桑原 陽子(くわばら ようこ、(旧姓、祷、いのり)1974年6月14日 - )は、日本棋院所属の囲碁の女流棋士。千葉県市川市出身。小林光一門下。 1979年、アマチュア4段の父に日本棋院の教室や東京八重洲のジュニア・ゴ・スクールや、津田沼や市川の碁会所に連れて行かれ碁を覚える。同じく棋院や碁会所に通った姉の真理子は、1991年全日本女子学生囲碁選手権や2006年全日本女流アマ囲碁選手権大会で優勝するなどのアマチュア強豪。この頃、子供教室にて梅沢由香里と知遇を得る。1983年、少年少女囲碁大会小学生の部で7位。1985年、全日本女流アマチュア囲碁選手権大会で敢闘賞。同年、小林光一のアドバイスもあり日本棋院院生になる。小林の研究会に積極的に参加し、小林泉美からは年も近いことから姉とも慕われている。1996年に女性のみではなく男性を含む枠で入段(宮崎志摩子以来9年ぶり2人目)と少々時間は掛かったが、その後各棋戦で活躍し女流棋士の一線級の一人となっている。碁風は力碁で、師の夫人だった小林禮子から「戦うマシーン」と呼ばれたこともある。 2010年12月長男出?、2011年2月3日第37期名人戦予選Cで復帰。7月、第24期女流名人戦リーグ入り。日本棋院囲碁情報会員ページで8月の動画講座講師。 2012年4月より、青山学院大学非常勤講師として「囲碁で養うロジカルシンキング」を開講[1]。 登場回数 5回 獲得合計 1期 日本棋院 桑原 陽子 Go Online 短期集中オンライン囲碁プログラム
略歴
1996年 入段、二段
1997年 三段
1998年 四段
2000年 五段
2006年3月11日 入籍[2]
2010年5月7日 六段(対象棋戦通算90勝)
タイトル
女流本因坊 1期(2000年)
主な良績
女流名人戦挑戦者 (2004年)
女流早碁準優勝(2004年)
女流本因坊戦挑戦者(2006年)
第35期天元戦本戦入り(2008年)
テイケイ杯女流レジェンド戦準優勝 (2022年)
脚注[脚注の使い方]^ ⇒桑原陽子六段が青山学院大学で囲碁授業を開始
^ ⇒結婚式の二次会
外部リンク
表
話
表
話
編
歴
日本の現役囲碁棋士
七大タイトル
保持者
(棋聖・本因坊・天元)一力遼
(名人)芝野虎丸
(王座・碁聖・十段)井山裕太
名誉称号
資格者
(名誉天元)林海峰
(二十四世本因坊秀芳)石田芳夫
(名誉名人・二十五世本因坊治勲)趙治勲
(名誉棋聖・名誉名人・名誉碁聖)小林光一
三大タイトル
獲得経験者
王銘?
王立誠
小林覚
高尾紳路
武宮正樹
趙善津
羽根直樹
山下敬吾
依田紀基
張栩
他七大タイトル
獲得経験者
伊田篤史
片岡聡
許家元
工藤紀夫
河野臨
坂井秀至
関航太郎
羽根泰正
彦坂直人
村川大介
山田規三生
結城聡
柳時熏
九段
青木紳一
秋山次郎
淡路修三
石井邦生
石倉昇
石榑郁郎
今村俊也
大矢浩一
大山国夫
小県真樹
加藤充志
金秀俊
清成哲也
倉橋正行
黄翊祖
黄孟正
小島高穂
小松英樹
酒井猛
佐藤昌晴
宋光復
苑田勇一
蘇耀国