桃太郎電鉄16_北海道大移動の巻!
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桃太郎電鉄16 北海道大移動の巻!ジャンルボードゲーム
対応機種PlayStation 2
Wii
Xbox 360
開発元ハドソン
発売元ハドソン
プロデューサー川田忠之
香月薫児
ディレクターさくまあきら(ゲーム監督)
音楽関口和之
池毅
美術土居孝幸
シリーズ桃太郎電鉄シリーズ
人数1-4人(対戦)
メディアPS2:CD-ROM
Wii:Wii用12cm光ディスク
Xbox 360:DVD-ROM
発売日PS2:2006年12月7日
Wii:2007年7月19日
Xbox 360:2007年12月6日
対象年齢CERO:A(全年齢対象)
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桃太郎電鉄16 北海道大移動の巻!(ももたろうでんてつじゅうろく ほっかいどうだいいどうのまき!)は、ハドソンが発売したゲーム。桃太郎電鉄シリーズ第16作。PS2では最後の、それ以外のハードでは初の桃太郎電鉄シリーズである[1]
概要

本作では、サブタイトルにもある「北海道大移動」という大型イベントが搭載されており、ある条件を満たすとゲーム中に北海道四国沖に移動するイベントが発生する(詳細は、前作からの変更点を参照)。また、ゲーム開始時のオープニング映像として、青森県五所川原市で行われる「五所川原立佞武多」にて「桃太郎電鉄 立佞武多」が登場する様子が収録されている[2]。その関係で、本作のマップの青森県内に「五所川原」など3つの物件駅が追加されている。

PS2版の発売後にWii版・Xbox 360版が発売されたことにより、『スーパー桃太郎電鉄II』以来から約12年振りに、桃太郎電鉄の1作品が3機種で発売された。また、廉価版として2009年2月5日にPlayStation 2版(PlayStation 2 the Best)が、2010年4月22日にWii版(みんなのおすすめセレクション)が発売された[3][4]任天堂の家庭用据置機向けとしては『12』以来であり、マイクロソフトの家庭用ゲーム機向けとしてはシリーズ初である。

なお、Wii版・Xbox 360版では、PS2版からゲーム内容に一部変更や追加点がある。詳細は以下の通り。
Wii版
10年のプレイ年数で総資産の最高記録を目指す「桃鉄10年トライアル!」モードを追加[4]。このモードで出した総資産の記録はニンテンドーWi-Fiコネクションを通じてサーバに登録ができ、他のプレイヤーと全国順位を競うことが可能[4]。なお、Wi-Fiを利用したオンライン対戦はできない。また、グラフィックが新規に書き起こされ、PS2版に比べ解像度が向上している[5]。使用できるコントローラーはWiiリモコン(縦持ち)のみで、手番が開始する時にはWiiリモコンのスピーカーから汽笛の音が鳴る。
Xbox 360版
PS2版をベースに、前作『桃太郎電鉄15 五大ボンビー登場!の巻』からのイベントの追加等のアレンジがされ、『桃太郎電鉄16 GOLD』のタイトル名で発売された。なお、Wii版と同様にこちらはXbox Liveを利用した「桃鉄10年トライアル!」モードが搭載されているが、やはりオンライン対戦は実装されていない。また、イベントの発生年数やスリの銀次の変装パターンなどもPS2版とWii版とは異なっている。シリーズ初のHD解像度(720pハイビジョン画質)対応となった[6]
ゲームモード
いつもの桃鉄
設定した年数だけプレイし総資産を競うモード。年数は1-100年の中から設定可能。
桃鉄3年決戦!
3年間プレイし総資産を競うモード。はじめから1億円と急行周遊カードを持ってゲーム開始となり、プラス駅・マイナス駅・目的地到着金の設定などのゲームバランスが「いつもの桃鉄」と異なっている。
貧乏神がいない!
誰かが目的地に到着しても「貧乏神」が出現しないモード。その他の基本ルールは「いつもの桃鉄」と同様。年数は10年で固定。
桃鉄10年トライアル!(Wii版・Xbox 360版のみ)
10年間プレイし、総資産の全国ランキングに挑戦するモード。
前作からの変更点

「いつもの桃鉄」のプレイ年数の最大は前作までは99年だったが、本作以降(『DS』『20周年』『WORLD』を除く)では100年に設定することができるようになった(プレイ年数の設定画面で「00」と入力すると100年プレイとなる)。

カードの「進行系」の分類が「急行系」に改められ、急行・特急・新幹線・のぞみ・リニア・急行周遊・特急周遊・新幹線周遊・のぞみ周遊カード以外のカードは全て「便利系」に分類されるようになった。

カード使用時のジングルが「カードを放て!」(池毅作曲)に変更された。

プレイ時間をより短縮するため、一部の演出が簡略化された。主なものは以下の通り。

CPUの番のみ、一部のメッセージが簡略化される(貧乏神のイベントやカード売り場駅のカード売買など)。

50年目以降から、目的地到着時のデモやCPUの番のみ貧乏神のモーフィング(変身)シーンが短縮される。


本作より、「桃鉄3年決戦!」で初めから急行周遊カードを持った状態でのスタートとなった。

Wii版とXbox 360版に「桃鉄10年トライアル!」が搭載され、家庭用シリーズ初のインターネット対応タイトルとなったが、オンライン対戦には非対応(オンライン対戦に対応したのは家庭用全体では『20周年』が、据置機に限定すると『2010』が初)。

CPUキャラクターに「むじゃ鬼」が初登場し、「赤鬼」は削除された。また、「さくま」は前作と違い最初から対戦相手として選択が可能。

本作のゲストボンビーとして「ハピネスボンビー」「ゾンビボンビー」「イレーザーボンビー」の3体の新キャラクターが登場。

キングボンビーの悪行で使用されるサイコロの色が変更(黒地に白色の目で、1の出目のみ赤色のサイコロ)。

また、キングボンビーの台詞も修正され、「お金」から「カネ」に変更された。


8種類の名産怪獣が新登場。『15』に登場した名産怪獣も数種類登場し、『G』にゲストボンビーとして登場した「ピヨピー」が名産怪獣として再登場する。

「パールくん」の真珠を拾うイベントでは、本作から「真珠カード」が削除され、マップ上の真珠を手に入れた時点で換金されるようになる。


本作より、最大限まで増資して独占された物件駅の看板の色が変更された。

種類変更を含め、40駅以上の新駅が登場。また『X(九州)』にのみ登場していた
薩南諸島が、全国編のマップに初登場。

九州・沖縄周辺のフェリーの航路が大きく変更され、新たに宮崎港が登場。沖縄本島への航路は西側から上陸するようになった。

「幸福な王子カード」「規模縮小カード」「減反政策カード」はカードとしては廃止され、マスにとまるとランダムで発生するイベントになり、「千両箱カード」「エンジェルカード」「デビルカード」以外で入手直後に効果が発動するカードはなくなった。

「渡りに船カード」を航路でも使用できるようになった。

本作より、スリの銀次の変装のレパートリーが非常に増え、年数が進むごとにパターンが変わる。

目的地の候補地パネルの内容は前作までは8年周期で変更されていたが、本作では4年周期で変更される。

「いつもの桃鉄」では、一定の年数が経過するごとに以下の特殊なイベントが発生する。

前作の成田-千歳に加え、関西-那覇を結ぶ航空路が追加される。

長岡上越糸魚川八尾高岡の物件駅が途中で追加される。

50年目以降、物件駅のコマンドに「100倍!」が追加され、物件価格の100倍の金額を払う事で他のプレイヤーの物件を乗っ取れるようになる。また、鉄道省駅では「10倍!」コマンドが増え、他のプレイヤーが持つ鉄道路線を10倍の金額を払うことで乗っ取る事ができる。

60年目以降、カード売り場駅のコマンドに「MY☆売り場」(マイうりば)が追加される。売り場ごとに指定された金額を払うとその売り場を購入でき、購入した売り場は全国どこにいても、いつでもそのカード売り場に移動しカードを売買できるようになる。『15』に引き続き登場する「特別カード売り場」も購入できるが、月面のカード売り場「静かの海」は購入できない。また、CPUはこのコマンドを使用しない。

70年目に名古屋近くと甲府近くを結ぶ「みらい超特急」というリニアモーターカーの路線建設の計画が浮上する。80年目の開通までの一定期間、1口1000億円で3兆円まで投資でき、開通後は1口につき1%の収益を決算時に得られる。投資した金額は「本社ビル」と同様に持ち金がマイナスになっても手放さずに済む資産となり、一般の鉄道路線とは異なり他人に乗っ取られない。


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