログレッシブ
LDTV
240p
288p
ISDB
EDTV
480p
576p
HDTV
720p
1080p
スーパーハイビジョン・UHDTV
2160p
4320p
固定受信
ATSC
DVB
ISDB
移動体受信
ISDB(ワンセグ
NOTTV)
ATSC 2.0(A/72)
DVB
DTMB
DMB
SBTVD
CMMB
モバHO!
映像圧縮
MPEG-2
H.264
H.265
音声
AC-3(5.1)
DTS
MPEG-1 Audio Layer II
MPEG Multichannel
PCM
LPCM
AAC
HE-AAC
信号
クローズドキャプション
文字多重放送
CPCM
ブロードキャストフラグ
限定受信システム
AFD
EPG
技術
14:9
動画形式
MPEGトランスポート
規格逆変換
放送規格変換
映像処理
ビデオ・オン・デマンド
HDTVブラー
画面解像度
標準テレビジョン放送