桜駅
駅舎
さくら
SAKURA
◄NH29 本笠寺 (0.7km) (1.0km) 呼続 NH31►
所在地愛知県名古屋市南区呼続四丁目27-15北緯35度6分23秒
東経136度56分4.7秒
桜駅(さくらえき)は、愛知県名古屋市南区呼続4丁目にある、名古屋鉄道名古屋本線の駅である。駅番号はNH30。
現在は普通列車のみが停車するが、かつて1990年代初期の平日朝に上り準急が特別停車していたことがある。
関駅が廃止となった為、名鉄では唯一の一字駅である。 相対式2面2線ホームの地上駅。ホーム有効長は6両分。改札口は1番線にある1か所のみで、2番線とはホーム呼続寄りにある跨線橋で連絡している。 駅舎が下りホームにあり、以前は上りホームに早朝・深夜、名古屋市立桜台高等学校の登校時間帯に利用できる臨時出入口が設けられていたが、トランパス利用開始に伴う駅集中管理システム導入(終日無人駅化)の際、廃止された。なお同システムは神宮前駅から遠隔管理されている。自動改札機は元々窓口(切符売り場)があった場所より少し出口に近い位置に設置されている。自動券売機はmanaca非対応のものが駅舎入口の外に2台あったが、2017年夏頃に1台に減らされた。トイレは改札を入った1番線にあり、男女別の水洗式。ホームの先端(本笠寺寄り)4両分は幅が狭く、上屋もないため、特に通過電車と雨天時の傘に注意。 山崎川・天白川間連続立体交差事業[2]に伴う高架化計画がある。 なお、隣の本笠寺駅との距離は0.7kmしかなく、線路は直線であるため、当駅のホーム端から本笠寺駅のホームを見ることができる。 のりばホーム路線方向行先 桜駅 構内配線略図 ← 朝夕ラッシュ時は桜台高校に通学する高校生で賑わうが、近くに名古屋市営地下鉄桜通線の桜本町駅があるため普段の利用者はそれほど多くない。ただ、岡崎方面からの一部の乗客は当駅で下車して地下鉄への乗り換えに利用している(連絡運輸はなし)。 年度1日平均 駅名となっている「桜」の地名は“狭い窪地”を表す「サ(狭)・クラ(座・谷)」に佳字をあてたものである。『正生考』では「狭座」とされ、『和名抄』では「作良」をあてている[8]。 駅東側100mに沿う幹線道路上に名古屋市営バスの「桜本町一丁目」バス停が、駅北側には同じく名古屋市営バスの「呼続町」バス停がある。 桜本町一丁目 呼続町
目次
1 駅構造
1.1 配線図
2 利用状況
3 駅周辺
3.1 バス路線
4 歴史
5 脚注
6 隣の駅
7 関連項目
8 外部リンク
駅構造
1NH 名古屋本線下り名古屋方面[3]
2上り東岡崎・豊橋方面[3]
配線図
東岡崎・
豊橋方面 →
神宮前・
名古屋方面
凡例
出典:[4]
利用状況
『名鉄120年:近20年のあゆみ』によると2013年度当時の1日平均乗降人員は3,262人であり、この値は名鉄全駅(275駅)中131位、名古屋本線(60駅)中36位であった[5]。
『名古屋鉄道百年史』によると1992年度当時の1日平均乗降人員は5,193人であり、この値は岐阜市内線均一運賃区間内各駅(岐阜市内線・田神線・美濃町線徹明町駅 - 琴塚駅間)を除く名鉄全駅(342駅)中87位、 名古屋本線(61駅)中30位であった[6]。
『名古屋市統計年鑑』によると、2015年度の1日平均乗車人員は1,771人である。各年度の1日平均乗車人員は以下の通り[7]。
乗車人員
2000年1,508
2001年1,509
2002年1,528
2003年1,493
2004年1,540
2005年1,491
2006年1,469
2007年1,474
2008年1,480
2009年1,449
2010年1,455
2011年1,501
2012年1,568
2013年1,633
2014年1,646
2015年1,771
2016年1,837
駅周辺 桜駅の桜
呼続公園
富部神社
長楽寺(動物霊園)
桜神明社(桜神明社古墳)
名古屋桜郵便局
名古屋市立呼続小学校
名古屋市立新郊中学校
名古屋市立桜台高等学校
環状線(名古屋市道名古屋環状線)
東海通(名古屋市道東海橋線)
桜本町駅 - 名古屋市営地下鉄桜通線(北へ徒歩5分)
バス路線
名港16 名古屋港 - 桜本町一丁目 - 地下鉄鳴子北
神宮16・南巡回 神宮東門 - 笠寺駅 - 桜本町一丁目 - 神宮東門
新瑞13 新瑞橋 - 桜本町一丁目 - 笠寺駅 - 鳴尾車庫 - 桜本町一丁目 - 新瑞橋
新瑞14 新瑞橋 - 桜本町一丁目 - ワイルドフラワーガーデン
名港16 名古屋港 - 呼続町 - 野並 - 地下鉄鳴子北
歴史
1917年(大正6年)3月7日 - 愛知電気鉄道の駅として開業[1]。
1935年(昭和10年)8月1日 - 名岐鉄道との合併により名古屋鉄道が発足したため、同社の駅となる。
1967年(昭和42年)2月16日 - 貨物営業廃止[9]。
1983年(昭和58年)5月17日 - 駅舎改築[10]。
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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