梅坪駅(うめつぼえき)は、愛知県豊田市梅坪町7丁目125番地にある名古屋鉄道の駅である。駅番号はMY08。
駅北側で三河線と豊田線が分岐しているが、豊田線の列車は隣の豊田市駅まで直通する。 明治中期まで梅坪の地名は「梅ヶ坪」と呼ばれており、駅開業にあたり駅名を梅坪にするか梅ヶ坪にするかでひと騒動あったとされている[1]。駅前に残る開驛紀念碑には「大正十二年八月建之」とあるものの、実際に開業したのは同年10月26日(官報では11月15日)であった[1]。 島式1面2線の高架駅で、20m車6両編成が停車可能なホーム長がある。改札口は高架下にあり、付近には自動券売機(継続manaca定期乗車券の購入も可能ではあるが、支払方法は現金に限られる)と自動精算機(ICカードの積み増し等も可能)が1台ずつ設置されている。以前は有人駅だったが、特殊勤務駅を経て駅集中管理システム導入を機に無人化され、隣の豊田市駅から遠隔管理されている。 ホーム上には三河線のホームセンサーシステムのためのセンサーポールが設置されていたが[5]、システム変更に伴い撤去された[6]。 のりば番線路線方向行先備考
歴史
1923年(大正12年)10月26日 - 三河鉄道の駅として開業[2]。
1941年(昭和16年)6月1日 - 三河鉄道が名古屋鉄道に合併。同社の三河線の駅となる。
1977年(昭和52年)12月25日 - 貨物営業廃止[3]。
1979年(昭和54年)
3月26日 - 高架化に伴い豊田市方面に0.2km移設[4]。
7月29日 - 豊田新線(現在の豊田線)が開業。
1986年(昭和61年)10月1日 - 梅坪駅 - 豊田市駅間複線化により配線変更[4]。
2003年(平成15年)10月1日 - トランパス使用開始に伴い駅集中管理システム導入。無人化。
2011年(平成23年)2月11日 - ICカード「manaca」の利用が可能となる。
2012年(平成24年)2月29日 - トランパスの使用を終了。
駅構造
1MY 三河線(山線)[7][8][注釈 1]下り猿投ゆき[10]
TT 豊田線-赤池・伏見・上小田井方面[10]
2MY 三河線(山線)[7][8][注釈 1]上り豊田市・知立方面[10]豊田線からの列車を含む