桜新町
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この項目では、東京都世田谷区の町名について説明しています。その他の桜新町については「桜新町 (曖昧さ回避)」をご覧ください。
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桜新町
町丁
桜新町駅
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.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯35度37分57.8秒 東経139度38分41.1秒 / 北緯35.632722度 東経139.644750度 / 35.632722; 139.644750
日本
都道府県 東京都
特別区 世田谷区
地域玉川地域
面積[1]
 ? 合計0.398 km2
人口(2024年(令和6年)4月1日現在)[1]
 ? 合計7,620人
 ? 密度19,000人/km2
等時帯UTC+9 (日本標準時)
郵便番号154-0015[2]
市外局番03[3]
ナンバープレート世田谷

桜新町(さくらしんまち)は、東京都世田谷区町名。現行行政地名は桜新町一丁目および桜新町二丁目。郵便番号は154-0015[2]玉川地域に属する。
地理

当地域内を走る東急田園都市線桜新町駅の南側が桜新町一丁目、北側が桜新町二丁目に分かれる。広義には桜新町駅を中心に広がる街を指す場合が多い。駅前には古くからの商店を始め、ファーストフード店やスーパーマーケットが軒を連ね、ここから弦巻深沢新町などの住宅地が四方に広がる。世田谷区深沢用賀弦巻新町と隣接する。

マンション建設ブームに伴い、平成期に入って以降、急激に人口が増えている地域の一つであるが、古くは桜新町一丁目にが、桜新町二丁目に町工場が多く、現在も駅前の世田谷目黒農業協同組合などにその名残が感じられる。桜新町2丁目には、世田谷区では珍しくなった準工業地域が今も存在する。

深沢七丁目・深沢八丁目の桜は、桜のトンネルのようになっている。1933年(昭和8年)刊行の『玉川電車名所図会』に、桜新町電停の南側に「櫻トンネル」の記載が確認できる。
地価

住宅地の地価は、2024年令和6年)1月1日時点での公示地価によれば、桜新町2-14-8の地点で95万0000円/m2となっている。ちなみに、2019年(令和2年)1月1日時点での同地点での地価は86万4000円/m2、2022年(令和4年)1月1日時点では88万4000円m2であり、年々上昇傾向にあるといえる[4]
歴史

新町の名は、この一帯は万治年間(1658 - 1660年)に開拓された農地であり、武蔵国荏原郡世田ヶ谷村彦根藩領)より独立分村し、世田ヶ谷新町村と名づけられたことに由来する。

新町は、1912年明治45年)から1913年大正2年)にかけて、東京信託株式会社(現:日本不動産)により、「都心の軽井沢」と銘打たれ、関東初の高級別荘用地である[5]新町分譲地」が造成された[5]。この時、現在の桜新町一丁目・深沢七丁目・深沢八丁目に当たる開発地の通りにソメイヨシノの並木が設けられた。

桜新町の名称は、1932年昭和7年)の東急玉川線の駅名に最初に確認できる。なお、近くの東京府立桜町高女学校(元:東京府立十一高女学校、現:東京都立桜町高等学校)は、1941年(昭和16年)から桜町の名称を使っている。

1968年(昭和43年)の住居表示実施の際、現在の桜新町の町域を新町から分離し、旧町名「新町」に「桜」を冠して桜新町とした。
サザエさんの街桜新町駅前に設置されているサザエさん一家の銅像

昭和期、当地域に漫画『サザエさん』の原作者・長谷川町子が居住していた。国道246号に程近いセブン-イレブンは、以前は「三河屋」という酒店で、漫画に登場する「三河屋さん」のモデルであった。また、桜新町一丁目の長谷川町子美術館では、『サザエさん』の原画が常設展示されているほか、長谷川姉妹所蔵の美術収蔵品展示が行われている。桜新町駅と当美術館を結ぶ商店街通りが「サザエさん通り」と名づけられ、公共スペースのあちこちにサザエさんのイラストが施されるなど、「サザエさんの町」として親しまれている。サザエさん通りを南に15分ほど行くと日本体育大学が左手に見える。桜新町駅は日体大世田谷キャンパス(本部)の最寄駅で日体大生の下宿も多く桜新町商店街が日体大の箱根駅伝出場を祝う垂れ幕など12月(過去にはアテネオリンピック祝金メダル北島康介選手「日体大卒」など)には掲げられている。1981年(昭和56年)には桜新町商店街と大学との協力で地域活性化ソフトボール大会の親睦試合も催された。
集団就職ブーム発祥の地

1952年(昭和27年)頃[5][6]、働き手不足に悩んでいた桜新町の商店では、商店会の発案で、新潟県千葉県から中学校を卒業したばかりの若者たちを受け入れた[5][7]。これがその後の集団就職ブームの先駆けとなった[7][8]
年表

1907年明治40年)4月1日玉川電気鉄道新町(のち桜新町)停留所、および、弦巻(のち新町→新町二丁目)停留所の開業。

1912年(明治45年):関東初の高級別荘用地「新町分譲地」の造成が始まる[5]

1913年大正2年):「新町分譲地」が完成[5]。このとき、分譲地域内に植樹された桜並木が評判を呼び、のちの町名改称に繋がる[5]


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