桜島線
安治川口駅付近を走行する323系による普通列車
(2017年9月)
基本情報
通称JRゆめ咲線
国 日本
所在地大阪府
種類普通鉄道(在来線・幹線)
起点西九条駅
終点桜島駅
駅数4駅
電報略号ニナセ(西成線時代)[1]
路線記号P
開業1898年4月5日[2]
所有者西日本旅客鉄道
運営者西日本旅客鉄道
日本貨物鉄道
車両基地吹田総合車両所森ノ宮支所
使用車両使用車両の節を参照
路線諸元
路線距離4.1 km
軌間1,067 mm(狭軌)
線路数双単線(西九条駅 - ユニバーサルシティ駅間)
複線(ユニバーサルシティ駅 - 桜島駅間)
電化方式直流1,500 V 架空電車線方式
閉塞方式自動閉塞式
保安装置ATS-P(全線P[3])
最高速度95 km/h[4]
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桜島線(さくらじません)は、大阪府大阪市此花区の西九条駅から桜島駅までを結ぶ西日本旅客鉄道(JR西日本)の鉄道路線(幹線)である。JRゆめ咲線(ジェイアールゆめさきせん)の愛称が付けられており、旅客案内において正式路線名の「桜島線」と案内されることはほとんどない。
本項では桜島線の前身である西成線(にしなりせん)についても記述する。 起点の西九条駅で大阪環状線に接続しており、大阪駅(梅田)方面からの直通列車も設定されている[5]。日本製鉄関西製作所(製鋼所地区)などの臨海部の工場への通勤路線であると同時に、2001年3月31日のユニバーサル・スタジオ・ジャパン (USJ) 開業後は、そのアクセス路線として機能している。また、東海道本線の吹田貨物ターミナル駅方面から梅田貨物線を経由して安治川口駅の貨物駅を結ぶ貨物路線でもあり、旅客列車のほか、西九条駅 - 安治川口駅間には日本貨物鉄道(JR貨物)によって梅田貨物線からの貨物列車が運行されている。 USJ 開業に先立つ2001年3月1日に同園の最寄り駅となるユニバーサルシティ駅が開業し、「JRゆめ咲線」の愛称が制定された。これと同時にラインカラーが定められ、大阪環状線と同じ赤(■)とされていたが、2015年3月14日から路線記号Pが設定されるのに合わせて、ラインカラーは紺(■)に変更された[6][7][8]。「JRゆめ咲線」の愛称は公募で決定された。この名前は公募1位ではなかったが、柔らかな語感と、桜島線の沿線のベイエリアはUSJを中心として大阪の夢が生まれつつある地域で、その夢が咲くことを期待して選ばれた[9]。
概要