柏崎トルコ文化村
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柏崎トルコ文化村
施設情報
テーマ
トルコ
面積49000m2
開園1996年7月27日
閉園2004年11月
所在地945-0855
新潟県柏崎市鯨波740
位置.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯37度21分3秒 東経138度30分13秒 / 北緯37.35083度 東経138.50361度 / 37.35083; 138.50361座標: 北緯37度21分3秒 東経138度30分13秒 / 北緯37.35083度 東経138.50361度 / 37.35083; 138.50361
公式サイト柏崎トルコ文化村
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柏崎トルコ文化村(かしわざきトルコぶんかむら)は、かつて日本の新潟県柏崎市に存在したテーマパークである。
概要

トルコの民族紹介(ベリーダンスの実演等)や特産品の販売、世界三大料理の一つであるトルコ料理のレストランのほか、ケマル・アタテュルクの銅像(トルコ政府による寄贈[1])や子供向けのアトラクションが揃い、毛並みの変わった遊園地として地域からのニーズは高かったものの、新潟県外からの集客は取り込めず、経営状態は改善しないまま行き詰まった。

後に跡地を柏崎市が引き取り、入場料を無料として運営を続けることとし地元企業が出資した事業体の下で再出発するものの、2004年平成16年)に発生した新潟県中越地震などにより入場客は激減。再建を断念し、再度閉鎖された。

閉鎖後、倒壊の危険性を理由として、ケマル・アタテュルク像が台座から外され、野ざらしにされていた。この実態を産経新聞などが報じ、2007年末にはトルコ大使館から移設要請があった[2]。トルコとの友好関係への悪影響が懸念されたが、放置されていた銅像は、日本財団の協力を得て、東京都お台場にある船の科学館にて修復作業・一般公開を行ったのち、2010年(平成22年)6月に和歌山県串本町樫野にある樫野埼灯台近くの広場へ移設された[1]。串本町は1890年オスマン帝国の軍艦エルトゥールル号が沖合で遭難した際、住民総出で救助、看護に奔走し、食事・衣料を提供、遺体や遺品を収容し、日本とトルコの友好の地となっている。樫野埼灯台は乗組員が最初に救助を求めた場所として知られ、目前に遭難海域が見渡せる。町が挙げたいくつかの候補地の中からアダジャンル駐日トルコ大使(当時)が選んだ[3]
歴史

1996年7月27日 - 新潟中央銀行頭取の大森龍太郎が主導した3大融資プロジェクト・ゴールデンリング構想の一つとして開業(他の2つは新潟ロシア村と山梨県の富士ガリバー王国)。4万9千平方メートルの敷地に45億円をかけてイスタンブールの街並みを再現。設計は鹿島デザイン、施工は鹿島建設[4]

1998年9月 - 客足の落ち込みを挽回するため、さらに30億の資金を借り入れ、4万平方メートル敷地拡張・第二テーマパーク建設を決定。

1999年

7月24日 - 第二テーマパークオープン、入園料値上げ。

10月 - メーンバンクの新潟中央銀行が破綻。トルコ村は同行から70億の融資を受けていたが、以降資金繰りに苦しむこととなる。


2000年12月 - 柏崎商工会議所から提案されたトルコ村再建案(柏崎市が新会社に出資)は議会で否決。

2001年

5月 - 整理回収機構(RCC)が新潟中央銀行から資産の買取りを実施。

12月 - 従業員全員を解雇し休業。


2002年7月 - 柏崎市がRCCから土地建物を1億5000万円で買い取り、地元観光業者を中心に出資設立された新会社K・T・Vに、土地を年間400万・建物を無償で貸し付ける形で18日に再オープン。入園料が無料となる。

2004年11月 - 入場客激減を受け再度閉鎖。

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出典検索?: "柏崎トルコ文化村" ? ニュース ・ 書籍 ・ スカラー ・ CiNii ・ J-STAGE ・ NDL ・ dlib.jp ・ ジャパンサーチ ・ TWL(2017年8月)


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