樋口泰行
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ひぐち やすゆき樋口 泰行
2012年
生誕 (1957-11-28) 1957年11月28日(62歳)
日本兵庫県
国籍 日本
職業経営者

樋口 泰行(ひぐち やすゆき、1957年11月28日 - )は、日本の実業家
目次

1 来歴・人物

2 経歴

3 著書

4 出典

5 関連項目

来歴・人物

兵庫県生まれ。大阪大学工学部卒業。松下電器産業のエンジニア時代、同じプロジェクトで仕事をした米国IBMスタッフたちから、強烈なカルチャーショックを受け、「MBA(経営学修士)留学」を渇望するようになる。猛勉強の末、ハーバード大学ハーバード・ビジネス・スクールへ入学し、卒業後は異色のキャリアを積む。そして2003年、45歳という若さで日本ヒューレット・パッカード社長に抜擢された。

経歴だけを見れば、一見華やかなエリートと思われるが、本人は内向的で、話し下手で、人一倍不器用な人間だったと言う。それでも大きな成果を上げることができたのは、愚直なまでの「努力」と「熱意」で目の前の仕事と格闘してきたからであり、たとえどんなに厳しい環境でも、必死に努力して自分の存在価値を示せば、次のステップが見えてくる。そんな信念を持って生きてきた事を綴り、2005年3月に著書『「愚直」論』を出版した。

同年5月に日本ヒューレット・パッカード社を退任し、産業再生機構の支援で再建中であったダイエー代表取締役社長に就任した。しかし、同社を支援する丸紅との確執から、2006年10月に社長を退任。そんな「ダイエー再生」に挑んだ499日間の出来事を綴り、2007年12月に著書『変人力』を出版した。

2007年3月5日付で、マイクロソフト日本法人の代表執行役最高執行責任者(COO)に、翌2008年4月1日付で、同代表執行役社長 兼 米国本社コーポレートバイスプレジデントに就任した。2015年7月1日、副社長であった平野拓也へ社長職を譲り、自身は代表執行役会長に就任。2017年4月1日付で古巣パナソニックに復帰し、専務役員・コネクティッドソリューションズ社社長に就任[1]
経歴

1980年 大阪大学工学部卒業

1980年 松下電器産業入社

1991年 ハーバード大学経営大学院ハーバード・ビジネス・スクール卒業、経営学修士(MBA)

1992年 ボストンコンサルティンググループ入社

1994年 アップルコンピュータ入社

1997年 コンパックコンピュータ(現日本ヒューレット・パッカード)入社

2003年 日本ヒューレット・パッカード代表取締役社長就任

2005年 ダイエー代表取締役社長就任

2006年 ダイエー代表取締役社長を退任し、顧問に就任

2006年12月31日 ダイエー顧問を退任

2007年3月5日 マイクロソフト日本法人代表執行役 最高執行責任者に就任

2008年4月1日 マイクロソフト日本法人代表執行役社長 兼 米国本社コーポレートバイスプレジデントに就任

2015年7月1日 日本マイクロソフト代表執行役会長に就任

2017年4月1日 パナソニック株式会社専務役員・コネクティッドソリューションズ社社長に就任[2]

2017年6月29日 パナソニック株式会社代表取締役専務に就任[3]

著書

『「愚直」論』(
ISBN 9784478733066

『変人力』(ISBN 9784478000830

出典

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^「日本マイクロソフトの樋口会長、パナソニックへ異例の出戻り」日本経済新聞2017/2/28


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