極黒のブリュンヒルデ
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極黒のブリュンヒルデ


ジャンル青年漫画サイエンス・ファンタジー
漫画
作者岡本倫
出版社集英社

その他の出版社
トンカム
Panini Comics - Planet Manga
青文出版社

掲載誌週刊ヤングジャンプ
レーベルヤングジャンプ・コミックス
発表期間2012年9号 - 2016年18号
巻数全18巻
話数全181話・特別編(読切)1話
アニメ
原作岡本倫
監督今泉賢一
シリーズ構成北島行徳
脚本北島行徳
キャラクターデザイン烏宏明
音楽鴇沢直
アニメーション制作アームス
製作「極黒のブリュンヒルデ」製作委員会
放送局TOKYO MX読売テレビBS11ほか
放送期間2014年4月 - 6月
話数全13話 + OVA
テンプレート - ノート
プロジェクト漫画アニメ
ポータル漫画アニメ

『極黒のブリュンヒルデ』(ごくこくのブリュンヒルデ、英:Brynhildr in the Darkness)は、岡本倫による日本漫画作品。『週刊ヤングジャンプ』(集英社)にて2012年9号から2016年18号[1]まで連載された。
概要

本作品は、岡本倫が2002年から2005年にかけて週刊ヤングジャンプで発表した、『エルフェンリート』の系統を継承したサイエンス・ファンタジー作品であり、陰惨描写要素の多い「ダーク系」ならび「ダーク・ファンタジー」を取り入れたSF漫画でもある。

なお、ブリュンヒルデは、北欧神話における半神の女神『ワルキューレ』(古ノルド語におけるヴァルキュリア)の1人で、長姉である。リヒャルト・ワーグナーの『ニーベルングの指環』、またその原典である『ニーベルンゲンの歌』などに異なる立場で登場する。

2014年テレビアニメ化され、同年4月から7月にかけてTOKYO MXほかにて放送された。

2016年5月時点でコミックス累計発行部数は170万部を突破している[2]
あらすじ

一度見聞きしたことを忘れない特殊能力を持つ高校生・村上良太は、子供の頃に事故で死なせてしまった幼馴染の少女・クロネコのことが忘れられず、彼女と交わした「宇宙人の存在を証明する」という約束を果たすべくNASAを目指して学年トップの成績を維持し、天文部で毎日夜空を見上げて探し続けていた。

ある日、良太の前にクロネコと瓜二つの転校生・黒羽寧子が現れる。彼女は、非人道的な人体実験を行っている研究所から逃げ出してきた《魔法使い》であり、物体を破壊する「破撃」の力を持った超能力者だった。魔法使いたちの首の後ろには「ハーネスト」と呼ばれる制御装置が埋め込まれており、「鎮死剤」と呼ばれる延命薬を毎日飲まないと、身体を維持することができずに死んでしまうという。

やがて良太は、未来におこる死を「予知」する力を持つ橘佳奈、電子機器を操作する「操網」の力を持つカズミ=シュリーレンツァウアー、他人と位置を入れ替える「転位」の力を持つ鷹鳥小鳥、怪我を治す「再生」の力を持つ若林初菜たちと一緒に暮らし始める。人目を避けながらではあるが、つかの間の穏やかな幸せを感じる仲間たち。

自分たちの能力を駆使して、次々と送り込まれてくる格上の能力を持っている魔女の刺客たちを撃退していく中で、研究所の上層部「高千穂」で進行する恐るべき計画と、それに抗うレジスタンス組織「ヘクセンヤクト」の存在、自らの望みを叶えようとする研究所の所長九千怜の暗躍、そして《魔法使い》についての隠された謎が判明していく。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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