森山未来
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もりやま みらい
森山 未來
2023年 第36回東京国際映画祭にて
本名森山 未來
生年月日 (1984-08-20) 1984年8月20日(39歳)
出生地 日本兵庫県神戸市[1]
身長172 cm
血液型AB型
職業俳優ダンサー
ジャンル映画・テレビドラマ・舞台
活動期間1999年 -
公式サイトMIRAI MORIYAMA
主な作品
映画
世界の中心で、愛をさけぶ
百万円と苦虫女
20世紀少年』シリーズ
フィッシュストーリー
モテキ
苦役列車
北のカナリアたち
怒り
アンダードッグ
シン・仮面ライダー
ほかげ』テレビドラマ
WATER BOYS
愛し君へ
危険なアネキ
僕たちの戦争
役者魂!
その街のこども
モテキ
夫婦善哉
みをつくし料理帖
いだてん?東京オリムピック噺?』舞台
『メタルマクベス』
キャバレー
カフカの「変身」
『テヅカ TeZukA』
100万回生きたねこ
プルートゥ PLUTO』声の出演
聖☆おにいさん
犬王

 受賞
日本アカデミー賞
優秀主演男優賞
第36回『苦役列車
優秀助演男優賞
第28回『世界の中心で、愛をさけぶ
第36回『北のカナリアたち
第40回『怒り
新人俳優賞
第28回『世界の中心で、愛をさけぶ
ブルーリボン賞


新人賞

2005年世界の中心で、愛をさけぶ

その他の賞
高崎映画祭
最優秀助演男優賞
2010年フィッシュストーリー
2023年『ほかげ』キネマ旬報ベスト・テン
主演男優賞
2013年苦役列車
2021年アンダードッグ毎日映画コンクール
男優主演賞
2011年モテキ
2020年『アンダードッグ』報知映画賞
助演男優賞
2012年北のカナリアたち
ALWAYS 三丁目の夕日'64日刊スポーツ映画大賞
助演男優賞
2012年『北のカナリアたち』ほかその他の受賞については、受賞歴参照

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森山 未來(もりやま みらい、1984年8月20日 - )は、日本俳優ダンサーである。兵庫県神戸市出身。
来歴

5歳からジャズダンス、6歳からタップダンス、8歳からクラシックバレエヒップホップを始める。神戸大学附属住吉小学校に入学。

1995年:10歳の時に阪神・淡路大震災が発生し神戸市の自宅において被災。母親が経営していたダンススタジオが大きな被害を受けたが、自身の家族は無事であった[2]。そういった被災時の経験から持ち続けてきた「被災した経験が役者としての糧になっている」というような安易に前向きな美談やエピソードとしては語れない複雑な感情はNHK大阪放送局によるプレミアム10『絆・被災地に生まれたこころの歌』(2008年)、セミドキュメンタリー『未来は今』(2009年)、ドラマ『その街のこども』(2010年)といった番組制作への参加という形で自身の役者活動に影響を与えている[3]。加えて、兵庫県や神戸市との関わりはさまざまな活動を通してずっと深く、2022年にはサンテレビ制作の『KOBE LIFE』にナレーターという形で参加し、神戸市に住んでいるいろいろな人たちの営みや活動を掘り下げて紹介している[4]

1999年:15歳の時、宮本亜門に抜擢される形で舞台『BOYS TIME』に出演した。以前も舞台経験[注 1]がある。神戸大学附属住吉中学校を卒業している。

2001年:16歳の時に単発ドラマ『TEAM 2』でドラマに初出演し、『さよなら、小津先生』で連続ドラマに初出演した。

報徳学園高等学校を卒業し、拓殖大学外国語学部スペイン語学科を中途退学した。

2003年:連続ドラマ『WATER BOYS』に主要配役キャストで出演した。

2004年:社会現象となった映画『世界の中心で、愛をさけぶ』で主人公の松本朔太郎の高校生時代を演じた。本作の演技で森山自身も高い評価を受け、役者として注目を集めた。

2005年:月9ドラマ『危険なアネキ』で伊東美咲と姉弟役で主演し、平均視聴率が18.8パーセントであった。

2006年:一人二役で主演したドラマ『僕たちの戦争』がアジア・テレビジョン・アワードのシングルドラマ部門で最優秀賞を受賞した。

2007年 - 2008年:デビュー以来所属していたアトリエ・ダンカンからオフィス作へ移籍した。

2008年 - 2010年:NHK大阪放送局制作の阪神・淡路大震災関連番組[注 2]に出演した。2008年にチャリティロック・フェスティバル「GOING KOBE '08」に出演した。

2010年:3月に一般女性と入籍を発表した。7月に主演ドラマ『その街のこども』が放送文化基金賞本賞を受賞した。10月に第一子の誕生を発表したが性別と名前は非公表とした。

2011年:主演映画『モテキ』が興行収入22億円を超え、2010年放送のドラマ版も各賞を受賞した。

2012年:2月に、シディ・ラルビ・シェルカウイが振り付けを演出した舞台「テヅカ TeZukA」で初めて海外公演に出演して、ローマから香港・ニュージーランド・ルクセンブルク・フランス・ドイツの各都市などを訪問した。7月に初のラジオ冠番組「森山未來のオールナイトニッポンGOLD」でパーソナリティを務めた[5]

2013年:初めて声を担当したアニメ映画『聖☆おにいさん』が5月に公開された。10月から2014年10月までの1年間、文化庁の文化交流使としてイスラエルのダンスカンパニーインバル・ピント&アブシャロム・ポラックカンパニーなどに滞在して活動した[6]。11月に主演ドラマ『夫婦善哉』がギャラクシー賞9月度月間賞・第51回奨励賞を受賞した。

2016年:11月1日にオフィス作から独立を発表[7]した。

2021年:4月、依頼された5名の役者が監督として短編映画を製作する「アクターズ・ショート・フィルム」において監督の1人に選ばれ、古くからの友人であり役者として互いに信頼関係がある永山瑛太を主演に起用した映画『in-side-out』を発表した[8]。同年6月、新型コロナウイルス感染拡大に伴い一年に亘って公演の延期を続けていた岡田利規作の戯曲『未練の幽霊と怪物―「挫波」「敦賀」―』に出演し、イラクバグダード出身の建築家ザハ・ハディドを演じた[9]。同年7月、2020年東京オリンピックの開会式において、過去から現在までのオリンピック期間中に命を落とした人々を追悼するメッセージフィールド上に難民や被災者らを思わせるような出で立ちで現れ、ダンスなどのパフォーマンスを行った[10][11][12][13]
エピソード

名前の漢字は元々「未来」の予定だったが祖母が
姓名判断を行い苗字も含めた画数を考慮した結果「未來」と名付けてくれた[14]

幼少のころから周囲の家族の影響によりハリウッドのミュージカル作品に親しんでいた[14][15]

母は1991年から神戸でダンススタジオ「モダンミリイ」を経営しており、森山も幼少期に母親からダンスやバレエの基本的な動きを学んでいる。また、1995年の阪神淡路大震災でスタジオが大きな被害を受けたが、その後リニューアルを行い運営を再開している[16]。なお、坂口涼太郎もモダンミリイで習っていた一人。

好きな映画には『情婦』、『雨に唄えば』、『永遠のモータウン』を挙げており、自身が出演するのなら色々な作品に参加してみたいが、見る分に限って言うのなら素敵な音楽が流れている作品やミュージカル映画が昔から好きなのかもしれないと述べている。また、役者やダンサーにおいては幼少期に両親がよく流していた作品に出演していたフレッド・アステアジーン・ケリーオードリー・ヘプバーンボブ・フォッシージャック・レモンドナルド・オコナーマレーネ・ディートリヒなど昔ながらの名俳優、名ダンサー、ミュージカル俳優に憧れがあると述べている[14][15]

仕事で移動する際の暇な時間には自身が関わる作品に関連する本を読むことが多い。また、好きな作家には宮沢賢治アゴタ・クリストフ寺山修司パウロ・コエーリョ太宰治の名前を挙げている[17][14][15]

漫画作品では水木しげる手塚治虫横山光輝の作品をよくお気に入りとしてあげている[14][15]

出演した作品や一緒に仕事をした監督やスタッフや共演者から教えてもらう形で新旧、和洋のポップスなどの音楽を新しく知ることが多い。学生時代には友人らと山崎まさよしスガシカオ斉藤和義などをよく聴いたり、一緒に歌ったりしていた思い出があり、今でも新しい音源が出れば必ず聴いているくらい大好きだと話している[15]


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