格庫線
基本情報
国 中華人民共和国
所在地青海省・新疆ウイグル自治区
種類幹線I級
起点ゴルムド駅
終点コルラ駅
駅数36駅
開業2020年6月30日(青海省)
最終延伸2020年12月9日(新疆ウイグル自治区)
所有者中華人民共和国交通運輸部
運営者ウルムチ鉄路局・青蔵鉄路公司
路線諸元
路線距離1214.6 km
軌間1,435 mm (標準軌)
線路数単線
電化方式交流電化50Hz・25,000V
最大勾配6‰
最小曲線半径1200m(困難地区800m)
閉塞方式自動閉塞
最高速度120km/h
路線図
凡例
km等級
0ゴルムド
724米蘭
785チャルクリク
南疆線トルファン駅方面
1252コルラ
格庫線
各種表記
繁体字:格庫鐵路
簡体字:格??路
?音:Geku Ti?lu
英文:Golmud-Korla Railway
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格庫線 (かっこせん、中文表記: 格??路) は、中国青海省ゴルムド市から新疆ウイグル自治区コルラ市に至る、全長1214.6kmの鉄道路線[1][注 1]。 当路線は砂漠やオアシス、高原、山脈など様々な地形を縫うように走っており、最大標高差は2500メートルを超える[2]。 また当路線は、新疆ウイグル自治区と他地域(省など)を結ぶ3本目の鉄道路線となっている[2]。 2020年6月30日に先ず青海省区間(格爾木?茫崖鎮)が開通、次いで同年12月9日に残る新疆ウイグル自治区に至る区間が開通し、全線開通となった[3][4][5][2]。 当路線の開通によって中国から西アジアや地中海、黒海地方に至る陸上輸送の大動脈を形成することになり、将来、旅客列車と貨物列車の運行の恒常化に伴って、中国西部のエネルギーや鉱物資源の流通、地域社会・経済の発展の促進にとどまらず、中国西部地域全体に巨大な発展チャンスをもたらすことも見込まれている[2]。
概要
更に2022年6月16日には、経由地の一つである同自治区バインゴリン・モンゴル自治州のチャルクリク(若羌)県内に設置されたチャルクリク駅よりホータン駅に向けて和若線が開通している[6][7][8]。
歴史
2014年12月28日 - 着工
2019年9月29日 - アルチン山トンネル貫通
2020年6月30日 - 青海省区間(ゴルムド?茫崖鎮)開通
2020年12月9日 - 全線が開通[9]