楽譜
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ウィキペディアにおける楽譜の書き方については、Help:Scoreをご覧ください。
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無伴奏ヴァイオリン ソナタ1番 BWV1001 の自筆譜(1720年)? J.S. バッハ.mw-parser-output .side-box{margin:4px 0;box-sizing:border-box;border:1px solid #aaa;font-size:88%;line-height:1.25em;background-color:#f9f9f9;display:flow-root}.mw-parser-output .side-box-abovebelow,.mw-parser-output .side-box-text{padding:0.25em 0.9em}.mw-parser-output .side-box-image{padding:2px 0 2px 0.9em;text-align:center}.mw-parser-output .side-box-imageright{padding:2px 0.9em 2px 0;text-align:center}@media(min-width:500px){.mw-parser-output .side-box-flex{display:flex;align-items:center}.mw-parser-output .side-box-text{flex:1}}@media(min-width:720px){.mw-parser-output .side-box{width:238px}.mw-parser-output .side-box-right{clear:right;float:right;margin-left:1em}.mw-parser-output .side-box-left{margin-right:1em}}ポータル クラシック音楽

楽譜(がくふ)は、楽曲演奏記号や符号などの記号によって書き表したものである[1]。一般に、西洋音楽に発祥したものを指すが、世界の音楽において、様々な楽譜が存在している。また、この記号化の規則を記譜法といい、楽譜を譜面と呼んだり、単に譜と呼んだりもする。
概要天平琵琶譜(奈良時代 天平10年頃 西暦738年頃)正倉院

楽譜は、ことばを記録する文字と役割が似ているが、文字が必ずしも朗読されることを目的として書かれるのでないとの対照的に、楽譜はほとんどの場合演奏されることによって目的が達成される所が大きく異なる。

文字では筆記者の意図を書き記したものと語られている内容を書き取ったものとがあるのと同様に、楽譜にも筆記者(作曲家編曲家など)の意図を書き記したものと演奏を書き取ったものがあり、楽譜の作られ方に若干の相違が生じる。

また、音楽の記録のためには、音そのものを録音するという方法があり、この方法は音楽の微細な表情を記録するのに非常に有効である。しかし、録音が演奏の記録にすぎないのに対して、楽譜には音を使わずに読むことができるので演奏しながら読むことができる・演奏のためのさまざまなヒントを記すことができる・時間の流れを越えて視覚的に把握することができる・といった特徴があり、録音に取って代わられるものではない。

作曲においては楽譜という形で記す事で、楽曲の全体の構成を整えたりするという効用がある。また一方、楽譜を読み書きする技能は作曲や演奏・歌唱には絶対に必須のものではないため、楽譜が読み書きできない作曲家(例:ヴァンゲリス)や演奏家・歌手(例:ポール・マッカートニー)は少なくない。エロル・ガーナーはジャズの名曲・「ミスティ」の作曲家として有名なピアノ演奏家だが、独学でピアノ演奏を会得していたために楽譜の読み書きができず、ある日飛行機で移動する最中にふと頭に浮かんだメロディを記すすべがなかった。彼は到着した先のホテルのピアノとテープレコーダーを急遽借りて、演奏し録音する事でメロディの亡失を防いだ逸話が残っている。
楽譜の種類
五線譜

5本の線を基にした五線記譜法による五線譜は、西洋音楽発祥で、現在最も広く用いられている。音高軸と時間軸とを持った点グラフの一種とみなされる五線には、音符休符(英語版)以外にも、音部記号拍子調号、臨時記号、また、文字を用いて示すものと、それ以外のマークやシンボルによる演奏記号、言葉による標語などがある。これの発展した形にはクラウス・カール・ヒュプラーの楽譜のようにすべてのパラメーターを数段に分けて書いたものがある。完全に記譜できる反面演奏には極度の難解さを持っている。指揮台上の総譜
フルスコア(総譜・スコア)
管弦楽吹奏楽など合奏用の楽譜で、各パートのすべての音が記載されているもの。普通は指揮者用のA3以上の大型スコアを指すが、作曲家や音楽学者の研究用にミニチュアスコア(Taschenpartitur・独)の方が多く存在し内容は全く同じである。
コンデンススコア(ミニスコア)
総譜を、見やすいように、ピアノでも弾けるようにまた指揮のレッスンでも使えるようにコンパクトにまとめたもの。ショパン作曲のピアノ譜
大譜表(ピアノ譜)
ト音記号ヘ音記号の2段からなる楽譜。総譜をコンパクトにまとめたり、鍵盤楽器用の曲を記したりするときに使われる。
パート譜
管弦楽や吹奏楽など合奏用の楽譜で、それぞれのパートを演奏するのに必要な楽譜だけが抜き出してある楽譜。総譜の対義語。ヨーロッパには合唱の楽譜にも各パート譜がありボーカルスコアを使わないことが多い。
ボーカルスコア
声楽の含まれるオーケストラのフルスコアから、オーケストラのパートをピアノに直したもの。声楽のためのパート譜として使ったり、声楽がピアノで練習するときに使う。
リード・シートCメロ譜
原曲のメロディとコード・ネームとが書かれている単純な楽譜。ジャズなどのポピュラー音楽で、アドリブ演奏をされることを目的としている。
五線譜以外
文字譜
タブラチュア ? 『Orphenica Lyra』Miguel de Fuenllana(1554年)
タブラチュア
奏法譜と訳され、一般にはタブ譜と呼ぶ。現在ではギターの奏法(弦の押さえ方が記されている)を示すために多く使われる。
一線譜(一本線)
明確な音程を持たない打楽器の記譜に用いる。明確な音程がない打楽器は必ず一線譜で記譜されるというわけではなく、音部記号を持たない五線譜で記譜されることもある。
図形楽譜
時間と音程を表した空間の中に線や幾何学図形などの図形で音を表す楽譜。芸術性のある視覚効果を狙ったものや、固定した時間軸と音程軸で表した空間に長い四角の図形を使い音を表したものまで様々。この手法を用いる作曲家としてはジョン・ケージスティーヴ・ライヒモートン・フェルドマンなどの前衛的音楽家が多い。MIDIなどの電子音楽では細かい演奏データを忠実に再現できるために、五線譜より精細な記法として図形楽譜的な視覚化を行って作曲・編曲されることがある。ピアノロールは楽譜として見るよりも実際にピアノに押し込んで演奏させる演奏媒体として見られる。現在では図形楽譜を用いる目的は五線譜で表現できないパッセージや雑音のみを記譜する場合が多い。
文字楽譜
ケージの「4分33秒」やシュトックハウゼンの「7つの日々」の音楽のように演奏すべき事柄をすべて文章によって記述した「楽譜」。「絵による楽譜」のように不確定要素が多く、演奏者の感性によって全く違う音楽が奏される一種の即興音楽として見られる。
ムトウ記譜法
ムトウ音楽メソッドを基に作られた、3本の基線で表す楽譜であり、3線譜ともいう。音部記号は変化記号はなく、音域は数字で表され、黒鍵の音にはそれぞれに独立した名称がついている。


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