柳憂怜
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やなぎ ゆうれい
柳 憂怜
本名小野 昌彦(おの まさひこ)
別名義柳 ユーレイ
生年月日 (1963-04-08)
1963年4月8日(61歳)
出生地 日本広島県府中市
国籍日本
身長170cm
職業俳優
お笑い芸人
ジャンルテレビドラマ映画
活動期間1982年-現在
配偶者川田あつ子
事務所株式会社TAP
主な作品
映画
女優霊
呪怨』シリーズ
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柳 憂怜(やなぎ ゆうれい、1963年4月8日 - )は、日本俳優、元お笑い芸人。旧芸名、柳 ユーレイ。

広島県府中市出身。株式会社TAP所属。妻は女優川田あつ子
来歴・人物

広島県立至誠高等学校卒業。

学生時代の1982年2月、『ビートたけしのオールナイトニッポン』の出待ちをしてビートたけし(北野武)に「ウチは弟子取ってないけど、毎週ここでラジオをやっているから、遊びにくるんだったらいいよ」と声をかけられたのが縁でビートたけしに弟子入り[1]。当時はまだ出待ちをしてる人はそれほどいなかったという[1]。弟子入りの順番としては、そのまんま東(現:東国原英夫)、大森うたえもん・「オールナイトニッポン」の出待ちの先輩・松尾伴内ダンカンに続く5番目[2]。芸名の由来は、たけしが小野を「あいつ幽霊みたいだよな」と言っていたことから、そのまま「ユーレイ」と呼ばれるようになった[1]テレビ朝日アイドルパンチ』のたけし軍団コーナーが1983年から始まる時、「小野の芸名どうする?」となって「じゃあ柳ユーレイでいいんじゃないの」となって芸名が決まった[1]。「たけし軍団」の面白い芸名は柳ユーレイから始まったもの[1]

1986年12月、たけし及びたけし軍団団員と共に講談社本館のフライデー編集部への襲撃に参加し、住居侵入罪・器物損壊罪・暴行罪で大塚警察署に現行犯逮捕される(フライデー襲撃事件を参照)。1988年、たけし・たけし軍団の太田プロダクションからの独立により、オフィス北野(現:TAP)へ移籍。

映画『3-4X10月』(1990年、監督:北野武)に、本名の小野昌彦名義で主演、映画デビュー。「ユーレイは演技力に非凡なものを持っている」と見たたけしが、いきなり主演に抜擢した[1][3]。以降、北野作品の常連に。また、俳優に専念するため、たけし軍団より離脱(事務所はオフィス北野にとどまる)。

北野作品以外にも『女優霊』での恐怖感あふれる演技でホラーファンを獲得。以降、中田秀夫が携わった作品にも頻繁に登場。『呪怨』シリーズに出演したことでも知られる。

一時期、家から通った方が生活費がかからないという理由で、広島にある実家から仕事の度に東京に通っていた事がある。

2008年、たけしが監督の新作『アキレスと亀』に久しぶりに起用され、その際にたけしの提案から“柳ユーレイ”より“柳憂怜”に改名。

2018年のオフィス北野騒動に際して、内外からたけし軍団1軍のひとりとして数えられていることから、芸人ではないながらもこの年までにたけし軍団に復帰している[4][5]
出演
映画

3-4X10月(1990年、北野武監督) - 主演

あいつ(木村淳監督)

みんな?やってるか!(1995年、北野武監督)

インモラル 淫らな関係(神代辰巳監督)

女優霊(1996年、中田秀夫監督) - 主演

トキワ荘の青春(1996年、市川準監督)

男たちのかいた絵(伊藤秀裕監督)

弾丸ランナー(サブ監督)

冷たい血(青山真治監督)

修羅の極道 -蛇の道-(黒沢清監督)

借王2(1997年) - 吉川春樹(代議士吉川清太郎の息子)

HANA-BI(1998年、北野武監督)

リング(1998年、中田秀夫監督)

リング2(1999年、中田秀夫監督)

皆月望月六郎監督)

純愛譜?じゅんあいふ?(李在容監督)

ラストシーン(中田秀夫監督)

刑事まつりより「吉田みのる刑事」(ユーレイ監督/脚本/編集)

HAZAN五十嵐匠監督)

自殺マニュアル2 中級編(小沼雄一監督)


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