榛名湖
榛名湖と榛名富士
群馬県における榛名湖の位置
所在地 日本
群馬県高崎市榛名湖町・吾妻郡東吾妻町
位置.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯36度28分30秒 東経138度52分00秒 / 北緯36.47500度 東経138.86667度 / 36.47500; 138.86667
榛名湖(はるなこ)は、群馬県西部にある湖。榛名山のカルデラ内に生じた火口原湖で[2]、水系としては利根川に属する[6]。周囲は約4.8キロメートル[7]、面積は約1.2平方キロメートル、最深部は約12メートルから15メートル。
『万葉集』の時代から上野国を象徴する歌題「伊香保の沼」として知られる。榛名神社とともに、江戸時代以降は関東地方を中心とする雨乞い信仰「榛名講」の目的地となった。明治時代以降は近接する伊香保温泉に集まった文化人によって文芸作品に描かれた。大正時代からは本格的な観光開発が始まり、年間百数十万人(1987年[5])の観光客を集め [注 1]、一年を通じて群馬県を代表する観光地の一つとなっている。 群馬県(旧上野国)にある赤城山(標高1827メートル)、榛名山(標高1449メートル)、妙義山(標高1103メートル)はいずれも火山で、上毛三山と呼ばれて県のシンボルになっている。なかでも高崎市、前橋市、渋川市や利根川を挟んで東西に対称的に位置する赤城山と榛名山は、同時期に活発な火山活動を行って成層火山へと成長し、後代の噴火でその頂部を失いカルデラを形成した。それぞれ山頂部のカルデラ内に湖沼を有し、赤城山に大沼や覚満淵、榛名山には榛名湖がある[9]。
概要