「桃色吐息」
橋真梨子 の シングル
初出アルバム『Triad』
B面もいちどロマンス ?街角物語?
リリース1984年5月21日
ジャンルポップス
時間3分32秒
レーベルInvitation
作詞康珍化
作曲佐藤隆
ゴールドディスク
第4回日本作曲大賞
第26回日本レコード大賞・作詞賞
チャート最高順位
4位(オリコン)[1]
1984年度年間23位(オリコン)[1]
7位(ザ・ベストテン)
1984年年間28位(ザ・ベストテン)
6位(ザ・トップテン)
橋真梨子 シングル 年表
come back to me?フラワーホテルの女客
(1982年)桃色吐息
(1984年)ジュン
(1985年)
『Triad』 収録曲
もいちどロマンス?街角物語
(5)桃色吐息
(6)トパーズの湖
(7)
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「桃色吐息」(ももいろといき)は、1984年5月21日に発売された橋真梨子の10枚目のシングル。ビクター音楽産業内のレコードレーベル、Invitationより発売された[2]。 表題曲「桃色吐息」は、地中海をイメージさせるエキゾティックな雰囲気の漂う楽曲[3]。三貴「カメリアダイヤモンド」のCMソングとして一般に浸透し、のちに数多の歌手によってカバーされ、橋の代表曲の一つとなった。妖艶・濃厚な大人の世界を描きながら、それまで業界の大勢であったムード歌謡とは一線を画する美しさを兼ね備えた作風であり、同じく当年の大ヒットである安全地帯「ワインレッドの心」と並び称される。 作詞者の康珍化は、本作で第26回日本レコード大賞・作詞賞を受賞し、音楽界における地位を確固たるものとした。 当初「カメリアダイヤモンド」のCMソングとして発注されたものの、広告制作会社の意向により一旦は没案となった[4]。しかし本作を推していた当時の橋のマネージャーの園田正強
概要
作曲者の佐藤隆も、本作で第4回日本作曲大賞(1984年)を受賞した。翌1985年には、アルバム『土曜の夜と日曜の朝』の中でセルフカバーをしている。また本作がヒットした同時期に自身のシングル「マイクラシック-In Your Action-」がヒットした。その後沢田研二、吉川晃司、中森明菜、研ナオコ、ジュディ・オング、加藤登紀子らにも楽曲提供をしている。
橋は同楽曲で1984年末の「第35回NHK紅白歌合戦」にソロ歌手として出場を果たした。因みに橋の同番組への出演は、1974年末の「第25回NHK紅白歌合戦」でペドロ&カプリシャスのボーカリストとして「ジョニィへの伝言」を歌唱して以来、10年ぶり2回目となる。
TBS系の音楽番組『ザ・ベストテン』は同曲で唯一の出演を果たす。1984年7月19日にスポットライトで初登場。1984年8月16日以降、同年9月20日まで6週間ランクインし、最高位は7位(8月16日と8月30日の2週)。なお、『ザ・ベストテン』1984年の年間ランキングは28位だった。
カップリング曲『もいちどロマンス?街角物語?』は、テレビ朝日系ドラマ『人妻捜査官』の主題歌として使用された。
オリコン発表の売上枚数は36.8万枚[1]。
収録曲
両楽曲共に、編曲:奥慶一
桃色吐息 [3:32]作詞:康珍化/作曲:佐藤隆
もいちどロマンス?街角物語? [3:55]作詞:竜真知子/作曲:岡本朗
カバー
佐藤隆(1985年3月、アルバム『土曜の夜と日曜の朝』収録)- 作曲者によるセルフカバー
内田あかり(1985年12月、アルバム『全曲集?男たちよ』収録)
中森明菜(2002年3月、アルバム『-ZEROalbum- 歌姫2』収録)
内藤やす子(2003年11月、アルバム『ゴールデン☆ベスト』収録)
コ永英明(2007年8月、アルバム『VOCALIST 3』収録)
五木ひろし(2009年7月、アルバム『フォークソングス』収録)
アンミカ(2012年11月、アルバム『Bittersweet Memories -AHN MIKA アコースティック Cover Collection-』収録)
PENICILLIN(2013年10月、シングル「幻想カタルシス」カップリング収録)
桑田佳祐(2014年3月、DVD・BD『昭和八十八年度! 第二回ひとり紅白歌合戦』収録)
南里沙(2014年6月、アルバム『RISA Plays J-songs』収録)- インストゥルメンタル
鮎川麻弥(2014年7月、アルバム『1984』収録)
朱江波(シュー・ジャンポー)(2015年3月、アルバム『胡求Bヒット・ソングを歌う4』収録)- インストゥルメンタル
片岡雄三(2016年3月、アルバム『トロンボーン・パラダイス(3)?街角のトロンボーン』収録)- インストゥルメンタル
JUJU(2016年10月、アルバム『スナックJUJU ?夜のRequest?』収録)