楽天競馬
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この項目では、公営競技の投票券を購入することについて説明しています。テレビ番組等で意見を集めることについては「双方向番組」をご覧ください。
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この記事は特に記述がない限り、日本国内の法令について解説しています。また最新の法令改正を反映していない場合があります。ご自身が現実に遭遇した事件については法律関連の専門家にご相談ください。免責事項もお読みください。

電話投票(でんわとうひょう)は、公営競技中央競馬地方競馬競輪競艇オートレース)の投票券を、電話回線やパソコンスマートフォンを使って(「チケットレス」/ペーパーレスで)購入する投票形式、またはそのシステムのことである。その中でも特にインターネット(スマートフォンを含む)を利用しての投票は「インターネット投票」と呼ばれる。1974年に中央競馬で初導入され、現在は中央競馬・地方競馬・競輪・競艇・オートレースの全国各地で開催されている全レースを対象に購入が可能。

20歳未満などの競馬法自転車競技法モーターボート競走法小型自動車競走法によって購入が禁じられている者や、破産者で復権を得ない者など[注 1]を除く、満年齢20歳以上の者であれば参加が可能である。
利用方法

事前に定められた応募期間
[注 2]に郵送、競走会場に備え付けの申し込み用紙を請求するか、電話・インターネットでの直接申し込みにより加入手続きを済ませる(入会金、年会費は無料)。

その際金融機関への口座開設手続き準備を進めておくこと。なお取り扱い金融機関によっては「担保方式」「無担保方式」とに分けられることもある。また加入手続きを郵送で行う場合と銀行の窓口に出向いて行う場合とがあるので事前に確認しておくこと。

近年はインターネット専業銀行の口座を使った会員制度が競艇で初めて導入され、2005年6月18日より中央競馬でも「即PAT」の愛称で実施された。現在は競輪(競輪ネットバンクサービス)・オートレース(ネットバンク投票会員)でも導入されている。これは、提携のインターネット専業銀行の口座を持っていれば、会員手続きを行うだけで即日会員となることが出来るほか、一般銀行が休業となる土・日曜・祝日でも口座残高の不足分を出し入れすることが出来るなどの利点がある。なお薄暮競走ナイター競走が行われる場では、金融機関によってそれに対応していないものがあるため、購入に際しては各競走団体、金融機関の告知で確認する必要がある。


投票の方式

電話投票開始時は利用者が電話投票窓口に直接電話をかけ、オペレータとの対話によって購入対象を伝える「CRT方式」と呼ばれる方式がとられていた。この方式では、投票窓口に多くのオペレータが必要となり、競走直前には電話回線が輻輳になり、つながりにくくなる、対話方式のため投票の確認に時間がかかる、通話を録音する必要があるなど、投票会員を多く集めるには制約が多かった。また人件費などのランニングコストが多額になるため、会員は入会の際に担保として(10万円から30万円)を定期預金として預ける必要があった。

現在はCRT方式による投票すでに廃止されていて、ARS方式に移行された。2024年1月1日現在はARS/i-PATの2方式での対応となっている。
ARS方式
一般固定電話、公衆電話、特殊簡易公衆電話でプッシュ式の電話機(黒電話などのダイヤル式電話機からは利用不可)、携帯電話、スマートフォン(プッシュ回線、ダイヤル回線からはトーンが信号が使える電話機が必要)を使って音声ガイドの指示に従って投票する。中央競馬はナビダイヤルからIP電話回線への移行により全国12ヵ所の電話投票所を2007年12月末をもって廃止した。ARSは: Audio Response System(音声応答システム)の略である。
PAT方式
専用端末もしくは専用ソフトを購入して利用する。特に中央競馬で使用される場合が多いが、データ放送については競艇でも実施されている。また中央競馬では利用開始の際、スタッフの抽選で東京、大阪のいずれかの利用する投票所を決定する。PATは: Personal Access Terminal(個人用アクセス端末)の略である。対応機器・ソフトは全て発売を終了しているほか[1][2]、2015年7月末をもってサービス自体も終了した[3]
I-PAT方式

iPad」とは異なります。
近年開始されたシステムながら、利用者が急増して、現在では主流となりつつあるシステムで、旧来はパソコン通信で、今ではインターネットパーソナルコンピュータスマートフォンタブレット端末携帯電話通信)を利用して、どこからでも投票することが可能なシステム(実施については、主催者によって異なるので、利用の際問い合わせること)。ファミリーコンピュータを利用した端末コントローラJRA-PAT カード

PAT方式が本格的に導入された当初は、PAT会員とARS会員を別々で募集していた。一時はJRAの「即PAT」や「JRAダイレクト」を除き、I-PAT・ARSの両方が利用できるようになっている。

かつては、以下のPAT方式対応機器・ソフトが発売され投票可能であったが、現在は発売・サービス共に終了となっている。なお投票が可能な端末であっても、既に機器自体の保守・修理受付は全て終了していたため、故障した場合には他方式への乗り換えが必要になった[2][4]。また投票可能な機種でも、ソフトのバージョンによっては、中央競馬において開催9日目以降の情報が取得できないなど利用制限があった[5]

ファミリーコンピュータ(JRA PAT)[6]スーパーファミコン(JRA PAT、JRA PAT ワイド対応版)・ドリームキャスト(JRA PAT for Dreamcast)の専用ソフト - 2015年の廃止時まで対応した賭式の情報取得や投票が可能だった。

ホームマスター - 文字放送の端末でNHKテレモ日本と専用ソフトを利用。廃止。

モバイルゲット - NTTドコモから発売されていた、電話投票機能付きの携帯電話PHS端末。実はドコモ初のWireless Application Protocol(WAP)対応機種でもある[7]。廃止。

テレアシスト - NTTが発売していた液晶ディスプレイ付き多機能電話機。

モバイルメイト - NTTデータから発売されていた、液晶ディスプレイ付の端末。プッシュホン電話・ISDNに接続するか、外付けアダプタでムーバ網に接続して利用する。専用ソフトを装着することが必要。

パソコン - Windows対応のソフトと電話回線を使用。

CSデータ放送 - スカパー!の番組連動データ放送サービス(受信する場合はそれ専用の端末、またはそれ内蔵型のチューナーが必要)を受信して電話回線で投票する。

また競馬場やウインズの最寄の投票券発売所に遠い競馬ファンのためにコンビニエンスストアを利用したSAT方式というのも試験的に導入されたが、I-PAT方式で携帯電話からも投票できるようになったことからこれも廃止された。

希望者には端末(PAT方式)やインターネット(I-PAT方式)、ファクスなどを使って各種情報(競馬の場合は開催条件情報、オッズ、出馬情報=出走取り消しや騎手変更、馬体重情報、成績・払戻金情報など)を利用することも出来る。

購入金額は原則として全賭式100円単位。締切時間は基本的にARS方式・JRAダイレクトは当該レース発走5分前、I-PAT・PAT方式ではそれの1分前まで(2011年7月16日の開催から。それまでは2分前が締切だった[8])購入可能。ただし、JRAダイレクトの場合は最低購入金額が1000円以上100円単位となっている。

なお、中央競馬では重賞競走の前日発売の他に、I-PAT, PAT方式, JRAダイレクトでは、日曜日開催分の夜間発売(土曜日20時から)にも対応している。ただし、2009年までは1月から3月下旬頃までは、原則として積雪等による開催中止やコース変更を考慮して、前日・夜間発売は実施されなかったが、例外としてフェブラリーステークス(2月20日前後の日曜日に開催されるGI)とJRAが指定した日(2009年1月5日開催分など)のみ発売された。2010年以後は基本通年で前日・夜間発売を実施するようになったが、台風や積雪などが予想され、開催に支障をきたす場合には、前日・夜間発売をしない場合もある(詳しくはJRAの発表を参照)。

また2016年10月の凱旋門賞(仏G1)を皮切りに、日本の各競馬団体に所属する競走馬が日本国外の重賞競走に出走する場合、及び日本馬の出走の有無に関係なく世界的に知られる主要重賞競走について「海外馬券」として発売する競走があり、これも基本的に即PAT(全開催日)、A-PAT(中央競馬開催日のみ)[9]に会員登録することで購入することができるようになった。ただし、オッズ・払戻金(枠連複、WIN5は発売なし)については独自プールでの発売となるため、JRA独自の集計とする。即PAT・A-PATであっても、JRAダイレクト、及びフィーチャーフォン用アプリでは購入することができない[10]。なお、出走頭数があまりに多すぎる競走(グランドナショナルなど)は発売対象とならない。

なお2018年9月22日の東京競馬場を皮切りとして、キャッシュレス投票カードの「JRA-UMACA」が順次導入されることになり、これまでネット投票に限定していたWIN5は同9月23日から、海外馬券も同10月7日の凱旋門賞から、中央競馬開催日に限り競馬場やWINSで購入できるようになった。JRA-UMACAは電話・ネット投票会員でなくても会員登録可能。
中央競馬の電話投票システム
A-PAT

従前の電話・インターネット投票専用口座を開設し、JRA開催日の前銀行窓口営業日までの残高の範囲で投票できるサービス。残高がなくなるとその節のレースの投票が一切できなくなる。電話・インターネットネット投票専用の口座はJRA開催日直前の21時より決済日(通常は毎週月曜日)にあたるJRA開催日直後の銀行窓口営業日まで口座の入出金が取り扱いできないため、電話・インターネット投票用以外の普通預金口座が必要となる。なお、指定口座が三菱UFJ銀行・りそな銀行の場合はJRA開催日前日の21時まで入出金が可能(ただし、指定口座がみずほ銀行・三菱UFJ銀行・三井住友銀行・りそな銀行の場合はJRA開催日直後の銀行窓口営業日午前中までで口座のロックが解除され、正午以降は口座への入出金が可能となる。なお、第四北越銀行、東邦銀行、北洋銀行は、JRA開催日直後の銀行窓口営業日の引き出しは終日不可だが、入金は可能となる)
即PAT

即PAT(ソクパット)は、前述のとおり2005年6月18日より開始されたサービスであり、2024年1月1日現在は以下の9行で対応している。

利用できる銀行

PayPay銀行(ジャパンネット銀行だった開始当初より対応)

楽天銀行2006年10月8日より対応)

三井住友銀行(2008年1月5日より対応)

なお、インターネットバンキング(SMBCダイレクト)に加入している口座に限られる。


三菱UFJ銀行(2008年10月25日より対応)

三井住友銀行と違い、インターネットバンキング(三菱UFJダイレクト)の加入義務はない。


住信SBIネット銀行(2013年7月26日より対応)

ゆうちょ銀行(2016年1月15日より対応)

りそな銀行埼玉りそな銀行(2017年7月28日より対応)

auじぶん銀行(2018年9月7日より対応)


JRAダイレクト

JRAダイレクトは、2011年4月22日より開始されたサービスであり、2024年4月30日現在、以下のクレジットカード会社10社で対応している。

三井住友カード

UCカード

JCBカード

三菱UFJニコス(MUFGカード・DCカード・NICOSカード)

楽天カード

ダイナースクラブカード

セゾンカード

セブンCSカード

出光カード

ジャックスカード

なお、上記のカード会社10社ともに登録は本人会員カードでかつ会員本人名義の銀行口座振替(ゆうちょ銀行も含む)になっているカードに限られ、代金支払口座が証券口座または窓口払いのカード、家族会員、一部の提携カード、リボ専用カード、三菱UFJニコス、楽天カード、セゾンカード、出光クレジット、セブンCSカードサービスの各社から発行されているアメリカン・エキスプレスブランドのカード、NICOS国内専用カード三菱UFJ銀行発行の「DCカード」、法人会員カード、JCBデビットカード、三井住友カードの旧SMBCファイナンスサービスから発行のセディナカードは登録できない。3D/Secureという本人認証サービスに登録することが必要。登録できるクレジットカードは、1人1枚となっており、複数枚のカードを決済登録することはできない。

JRAダイレクトは1日の購入回数は毎月1日から末日までの購入限度額の範囲内であれば、無制限であり、1回の購入につきシステム利用料が100円かかり、1ヶ月10万円(システム利用料含む)までの制限がある(なお、購入上限額よりショッピング枠の限度額が低い場合はその上限額まで)。登録は翌月1回払いのみでの支払いとなり、リボ払いや分割払い(リボルビング払いや分割払いへの後日変更も含む)など金利負担を伴う支払方法は利用できない(自動リボ払いに登録されているカードによる利用の場合は「1回払い」の扱いとなる)。
海外馬券

[10]

対象となる競走:競馬法(第3条の2第1項)の規定に基づき、農林水産大臣が指定する競走[11]。JRAは指定された競走について、農林水産大臣の認可を受けることで馬券発売を行うことができる。対象となる競馬の競走は必要に応じて改訂される。 同日に複数の重賞競走が開催される場合、指定される重賞競走は以下の通り。

メインレースのみの対象:プリンスオブウェールズステークス凱旋門賞など


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