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森 忠明(もり ただあき、1948年5月11日 - )は、日本の詩人、童話作家。東京都立川市出身、あきる野市在住。大東文化大学日本文学科中退。弟子に園田英樹、長原啓子などがいる。 伝記の記載を年譜形式のみとすることは推奨されていません。人物の伝記は流れのあるまとまった文章で記述し、年譜は補助的な使用にとどめてください。(2022年4月)
略歴
昭和40年(1965年)、「高3コース」4月号に投稿した詩が入選する(選者は寺山修司)。
昭和41年(1966年)、寺山修司に師事し、詩と脚本を学ぶ。
昭和42年(1967年)、天井桟敷文芸演出部に入部。
昭和43年(1968年)、大東文化大学中退。
昭和44年(1969年)、天井桟敷を離れ、タツノコプロを経てフリーになる。
昭和48年(1973年)、『ボビーよぼくの心を走れ』が73児童演劇脚本募集でNHK賞を受賞。
昭和52年(1977年)、『きみはサヨナラ族か』がNHK少年ドラマシリーズで放映される。
昭和62年(1987年)、『へびいちごをめしあがれ』で新美南吉児童文学賞受賞。
昭和63年(1988年)、『びわの実学校』の同人となる。大石真に師事。
平成3年(1991年)、『ホーン岬まで』で野間児童文芸賞受賞。
平成10年(1998年)、『グリーン・アイズ』で赤い鳥文学賞受賞。
平成13年(2001年)、関東医療少年院にて少年院講師を3回担当。神戸連続児童殺傷事件の「少年A」と面談。「少年A」より小説「瞹想笑いに手には名刺を」を提出される。のちに『ともきたる 空谷跫音録』にて「少年A」の著作『絶歌』を批判的に扱っている。
作品
童話
あしたのぼくらはだれだろう(挿画:岩淵慶造・金の星社、1975年)
きみはサヨナラ族か(挿画:かみやしん
風はおまえをわすれない(挿画:おぼまこと・文研出版、1977年)
悪友ものがたり(挿画:田中秀幸・文研出版、1979年)
花をくわえてどこへゆく(挿画:小林与志・文研出版、1981年)
シンドバッドの冒険(おぼまこと・公文数学研究センター、1981年)
こんなひとはめったにいない(挿画:渡辺三郎・童心社、1983年)
ぼくが弟だったとき(挿画:牧野鈴子・秋書房、1985年)
少年時代の画集(挿画:藤川秀之・講談社、1985年)
へびいちごをめしあがれ(挿画:ユノセイイチ・草土文化、1986年)
ふたりのバッハ(挿画:箕田美子・日本標準、1987年)
その日が来る(挿画:阿部中夫・国土社、1987年)
みねうちごっこ(挿画:渡辺洋二・小峰書店、1989年)
ホーン岬まで(挿画:藤川秀之・くもん出版、1990年)
どてかぼちゃ戦争(挿画:小池ヒロ・佼成出版、1992年)
あいつのリンドバーグ・ジャケット(挿画:狩野富貴子・教育画劇、1993年)
森のおばあさん(挿画:石倉欣二・佼成出版、1994年)
ローン・レンジャーの思い出(挿画:藤川秀之・文渓堂、1994年)
安寿と厨子王(堀泰明・京の絵本刊行委員会・同朋舎出版、1994年)
小さな蘭に-パパの大切なひとたちのこと-(挿画:クニモトミチコ・ポプラ社、1996年)
グリーン・アイズ(挿画:狩野富貴子・小峰書店、1997年)
末弱記者 すえよわきしゃ(挿画:鷲見可弥・Tuulee、2022年)
詩集
ハイティーン詩集(書肆楽々、2001年)
随筆
ねながれ記(銀の鈴社、2002年)
タチカワ誰故草(えくてびあん編集工房、2007年)