柚子湯
[Wikipedia|▼Menu]

柚子湯(ゆずゆ)とは、
柑橘類の果実である柚子を砂糖で煮て、その香りのついた砂糖湯を熱湯で薄めた飲み物である(柚子茶)。

柚子湯(ゆずゆ)とは、柚子を浮かべた風呂である。本項では、これについて述べる。

目次

1 解説

2 科学

3 脚注・参考文献

4 関連項目

解説 ゆず湯の習慣

日本では、江戸時代頃より冬至に柚子を浮かべた湯舟に入浴する習慣がある。「ゆず湯に入れば風邪を引かない」と言われている。冬至の日において、柚子湯を用意する銭湯もある。

柚子湯の作り方としては、柚子の果実を5 - 6個輪切りにして、湯に浮かべる。皮膚が弱い人は、輪切りにした柚子の果実を熱湯で20 - 30分蒸らし、その後、布袋に入れて湯に浮かべるとよい。

「柚子湯」は季語でもある(なお柚子は秋の季語である)。

冬至と柚子との関連は必ずしも明らかではないが、柚子湯の習慣は銭湯の登場以後のことであり、一説に湯治(とうじ)と冬至(とうじ)との語呂合わせで、身体息災であれば融通(ゆうずう)が利くとのこじつけであるという。
科学

現代科学において、血液の流れを良くする血行促進効果があり、風邪の予防だけではなく、冷え性神経痛腰痛などを和らげる効果があるとされている。

検査では、更湯(普通のお湯)と柚子湯に入浴後のノルアドレナリンを比べたところ、4倍の差が出た[1]。ノルアドレナリンは血管を収縮させる効果のある成分なので、それだけ血管が拡張していたことが分かる。果皮に含まれるクエン酸ビタミンCにより、ひびあかぎれを改善したり、皮の芳香油が湯冷めを防ぐとされている。
脚注・参考文献

[ヘルプ]
^ 『東京ガス通信』2007秋冬号 p.6-7

関連項目

菖蒲湯

この項目は、温泉に関連した書きかけの項目です。この項目を加筆・訂正などしてくださる協力者を求めていますPortal:温泉)。

この項目は、日本の文化に関連した書きかけの項目です。この項目を加筆・訂正などしてくださる協力者を求めていますポータル 日本ウィキプロジェクト 日本文化)。


更新日時:2018年1月31日(水)14:57
取得日時:2019/01/21 19:13


記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:4928 Bytes
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef