様似町
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さまにちょう 
様似町
様似町の市街地とアポイ岳

様似町旗様似町章
町旗・町章、共に1918年大正7年)5月1日制定

日本
地方北海道地方
都道府県北海道日高振興局
様似郡
市町村コード01608-0
法人番号3000020016080
面積364.30km2

総人口3,828人 [編集]
住民基本台帳人口、2024年4月30日)
人口密度10.5人/km2
隣接自治体浦河郡浦河町幌泉郡えりも町
広尾郡広尾町
町の木日高五葉
町の花ヒダカソウ
他のシンボル-
様似町役場
町長[編集]荒木輝明
所在地058-0014
北海道様似郡様似町大通1丁目21番地
.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯42度07分40秒 東経142度56分01秒 / 北緯42.12783度 東経142.93367度 / 42.12783; 142.93367座標: 北緯42度07分40秒 東経142度56分01秒 / 北緯42.12783度 東経142.93367度 / 42.12783; 142.93367

外部リンク ⇒公式ウェブサイト

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様似町(さまにちょう)は、北海道日高振興局管内にあるである。様似郡に属する。

町名のサマニはアイヌ語起源で、サムンニ(倒れ木)[1]、サンマウニ(寄り木)、エサマンペッ(カワウソの川)、シャンマニ(高山のあるところ)、シャマニ(横木)、女性の名前など、諸説ある[2]

全域がアポイ岳ジオパークとして国際連合教育科学文化機関(ユネスコ)の世界ジオパークに認定されている。
地理

北海道南部、日高山脈の南部に位置する。町の南部では山脈が太平洋に迫り、特に冬島幌満間の日高耶馬渓(ひだかやばけい)は奇勝・険路で知られ、江戸時代にシャマニ山道が開削されている。

山: アポイ岳(810m)、ピンネシリ(958m)

河川: 様似川、幌満川

湖沼: 幌満湖(人工湖)

岬: エンルム岬

隣接している自治体

日高振興局

浦河郡浦河町

幌泉郡えりも町


十勝総合振興局

広尾郡広尾町


沿革

江戸時代1600年ごろ)に砂金採取のために和人が多数移り住むようになった。

1802年享和2年):蝦夷奉公の管下となる(これが様似町の開基)。

1880年明治13年):戸長役場が設置される。

1906年(明治39年):様似郡様似村、鵜苫村、冬島村(ふゆしま)、幌満村(ほろまん)、岡田村、二七村(になな)、誓内村(ちかない)、平鵜村(ひらう)が合併、二級町村制、様似郡様似村

1941年昭和16年):当時の村内の地名が以下のように再編される。

(大字)様似村 → 東様似、西様似に分割

二七 → 田代に改称

岡田、二七の各一部から新富が成立

誓内 → 旭、大泉に分割

平鵜 → 平宇に改称


1952年(昭和27年):町制施行、様似町

1961年(昭和36年):東様似が、西町、潮見台、港町、本町、会所町、栄町、大通、錦町、緑町、朝日丘の各町に再編

2002年平成14年)8月26日 - 9月3日:第4回国際レルゾライト会議が開催される。日本国内では初開催

2008年(平成20年)12月8日:日本ジオパークとしてアポイ岳ジオパークが認定される[3]

2013年(平成25年)4月13日:アポイ岳ジオパークビジターセンターが開館[4]

2015年(平成27年)9月19日:アポイ岳ジオパークが世界ジオパークとして認定される[5]

行政

町長:荒木輝明

歴代首長

[6]

代氏名就任日備考
様似村長(官選)
初小荒井澄1906年(明治39年)4月1日
2菊地快夫1906年(明治39年)6月1日
3諏訪和一郎1910年(明治43年)4月1日
4石黒茂治1913年(大正2年)2月4日
5加藤左平1915年(大正4年)2月19日
6吉田慶太郎1920年(大正9年)9月14日
7北沢静1922年(大正11年)7月8日
8高木勉1922年(大正11年)11月23日
9十倉十六美1925年(大正14年)4月24日
10高橋熊二郎1927年(昭和2年)4月25日
11近藤義郎1929年(昭和4年)8月24日
12鈴木菊造1930年(昭和5年)4月19日
13大石晃弘1934年(昭和9年)7月6日
14小林潤1939年(昭和14年)2月21日
15占部久重1940年(昭和15年)1月12日
様似村長・様似町長(公選)
16留目四郎1947年(昭和22年)4月10日5期
17高瀬正次1967年(昭和42年)5月1日3期
18岩谷勝美1976年(昭和51年)12月19日3期
19谷ア敏夫1988年(昭和63年)12月19日3期
20橋爪正利2000年(平成12年)12月19日2期
21坂下一幸2005年(平成17年)10月11日4期

姉妹都市・提携都市
国内
姉妹都市


野田村岩手県九戸郡

南区新潟県新潟市

1995年(平成7年)10月22日に当時の味方村と姉妹都市締結。「北海道大凧まつり」「白根大凧合戦」と、共に凧の祭りが行われているという縁から1991年(平成3年)に交流を開始していた。編入合併後も交流事業が継続されている。


経済

漁業が盛んな町であり、漁業基盤となる4つの漁港(鵜苫、様似、冬島、旭)と2つの漁協支所(日高中央漁業協同組合様似支所、えりも漁業協同組合冬島支所)を有し、前浜を流れる暖流(津軽海流)と寒流(千島海流)の影響を受け、多種多様な魚種が生息する漁場が形成され、古くから「水産業の町」として栄えてきた。サケ・マス、タラなどの他にタコやウニ、ツブ貝や昆布など多彩な海産物が獲れる。定置網漁業で漁獲される天然秋鮭の一部は銀聖と呼ばれ日高振興局管内でブランド化されている。サケ・マスの漁獲量は全国9位、日高振興局管内1位である[7]昆布(ミツイシコンブ、通称:日高昆布)も全国屈指の産地であり1,876トンの漁獲量は全国6位となっている(2018)[8]。この他に畑作、稲作、酪農、畜産、馬産などもおこなわれている。隣の浦河町とともに夏イチゴ(すずあかね)の生産に力をいれている。新規就農者も多く、涼しい気候を生かし全国有数の出荷量を達成している。
立地企業

東邦オリビン工業株式会社 日高事業所

新日本電工株式会社 日高工場


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