柳津駅_(宮城県)
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柳津駅
駅舎(2019年7月)
やないづ
Yanaizu


宮城県登米市津山町柳津字谷木196.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯38度36分42.34秒 東経141度18分20.66秒 / 北緯38.6117611度 東経141.3057389度 / 38.6117611; 141.3057389座標: 北緯38度36分42.34秒 東経141度18分20.66秒 / 北緯38.6117611度 東経141.3057389度 / 38.6117611; 141.3057389
所属事業者東日本旅客鉄道(JR東日本)
電報略号ヤナ
駅構造地上駅
ホーム1面1線
乗車人員
-統計年度-30人/日(降車客含まず)
-2020年-
開業年月日1968年昭和43年)10月24日[1]
乗入路線
所属路線■気仙沼線
キロ程17.5 km(前谷地起点)
小牛田から30.3 km
御岳堂 (3.9 km)
所属路線■気仙沼線BRT
キロ程17.5 km(前谷地起点)
前谷地 (17.5 km) (4.8 km) 陸前横山
備考無人駅
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柳津駅
やないづ
Yanaizu

(4.8 km) 陸前横山
所属事業者東日本旅客鉄道(JR東日本)
所属路線■気仙沼線
キロ程0.0 km(柳津起点)
廃止年月日2020年令和2年)4月1日*
備考* 東日本大震災により2011年3月11日から休止。翌年8月20日より同区間でBRT運行開始。
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BRTの待合所

柳津駅(やないづえき)は、宮城県登米市津山町柳津字谷木(やぎ)にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)気仙沼線ならびに気仙沼線BRTバス停留所である。

当駅は鉄道路線地方交通線)としての気仙沼線の終着駅であり、BRTとの接続駅となっている。なお、BRTの一部の便は前谷地駅へ直通し、直通する便は全便が前谷地駅 - 当駅間をノンストップで運行している。
歴史

気仙沼線は、まず気仙沼駅から本吉駅までの区間が1957年(昭和32年)に開通し、次に前谷地駅から本吉駅に向かう形で線路の敷設工事が行われた。1968年(昭和43年)10月24日に前谷地駅から柳津駅までの区間が柳津線として開通し、柳津駅はこの時にその終端駅として開業した。その後、1977年(昭和52年)12月11日に気仙沼線は全線開通し、柳津駅は中間駅となった[2]が、柳津駅から気仙沼方は東日本大震災での被災を経てBRT化され、2020年(令和2年)4月1日付で43年ぶりに終端駅に戻った。
年表

1968年昭和43年)10月24日日本国有鉄道柳津線の終着駅として開業[1]

1977年(昭和52年)12月11日:本吉駅 - 当駅間開業により気仙沼線全通。柳津線が気仙沼線に編入され、気仙沼線の途中駅となる。

1987年(昭和62年)4月1日国鉄分割民営化に伴い、JR東日本の駅となる[1]

2001年平成13年)10月14日天皇皇后の宮城県訪問(国体臨席)に伴う1号御料車編成(DD51 842牽引)のお召し列車が、仙台駅から小牛田駅・石巻線・前谷地駅を経由して当駅間に運転される[3]

2011年(平成23年)

3月11日東日本大震災により営業休止。

4月29日前谷地駅 - 当駅間で再開。


2012年(平成24年)8月20日:当駅 - 気仙沼駅間がBRTで仮復旧[4]

2015年(平成27年)6月27日:前谷地駅 - 当駅間でBRTを延伸[5]

2018年(平成30年)7月1日:BRTが専用道延伸により当駅構内に乗り入れ[6]

2020年令和2年)4月1日:当駅 - 気仙沼駅間の鉄道事業が廃止される[7][8]

2022年(令和4年)3月31日:この日をもって乗車券類の販売を終了(実際の窓口業最終日は前日の3月30日)[9]

駅構造

鉄道としては単式ホーム1面1線を有する地上駅跨線橋があり、駅舎、ホームおよび駅舎の反対側の道路を連絡している。

小牛田駅管理の無人駅。以前は登米市が受託する簡易委託駅で、駅舎「ゆうキャビン」内のカウンターで乗車券類を発売していた。

かつては島式ホーム1面2線であり、1番線が下り気仙沼方面、2番線が上り前谷地方面であった。気仙沼線全通後は列車が折り返す機能はなく、途中駅として機能していた。2011年3月11日に発生した東日本大震災の影響により、4月29日から当駅から前谷地方面への折り返し運転を実施している。当初は前谷地方から2番線に進入できず、また1番線の前谷地方に出発信号機がないため、構内の手前で一度停車をしたのち、手信号代用機で2番線に進入する方法が採られていた。のちに1番線の前谷地方に出発信号機が設置され、1番線での折り返し運転に変更された。BRT専用道の整備に合わせて2番線の線路が撤去され、鉄道は単線構内となったが、場内信号機や出発信号機は従前どおり設置・動作しているので、引き続き停車場の扱いとなっている。

BRTの乗降場は鉄道ホームから気仙沼方に進んだ専用道上にあり、2車線で上下便の同時停車が可能(番線の設定はない)。鉄道駅舎とは別に待合室が設けられている他、鉄道ホームと平面で直結する通路が整備されている。専用道は駅前広場と接続しており、前谷地駅発着便の出入りや、駅前広場への留置に利用される。BRTの運行開始時は駅前広場から発着していたが、2018年7月1日より現在の乗降場に移転した。

ホーム(2018年8月)

BRTホーム(2018年8月)

鉄道とBRTの連絡通路(2018年8月)

駅構内(2018年8月)

駅構内(2015年12月)

利用状況

JR東日本によると、2020年度(令和2年度)の鉄道の1日平均乗車人員は30人である[利用客数 1]。また、BRTにおける1日平均乗車人員は17人である[BRT 1]

2000年度(平成12年度)以降の推移は以下のとおりである。

1日平均乗車人員推移
年度計BRT
2000年(平成12年)68[利用客数 2] 
2001年(平成13年)62[利用客数 3]
2002年(平成14年)76[利用客数 4]
2003年(平成15年)76[利用客数 5]
2004年(平成16年)75[利用客数 6]
2005年(平成17年)56[利用客数 7]
2006年(平成18年)49[利用客数 8]


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