ねぎし きちたろう
根岸 吉太郎
生年月日 (1950-08-24) 1950年8月24日(73歳)
出生地 日本・東京都
民族日本人
職業映画監督
ジャンル映画
活動期間1978年 - 1993年、1998年 -
受賞
東京国際映画祭
グランプリ
2005年『雪に願うこと』
最優秀監督賞
2005年『雪に願うこと』
観客賞
2005年『雪に願うこと』
日本アカデミー賞
優秀監督賞
1981年『遠雷』『狂った果実』
2009年『ヴィヨンの妻 ?桜桃とタンポポ?』
ブルーリボン賞
監督賞
1981年『遠雷』『狂った果実』
作品賞
1986年『ウホッホ探険隊』
その他の賞
山路ふみ子映画賞
1981年『遠雷』高崎映画祭
最優秀作品賞
1988年『永遠の1/2』日本映画批評家大賞
作品賞
1998年『絆 -きずな-』
監督賞
2007年『サイドカーに犬』
2009年『ヴィヨンの妻 ?桜桃とタンポポ?』芸術選奨文部科学大臣賞
2006年『雪に願うこと』モントリオール世界映画祭
監督賞
2009年『ヴィヨンの妻 ?桜桃とタンポポ?』紫綬褒章
2010年
テンプレートを表示
根岸 吉太郎(ねぎし きちたろう、1950年8月24日 - )は、日本の映画監督。東北芸術工科大学理事長[1]。
東京都出身。東京都立駒場高等学校、早稲田大学第一文学部演劇学科卒業。 早稲田大学卒業後、1974年日活に入社。同期には池田敏春がいる。なおこの年はにっかつが映画制作再開に伴い10年ぶりに大学卒の新卒採用を再開した年でもあった。藤田敏八、曽根中生に師事。
来歴
1978年、映画『暴る!』(長谷部安春監督)で助監督を務め、同年の『オリオンの殺意より 情事の方程式
ATGで製作した映画『遠雷』でブルーリボン賞監督賞と芸術選奨新人賞を獲得。
1982年、ディレクターズ・カンパニーの設立に参加。盟友・池田の『人魚伝説』をプロデュースする。
監督としても『探偵物語』『ウホッホ探険隊』『永遠の1/2』などの映画で評価を高めていった。
1990年代中ごろは映画製作から離れていた。この時期は、1993年から1999年にかけて中島みゆきの『夜会』の映像作品や中島の楽曲のプロモーション・ビデオの監督を務めるなど、映像監督としての活動が中心だった。その後、1998年の『絆 -きずな-』で5年ぶりに監督復帰する。
2005年に製作した『雪に願うこと』で、芸術選奨文部科学大臣賞、第18回東京国際映画祭の4部門受賞をはじめ、同年度の映画賞を多数獲得。2009年の『ヴィヨンの妻 ?桜桃とタンポポ?』では、モントリオール世界映画祭の最優秀監督賞を受賞した。2010年春、紫綬褒章受章[2]。
早稲田卒業時の論文は、野田高梧の脚本における時間経過などがテーマであり「映画監督志望なのになんで小津ではなく野田か」と、仲間内でも笑う者や不思議がる者が多かったという。
監督作品
映画
オリオンの殺意より 情事の方程式(1978年)
女生徒
表
話
編
歴
根岸吉太郎監督作品
1970年代
オリオンの殺意より 情事の方程式 (1978年)
女生徒 (1979年)
濡れた週末 (1979年)
1980年代
暴行儀式 (1980年)
朝はダメよ! (1980年)
女教師 汚れた放課後 (1981年)
狂った果実 (1981年)
遠雷 (1981年)
キャバレー日記 (1982年)
俺っちのウエディング (1983年)
探偵物語 (1983年)
ひとひらの雪 (1985年)
ウホッホ探険隊 (1986年)
永遠の1/2 (1987年)
1990年代
課長島耕作 (1992年)
乳房 (1993年)
絆 -きずな- (1998年)
2000年代
透光の樹 (2004年)
雪に願うこと (2005年)
サイドカーに犬 (2007年)
ヴィヨンの妻 ?桜桃とタンポポ? (2009年)
表
話
編
歴
キネマ旬報ベスト・テン 日本映画監督賞
1950年代
成瀬巳喜男(1955)
今井正(1956、1957、1959)
木下惠介(1958)
1960年代
市川崑(1960、1962)
羽仁進(1961)
今村昌平(1963、1968)
勅使河原宏(1964)
黒澤明(1965)
山本薩夫(1966)
小林正樹(1967)
篠田正浩(1969)
1970年代
山田洋次(1970、1977)
大島渚(1971)
熊井啓(1972)
斎藤耕一(1973)
熊井啓(1974)
新藤兼人(1975)
長谷川和彦(1976)
東陽一(1978)
今村昌平(1979)
1980年代
鈴木清順(1980)
小栗康平(1981)
深作欣二(1982)
森田芳光(1983、1985)
伊丹十三(1984)
熊井啓(1986)
伊丹十三(1987)
黒木和雄(1988)
今村昌平(1989)
1990年代
中原俊(1990)
山田洋次(1991)
周防正行(1992)
崔洋一(1993)
原一男(1994)
新藤兼人(1995)
小栗康平(1996)
望月六郎(1997)
平山秀幸(1998)
原田眞人(1999)
2000年代
阪本順治(2000)
行定勲(2001)
山田洋次(2002)
黒木和雄(2003)
崔洋一(2004)