柏駅
[Wikipedia|▼Menu]
.mw-parser-output .side-box{margin:4px 0;box-sizing:border-box;border:1px solid #aaa;font-size:88%;line-height:1.25em;background-color:#f9f9f9;display:flow-root}.mw-parser-output .side-box-abovebelow,.mw-parser-output .side-box-text{padding:0.25em 0.9em}.mw-parser-output .side-box-image{padding:2px 0 2px 0.9em;text-align:center}.mw-parser-output .side-box-imageright{padding:2px 0.9em 2px 0;text-align:center}@media(min-width:500px){.mw-parser-output .side-box-flex{display:flex;align-items:center}.mw-parser-output .side-box-text{flex:1}}@media(min-width:720px){.mw-parser-output .side-box{width:238px}.mw-parser-output .side-box-right{clear:right;float:right;margin-left:1em}.mw-parser-output .side-box-left{margin-right:1em}}この項目には、一部のコンピュータや閲覧ソフトで表示できない文字(Microsoftコードページ932はしご高))が含まれています(詳細)。

柏駅
東口(2017年7月)
かしわ
Kashiwa


所在地千葉県柏市
所属事業者

東日本旅客鉄道(JR東日本・駅詳細

東武鉄道駅詳細

テンプレートを表示
西口(2009年9月)

柏駅(かしわえき)は、千葉県柏市一丁目および末広町にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)・東武鉄道である。
概要

商圏を形成する商業中心都市である柏市中核市)の中心駅であり、特に東口を中心に常磐線沿線で最大規模の繁華街を形成している[1]江戸時代より水戸街道宿場町として栄えた「小金宿」と「我孫子宿」の中間に位置しており、鉄道開業当時は駅周辺は単なる農村であったが、鉄道利用者の増加に伴い、千葉県随一の繁華街へと発展した。

東日本旅客鉄道(JR東日本)の常磐線を走行する、常磐快速線[注釈 1]上野東京ライン)、常磐緩行線東武鉄道野田線(東武アーバンパークライン)の2社3路線が乗り入れている。駅番号は常磐快速線が「JJ 07」、常磐緩行線が「JL 28」、野田線が「TD 24」である。

柏駅は1973年に日本初のペデストリアンデッキ(通称「ダブルデッキ[2]」)が整備され、大規模な駅前デッキ網として知られる。駅前通りは日曜日および休日の10時から18時までの間は歩行者天国となりにぎわう。1970年代そごう島屋丸井などの百貨店をはじめ多くの商業施設が進出し、遠く茨城県埼玉県からも買い物客を集めた。1980年代以降は駅周辺に若者向けの商業施設が次々と開店し、東葛飾地域(旧:東葛飾郡北部)随一の商業拠点となった。JR柏駅の乗降客数は、つくばエクスプレスが開業するまで千葉県内で第1位であった(2023年現在は西船橋駅船橋駅、柏駅の順で第3位)。現在の柏駅周辺はつくばエクスプレス沿線の急発展に押される形でそごう閉店等陰りがみられており、再開発の構想がある。1990年代には、東京都秋葉原駅高田馬場駅神奈川県川崎駅などのハブ駅より乗車人員が多い駅として知られていた。2016年度の両社を合算した乗降人員は約39万人で、ターミナル駅として機能している。
歴史

1896年明治29年)12月25日日本鉄道の柏駅が開業[3]

当時、当駅一帯は「千代田村」「柏村」といった地名があったが、当時「千代田」は千代田城、つまり現在の皇居を示し「畏れ多い」とされる言葉だったため「柏」を採用したという経緯がある。


1909年(明治42年)10月12日線路名称制定により常磐線の所属となる。

1911年(明治44年)5月9日千葉県営軽便鉄道野田線の駅が開業[4]

1923年大正12年)12月27日北総鉄道船橋線の駅が東側に開業[5]

1929年昭和4年)11月22日:北総鉄道が総武鉄道に社名変更。

1930年昭和5年)8月30日:総武鉄道船橋線の線路を付け替え、船橋線の柏駅を野田線柏駅に統合、これにより当駅がスイッチバック構造となった。

1944年(昭和19年)3月1日陸上交通事業調整法に基づき、東武鉄道が総武鉄道を吸収合併したことに伴い、総武鉄道の駅は東武鉄道の駅となる。

1948年(昭和23年)4月16日:東武鉄道船橋線(船橋駅 - 当駅間)を野田線(大宮駅 - 当駅間)に統合、野田線と船橋線双方の終点駅から野田線(大宮駅 - 船橋駅間)の中間駅となった[注釈 2]

1956年(昭和31年)12月27日:西口を開設。

1965年(昭和40年)10月:混雑緩和のため当駅折り返しが新設される[6]

1969年(昭和44年)3月1日:仮駅舎の供用を開始し、みどりの窓口の営業を開始[7]

1970年(昭和45年)4月10日:貨物取り扱いを、東武鉄道野田線からの貨車継承を除いて廃止し、北柏貨物駅に移管[3]。同時に、常磐線複々線化工事に着手。

1971年(昭和46年)

4月1日:橋上駅舎(現在の中央口)完成[8]

4月20日:国鉄常磐線複々線化。ただし快速線にホームは設置されず。


1972年(昭和47年)

6月28日:自動改札機を設置(国鉄初の、利用者を限定しない実用試験運用、試験終了後撤去)[9][10]

10月2日:国鉄常磐線の快速線ホーム設置で快速電車が停車するようになる。


1973年(昭和48年)6月30日:この日限りで自動改札機の試験を終了。

1979年(昭和54年):東武鉄道の駅に駅ビル「柏ローズタウン」(現・柏高島屋ステーションモール)が開業。

1980年(昭和55年)10月1日客車列車を除く普通列車がすべて停車するようになる。

1984年(昭和59年)

東武鉄道野田線の貨物列車廃止。

1月:国鉄駅舎の増改築工事開始。

12月:国鉄柏駅の駅舎増築完成。コンコースの奥行きを30m拡張し、ホーム階段を4つから6つになった。


1986年(昭和61年)11月1日:国鉄特急列車(「ひたち」)の一部が停車するようになる。国鉄の荷物扱いを廃止[3]

1987年(昭和62年)

2月20日:東西自由通路(現在の南口がある橋)が完成。

4月1日:国鉄分割民営化に伴い、国鉄の駅は東日本旅客鉄道(JR東日本)の駅となる[3]


1990年平成2年)12月26日:東武柏駅の改良工事が完成[11]。コンコースが従来の3倍に広がり、ホームも拡幅される[11]。また、ホームとコンコースの間にエスカレーターが設置される[11]


次ページ
記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:137 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef