この項目では、東京都中野区にある真言宗豊山派の寺院について説明しています。埼玉県さいたま市岩槻区にある日蓮宗の寺院については「梅照院 (さいたま市)」をご覧ください。
梅照院
新井薬師の入り口
所在地東京都中野区新井5-3-5
位置.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯35度42分50.9秒 東経139度40分3.2秒 / 北緯35.714139度 東経139.667556度 / 35.714139; 139.667556
梅照院(ばいしょういん)は、東京都中野区にある真言宗豊山派の寺院。一般には、新井薬師(あらいやくし)として知られている。山号は新井山。 中野区最大の寺院であり、西武新宿線の駅名にもなるなど、都内でも有数の著名寺院である。駅前から山門にかけては商店街の続く門前町となり、地域住民からも新井薬師として古来親しまれている。足立区にある西新井大師と同じ真言宗豊山派の寺院。高尾山薬王院、日向薬師、峰の薬師とともに武相四大薬師に数えられる。 天正4年(1586年)、僧・行春により創建された。本尊は空海作の伝承を有する薬師如来と如意輪観音像である。本尊は表を薬師如来、裏を如意輪観音とする二仏一体の像であるとされ、秘仏であるが、12年に一度、寅年のみに開帳される。江戸幕府2代将軍徳川秀忠の五女で後水尾天皇中宮の和子(東福門院)が当寺の薬師如来に眼病平癒を祈願したところ、たちまち回復したとされることから、特に眼病治癒の利益(りやく)に関して有名になった。その他子育てなどにも利益があるとされている。 当寺は広大な境内に本堂、不動堂があるほか、井戸水(白龍権現水)は一般に開放されており、飲用水として多くの人がこの水を汲みに来る。毎月8のつく日(8日、18日、28日)は縁日が開催されており、境内に多くの露店が並び、たくさんの人々で賑わいを見せている。 また、南北朝時代にこの地域に本拠地を構え、南朝方(新田義貞)についた窪寺氏の葬地にもなっている。 境内の北側は公園(新井薬師公園)になっている。
概要
交通
西武新宿線新井薬師前駅から徒歩6分[1]
JR中野駅から徒歩15分
中野駅から関東バス・国際興業バス「池11」池袋行き・「中12」江古田行きなどに乗車し約5分の「新井薬師梅照院前」で下車、徒歩2分
ギャラリー
山門
本堂
修行大師像と観世音菩薩像
不動堂
ねがい地蔵尊
薬師霊堂(多宝塔)(阿弥陀如来像と閻魔大王像を安置)