梯子乗り
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東京名所八代洲町警視庁火消出初梯子乗之図(部分)、歌川広重(3代目)、明治8年(1875年)の出初式を描いた錦絵。右側で梯子乗りをしている。梯子乗りの披露(大阪狭山市、平成20年(2008年))

梯子乗り(はしごのり)は伝統芸能の一つで、真っ直ぐに立てた梯子の上で曲芸を行うこと。
概要

梯子乗りの起源は諸説ある。

消防出初式の発端になった万治2年(1659年)に行われた上野東照宮前の出初めから[1]

延宝年間に行われていた見世物(はしごさし)という説[1]

享保3年(1719年)に町火消が誕生した際、火災の方角を見るために長さすまたに身軽な若者が登ったもの[2]

また、町火消の中心となったのは鳶職であり、仕事前の準備運動や訓練のために行っていたと言われる。

現在では、消防出初式で消防士や消防団員が披露する他、鳶職の組合が正月に披露することがある。落下して重傷・重体になるケースも稀に見られる[3]
梯子乗りの形

頂上技、途中技、わっぱ、とあり頂上技なら遠見、八艘、邯鄲、背亀、鯱、等。(遠見、八艘には応用していくつか型がある。狐遠見、爪八艘等)返し技なら肝潰し、藤下がり、館返し、大返り。途中技なら腕溜め、吹流し、谷覗き、駒鯱、等。わっぱなら逆さ大の字等。二人乗りで子亀吊るし等がある。
脚注^ a b 東京消防庁<消防マメ知識><消防雑学事典>木遣とはしご乗り
^江戸消防記念会 第七区
^東京消防庁の出初め式でけが はしご乗りで男性落下










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