桜山_(逗子市)
[Wikipedia|▼Menu]
日本 > 神奈川県 > 逗子市 > 桜山

桜山
町丁
桜山桜山の位置
北緯35度17分43.7秒 東経139度35分17.8秒 / 北緯35.295472度 東経139.588278度 / 35.295472; 139.588278
日本
都道府県 神奈川県
市町村 逗子市
面積[1]
 ? 合計4.01km2
人口(2018年(平成30年)4月1日現在)[2]
 ? 合計10,819人
 ? 密度2,700/km2
等時帯UTC+9 (日本標準時)
郵便番号249-0005[3]
市外局番046 (横須賀MA)[4]
ナンバープレート横浜

桜山(さくらやま)は、神奈川県逗子市町名。逗子中心市街地の南側、ほぼ田越川南岸に沿い、町名は桜山1丁目から9丁目まである。このほかに、逗子市沼間葉山町長柄を隔て、飛地として丁目が振られていない「桜山大山」がある。両区域の合計面積は4.01平方キロメートルで、逗子市全域17.28平方キロメートルの約23%にあたり、逗子市を構成する8地区中最も広い。郵便番号は249-0005[3]
目次

1 地理

2 歴史

3 桜山大山

4 世帯数と人口

5 小・中学校の学区

6 施設

6.1 公共

6.2 公園

6.3 教育

6.4 神社仏閣

6.5 史跡・文化財


7 脚注

地理 県道311号線と、葉山町との間の桜山隧道・新桜山隧道

桜山1?9丁目は逗子市街地南部にあって東西に長く、東は逗子市沼間、北は(西側から)逗子市池子、逗子、新宿に接し[5]、南はおおよそ尾根を境に葉山町に接している。西端は田越川河口南岸で一部が相模湾に面する。

東部は、東西に神奈川県道24号横須賀逗子線が通る。24号線の北側に桜山1?4丁目がある。また、24号線の北におおよそ並行して、もともと海軍横須賀軍港のために引かれた横須賀水道半原系統の上に作られたいわゆる「水道路(すいどうみち)」があり、数カ所に海軍水道の敷地の境界を示す海軍標石が残る。24号線の南側は、葉山町との間の尾根北斜面で、東から順に桜山5?9丁目がある。田越川河口近くの南岸部、桜山7丁目・8丁目間で神奈川県道311号鎌倉葉山線(田越橋?桜山隧道・新桜山隧道間)、桜山8丁目・9丁目間で国道134号(渚橋?長柄隧道間)が南北に貫通する。また、桜山8丁目では、再び県道24号線が田越川に沿って東西に走る(田越橋?渚橋間)。

また、おおよそ桜山神明社あたりを境に東側(沼間寄り)を上桜山、西側(海岸寄り)を下桜山とも呼ぶ。中央付近を中桜山と呼ぶ場合もある[6]

飛地である「桜山大山」は、森戸川源流にあたる山地で、桜山本体と同程度の面積を持つ。北部で逗子市沼間、東で横須賀市田浦大作町および田浦泉町、南部は葉山町上山口および一色、北西部は葉山町長柄と接している。西端近くを南北に神奈川県道217号逗子葉山横須賀線がすべて地下区間(南郷トンネル)で通過する以外に幹線道路の類は無く、それ以外では、尾根筋を中心に縦横にハイキング/トレッキングのコースが整備されている。
歴史

町域西南部、葉山町との境に神奈川県内最大級規模の2基の前方後円墳、「長柄桜山古墳群」が存在するほか、持田(もった)遺跡、岩ケ谷遺跡など、縄文時代から弥生時代古墳時代にかけての遺跡が多く存在する。桜山から沼間にかけての田越川南岸の遺跡分布から見て、田越川沿いに上って東京湾側へと三浦半島を横断するルートは、古代の重要な交通路であったと考えられる[7] 伝・平高清(六代御前)墓

「桜山」の地名は、古来、桜の木が多く生えていたからと言われ、江戸時代後期に書かれた地誌「三浦古尋録」は、かつて夢窓疎石が京に上る際、この地の桜を吉野に移植したとの説を紹介している[8]。一方で、もともとは植物の桜とは関わりなく、田越川南側の丘陵地に切れ込む小谷戸が連続する地形を指して「サ(小さい)」「クラ(谷や崖)」と呼んだのではないかとの説もある[9]


次ページ
記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:25 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef