根本莞爾
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根本 莞爾(ねもと かんじ、万延元年9月15日1860年10月28日) - 昭和11年(1936年12月14日)は日本の植物学者である。 牧野富太郎と共著の『日本植物総覧』を執筆した。
生涯

陸奥国本吉郡(現宮城県)に生まれた。東京師範学校を卒業後、長野師範学校福島師範学校の教諭を務めた。福島県の植物調査に加わった。福島県の県花で、自生地が国の天然記念物「吾妻山ヤエハクサンシャクナゲ自生地」として指定されているネモトシャクナゲ(学名:Rhododendron brachycarpum D.Don ex G.Don f. nemotoanum (Makino) Murata)は1903年に吾妻山で根本の教えを受けた中原源治が採集し、根本の名前が命名された。1910年から1936年まで、帝室博物館(現在の東京国立博物館)の嘱託として標本整理に従事し、1925年に『日本植物総覧』を執筆した。Nemotoは、植物の学名命名者を示す場合に根本莞爾を示すのに使われる。(命名者略記を閲覧する/IPNIでAuthor Detailsを検索する。)
参考文献

『植物文化人物事典』
大場秀章(編集)出版社: 日外アソシエーツ (2007年4月) ISBN 4816920269

外部リンク

近代デジタルライブラリ『日本植物総覧』

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