極性(きょくせい、英語: polarity)は、一般に、特定の方向に沿ってその両極端に相対応する異なった性質を持つことを指す[1]。
物理学及び化学の用語としては、原子間の結合や分子内で正負の電荷に偏りがあること[2]。「極性分子」を参照。
生物学の用語としては、以下のように分野により多義である。A. 発生生物学において、細胞(細胞極性)・細胞集団・組織・個体(軸性)何れかのレベルで1つの方向に沿って、その各部相互の相対的位置関係に関連して、形態的/生理的特性の差異を示すこと[3]。「胚発生における極性」も参照。a. 形態的に、細胞内の細胞小器官に方向性があるとき、細胞内の性質や粒子に偏りがあるとき[3]。例:腺上皮