槇尾山
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槇尾山の蔵岩(左)と山頂(右)
標高600 m
所在地大阪府和泉市槇尾山町
位置.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯34度23分23秒 東経135度30分29秒 / 北緯34.38972度 東経135.50806度 / 34.38972; 135.50806
山系和泉山脈
OpenStreetMap
プロジェクト 山
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槇尾山(まきおさん)は、大阪府和泉市にある標高600 mの。標高500 mくらいのところに行基空海ゆかりの古刹「施福寺」があり、参拝登山者の多い霊峰である。目次

1 概要

2 槇尾山への交通アクセスについて

3 脚注

4 外部リンク

概要

ハイキングコースは、河内長野市滝畑側にも用意されているので、和泉市民だけでなく、河内長野市民も気軽に槇尾山への登山を楽しむ事が出来る。

槇尾山の中腹には、青少年の活動の拠点として利用されている緑あふれる施設「和泉市立青少年の家」がある。多目的ホール、談話コーナー、食堂、浴室など快適な設備を多数を整えている。また、八ヶ丸山頂 (419 m) までの全長1.5 kmの森林浴コースである「槇尾山グリーンランド」への登り口もここにあり、八ヶ丸山頂の展望台からは、大阪湾六甲山淡路島関西国際空港などが一望でき、地元での評判は高い。森林浴コース途中には、地場産業のみかん園があり、シーズンにはみかん狩りも楽しめるようになっている。また、全長100 mのローラー滑り台、あじさい園、芝生広場なども楽しめる。

槇尾山の標高500 mくらいのところには、施福寺天台宗)がある。この寺は、かつては修験道の寺院であったと考えられ、高僧行基空海もここで修業をした。和泉国の代表的な名刹として全国に知られており、西国三十三所の第四番札所となっている。また、国の重要文化財の寺宝「槇尾山大縁起」は有名である。 現在は、天台宗で本尊弥勒菩薩と札所本尊の千手観音がまつられている。また、境内からは南東に岩湧山、東に金剛山が眺望できる。春は桜、秋は紅葉が楽しめる。

槇尾山には、三国山や宿山、さらには鍋谷峠へ通じる山道も存在する。その山道で遭難する人もいるので注意が必要。河内長野市側のハイキングコースの途中に、この山道へ入れる分岐点がある。

山頂(捨身ヶ岳ともいう)への登山道はわかりにくく、山頂まで行く人は少ない(施福寺の境内付近を山頂と誤解している人も多い)。山頂からの展望はあまり良くない。蔵岩、仏岩という岩場がありロッククライミングをする人もいる。蔵岩からの展望は良い。清水(きよず)の滝、人智開明の滝といった滝もあるが、そこへの道はややわかりにくく、危険な箇所もある。なお、2015年現在、山頂、蔵岩は立入禁止となっている[1]

屯鶴峯奈良県香芝市)を出発点とする自然歩道・ダイヤモンドトレールの終着点である。

槇尾山グリーンランド展望台(八ヶ丸山 山頂)

槇尾山グリーンランド芝生広場

蔵岩

清水の滝

槇尾山への交通アクセスについて オレンジバス

かつては南海バス光明池営業所が、南海本線泉大津駅からハイキングコース入口の「槙尾山[2]バス停までの路線バス(父鬼線34系統)を運行していたが、2005年7月1日改正で一部区間が廃止され[3]、ハイキングコースから離れた「槙尾山口[2]」までしか運行されなくなった。
そこで2005年12月11日から、和泉市コミュニティバス「オレンジバス」に槙尾山ルートを加える形でバス運行が再開された[3]。ルートは「槙尾中学校前[2]」から「槙尾山」までの区間である。また「槙尾山口」から「槙尾山」までの区間はフリー乗降となる。詳細は「南海ウイングバス南部本社営業所#オレンジバス」を参照

河内長野市側のハイキングコースの最寄りバス停は、南海高野線および近鉄長野線 河内長野駅から発着している日野・滝畑コミュニティバスの「滝畑ダム」である。


車でのアクセス:大阪府道228号槇尾山仏並線


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