梅田貨物線
梅田貨物線を経由して京都駅 - 関西空港駅間を
直通運転する特急「はるか」
基本情報
国 日本
所在地大阪府
起点吹田貨物ターミナル駅
終点西九条駅
駅数4駅
経由路線東海道本線、大阪環状線
開業1928年12月1日
所有者西日本旅客鉄道(JR西日本)
(第一種鉄道事業者)
運営者西日本旅客鉄道(JR西日本)
(第一種鉄道事業者)
日本貨物鉄道(JR貨物)
(第二種鉄道事業者)
使用車両使用車両の節を参照
路線諸元
路線距離12.6 km
軌間1,067 mm
複線区間吹田貨物ターミナル駅 - 大阪駅間
電化方式直流1,500 V 架空電車線方式
最大勾配23.5 ‰[1]
閉塞方式自動閉塞式
最高速度吹田貨物ターミナル駅 - 新大阪駅間:
120 km/h(上り線)[2]
110 km/h(下り線)[2]
新大阪駅-西九条駅間:
95 km/h[2]
路線図
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梅田貨物線(うめだかもつせん)は、大阪府吹田市の吹田貨物ターミナル駅から大阪市北区の大阪駅、福島区の福島駅を経由して此花区の西九条駅に至る西日本旅客鉄道(JR西日本)の鉄道路線の通称である。東海道本線の支線(吹田貨物ターミナル駅 - 福島駅間)と大阪環状線の線増部(福島駅 - 西九条駅間、線路財産名称は「環状第三線」)から構成されている。経由する旅客列車の増えている現在では「梅田線」と称されることもある。 東海道本線と大阪の鉄道貨物の拠点である桜島線(JRゆめ咲線)の安治川口駅や、2013年3月末限りで廃止された梅田駅(通称「梅田貨物駅」、後の梅田信号場)とを結ぶために設けられた貨物線で、貨物列車が多く運転されている。また、東海道本線(JR京都線)新大阪方面と大阪環状線の西九条・天王寺方面を結ぶ連絡線的な役割を持ち、当線を経由する旅客列車として京都・新大阪方面と関西国際空港や南紀(和歌山)方面を結ぶ特急列車や、新大阪駅から大阪駅まで乗り入れるおおさか東線の列車が運転されている。 大阪駅北地区(うめきた)の再開発に伴い、2023年2月13日から大阪駅(うめきたエリア)地下ホーム(仮称は北梅田駅)を経由するルートとなり(その時点では地下ホームは未開業)、同年3月18日から地下ホームの営業が開始され、大阪駅に旅客列車が停車するようになった。
概要