梢子棍
[Wikipedia|▼Menu]

梢子棍(しょうしこん、満州語:lasihik?)は中国の伝統的な武器である。木製または金属製の棍棒を鎖や縄で二対連結させたものであり、多節棍の一種。

二本の棍の長さは異なっており、長いほうの棍を持って用いる。

小型の物は沖縄に伝わる武器のヌンチャクと類似しているが、基本的に、片手で操作する武器であり、両手に一本ずつ握って操作する場合もある。

持ち手の棍が長くなっているため、持ち手の棍自体も突きや打撃に用いやすいという利点もある。

大型の物は長梢子棍と呼ばれ西洋のフレイルに相当する。中国武術では門派を問わず使用されているが、主に河南省のイスラム教徒(回族)の間で伝承されてきた武術、心意六合拳で使う物が最もよく知られている。


記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:1197 Bytes
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef